初節句を迎える男の子。
両親は料理を用意するとかして、
お祝いの準備を行う。
このとき──
『男の子の初節句は、
どんな料理を用意すればいいんじゃい ＼(゜□゜)／』
──と、叫びたくなるかも。
今回のリサーチでまとめた情報は、
男の子の初節句に用意する料理。
初節句を迎える男の子に捧げるお祝い料理の話さ☆-( ^-ﾟ)v
初節句とは？
初節句を一言で表すのなら、
生まれて初めて迎える節句。
男の子と女の子とで、
初節句の日は違って──
- 男の子：5月5日（子供の日）
- 女の子：3月3日（桃の節句）
初節句のお祝いパーティーに参加するのは？
初節句を迎えた男の子がいる場合、
人を集めてパーティーを開くのが、
昔からのならわし。
この初節句のパーティーには、
人を招くのだけれど、
昔と今とでは招待する対象が違っている。
一昔前の初節句のお祝いパーティー参加者
一昔前の初節句には、
ご近所に子供のお披露目を行う意味があった。
このため両親や祖父母だけでなく、
多くの人がお祝いの全を囲んで、
男の子のお祝いを行った。
当時のお祝いには、
近所の人が多く集まっていたみたいだよ。
現在の初節句のお祝いパーティー参加者
現在の初節句のお祝いパーティーでは、
初節句を迎える男の子の両親と、
父方、母方の祖父母が集まって膳を囲む。
そして参加者が多い場合でも、
お祝いをくれた方や、
兄弟、親しい親戚を招いて、
お祝いの席が設けられる程度。
昔と違って無条件で、
近所の人をお祝いに招くということは、
滅多に行われなくなったよ。
この辺りには、
地域差もあるのだろうけどね。
ちなみにお祝いに来て下さった方には、
柏餅や粽（ちまき）を手土産として、
用意する家が増えているよ。
男の子の初節句の定番は？
男の子の初節句には、
菖蒲(しょうぶ)の花を飾る。
菖蒲(しょうぶ)の花は、
尚武や勝負に通じており、
たくましく育ちますようにという意味がある。
※ようは、ただのダジャレ
そして男の子の初節句のお祝いでは、
柏餅（かしわもち）や粽（ちまき）を食べる。
関東地方では、
柏餅を食べる家庭が多く、
関西地方では、
粽を食べる家庭が多いよ。
男の子の初節句に用意するお祝い料理
男の子の初節句には、
お祝いパーティーをする場合、
色々な料理を用意する。
自宅で作った料理と、
買ってきた物とを組み合わせて、
料理を準備する家庭が多い。
では、お祝いの席で、
どのような料理が並べられるのだろう？
- 柏餅か粽（ちまき）
○柏餅
関東では柏餅を食べる家庭が多い
柏餅を包むのは柏の葉
柏は新芽が出るまで古い葉っぱが落ちない
→親は子供が生まれるまで死なないという意味がある
→家系が途絶えない、子孫繁栄という意味を持つ
○粽（ちまき）
関西では粽を食べる家庭が多い
中国において古くから粽は邪気を払うとされてきた
→災いを遠ざけるという意味がある - 鯛
○縁起の良い食材の定番
神様が好む色とされ、名前もメデタイに通じる - 赤飯、ちらし寿司
○小豆（あずき）は邪気を払ったり厄除けの効果があるとされる
○最近ではちらし寿司を食べる家庭も多い - 筍(たけのこ)
○筍は成長するのが早い
→子供がまっすぐ、元気に育つようにという意味がある - 海老
○長寿と魔除けの意味がある
→腰が曲がるまで長生きをしますように
→海老の赤い色は魔除けの意味がある - 豆
○健康にマメに働きますようにという意味がある - 蓮(はす)
○蓮には穴が空いており、そこから先が見える
→人生の見通しが良いとい言う意味 - 鰹(かつお)
○勝つ男という意味
※ダジャレ - 蓬(よもぎ)
○蓬には古くから薬用成分があるとされてきた
→子供の健康を願っている - 鰤（ブリ）か鱸（スズキ）
○どちらの魚も成長すると名前が変わる出世魚
→子供の立身出世を願っている - お吸い物
○タイ、タケノコ、三つ葉などのお吸い物を用意する
上記が男の子の初節句で、
お祝いのときに用意される料理。
最近では上記の料理に加えて、
小さな子供のために、
ケーキを用意する家庭も増えている。
まとめ
男の子の初節句には、
お祝いの料理が欠かせない。
この時用意するメニューは、
女の子の初節句の料理とは、
違う点には注意しよう。
特に柏餅や粽（ちまき）は、
女の子の初節句料理には、
存在しないよね。
一方で男の子の初節句料理には、
ひなあられとか白酒とかが存在しない。
こういった違いを、
お祝いのときに教えてあげると、
子供に尊敬されるかもよ☆-( ^-ﾟ)v
