ビール

ビールを毎晩飲んでいると太る!

 

こんな話を聞いた事のある方も多いのでは?

 

事実ビールは太る可能性の高い飲み物。

ビール

 

でも「分と同じようにビールを飲んでいるのになぜか太らない人もいるんだけど……」

 

このように感じた事のある方もいらっしゃるのではと思う。

 

実はビールやおつまみの口の仕方により、太るかどうか人によって違ってくるんだよ。

 

今回は、ビールで太る理由と太らない工夫についてお伝えする。

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ビールで太る3大理由

ビールを飲むと太ると言われるけど、そこには確かな理由が存在する。

 

その理由は大きく3つにわけられ、ビールで太る3大理由と呼んでいる(私だけが)

 

ではビールがあなたのお腹を太らせる理由は何かと言うと──。

 

ビールで太る3大理由
  • カロリー
  • おつまみ
  • 飲む時間帯

 

こんな感じでビールがあなたのお腹を襲う↓

ビール

ビールで太る3大理由1:カロリー

太る

ビールのカロリーは種類にもよるけど、一般的に他のお酒よりも低い

 

  • ビール:40kcal
  • ワイン:80kcal
  • 日本酒:100kcal
  • 焼酎:200kcal

 

同じ量にするとこのような感じになる。

 

ビールのカロリーが圧倒的に低いのが分かるよね。

なぜカロリーが低いのにビールで太るのか?

ビールのカロリーは低いのになぜ太る原因になるのかと、アナタは感じたのではと思う。

 

その理由はカロリーの種類にある。

 

アルコールのカロリーは一般的にエンプティーカロリーと呼ばれ、優先的に消費されていくため脂肪に代わりにくいとされる。

 

一般的なお酒は、このアルコールのエンプティーカロリーが多い。

 

でもビールは違う。

 

ビールのカロリーの3分の1は糖質のカロリー

 

アルコールのカロリーが3分の2で、糖質のカロリーが3分の1となっている。

 

この糖質のカロリーによって私達は太ることになる。

 

とは言え、ビールは缶ビール1本(350ml)で150kcalほど、

 

だから太る原因となる糖質のカロリーは50kcalほど。

ビールのカロリー

この50ckalというのは、横になって1時間寝ているだけで消費される程度でしかない。

 

このため本来であればビールのカロリーだけでは、太る原因になるとは考えにくい。

 

だけど……ビールは大量に飲んでしまう

ビールのカロリーは大量に飲むのが問題

ビールには、太りやすいカロリー(糖質のカロリー)が、他のお酒よりも多めに含まれている。

 

でもそのカロリーの量にしたって、寝ていれば消費される程度でしか無い。

 

問題なのはビールっていうお酒は、つい何本も飲みたくなるお酒である点にある。

 

ビールはおつまみがあると、つい飲み過ぎてしまう魔性を秘めている。

 

それにおいしい飲み方っていうのが、喉で味わうと言われる一気に飲む形式の飲み方。

 

ビール好きの人ほどおいしい飲み方を実践するものだから、ドンドンとビールを消費していってしまう。

 

こういった理由から、1本当たりのカロリーは大したことが無くても時間単位でみると何本も飲むことになり、それなりのカロリーを摂取することになる。

ビールで太る3大理由2:おつまみ

理由

ビールというのは、厄介なおつまみと相性がいい。

 

このおつまみもビールで太り理由になっている。

 

というかビールその物よりも、このおつまみが原因で太るケースの方が多いと考える人がいるほど。

塩分が多目のおつまみについて

まず最初にあげるのが塩分が多めのおつまみ

 

ビールには利尿作用があり、飲むとトイレで排尿したくなる。

 

このとき体内のナトリウムが出てしまい、ナトリウムを摂取したいと体は訴えるようになる。

 

その結果、塩分の多いおつまみをおいしく感じてバクバクとドンドン食べることに。

 

たくさん食べれば当然摂取カロリーが増えてしまう。

高カロリーなおつまみについて

ビールの相棒と言ったら、なんと言っても高カロリーなおつまみ

 

ビールを飲むと、揚げ物やフライドポテトといった油を使った料理が凄く美味しく感じられる。

 

こういった油を使った料理は全体的に高カロリー。

 

ビールを飲むと酔っぱらって理性のタガが外れ、高カロリーであると分かっているおつまみでも、その誘惑に耐えきれずドンドン口に放り込むことに──。

 

これでカロリー過多にならないハズが無い!

ビールで太る3大理由3:飲む時間帯

ビール

ビールを寝酒として飲む方も多い。

 

そのせいか寝る前のビールが、太る原因になるということはあまり知られていない。

 

先に述べたように、ビールで太る原因になるのは糖質のカロリー。

 

この糖質の多いものにお菓子がある。

 

そう、寝る前にビールを飲むことはお菓子を寝る直前に食べるようなものなんだよ。

 

だから太る理由になることになってしまう。

 

でも寝る直前にアルコールを摂取する行為は、他にも色々と太りやすい理由を作り出すことになる。

寝る前のアルコール摂取は基礎代謝を低下させる

寝る前にアルコール摂取をするとノンレム睡眠の時間を削減する原因になる。

 

人間は睡眠中、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返す。

 

このうちノンレム睡眠は深い眠りの状態。

 

深い眠りは体や脳を回復させるのに必要。

 

だけど……。

 

ビールを飲むとノンレム睡眠が妨げられて、睡眠によって体が回復しなくなる。

 

そのせいで不眠の症状である疲れが取れないなどが生じて、やがて疲れのせいで基礎代謝が低下していく。

 

この基礎代謝の低下も太る原因となる。

利尿作用も睡眠を阻害する

アルコールには利尿作用がある為、排尿したくなり眠っていても起きてしまい、睡眠リズムが崩れる。

 

この結果として不眠の症状に繋がることも多い。

自律神経の乱れも基礎代謝低下の原因に

アルコール摂取により自律神経が乱れる。

 

その結果、体が冷えた状態になる。

 

眠っている状態は、ただでさえ身体活動が低下している。

 

とうぜん基礎代謝も低下しているけど、体が冷えた状態だといっそう基礎代謝が低下しカロリー消費量が減ってしまう。

肝臓の活動が弱くなる

寝ていると肝臓の活動が弱まる。

 

このときにビールの糖質が入ってきても、分解されないので脂肪になりやすい。

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ビールのカロリーで太るのを防ぐための対策について

ビールで太るのは──

  • ビールのカロリー
  • おつまみ
  • 飲む時間帯

──これら3つが主な原因。

ビール

だからこれらに気を付ければ、太る確率はグーンと下がることになる。

ビールで太るのを防ぐ各対策

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ビールのカロリーで太るのを防ぐには?

この章ではビールのカロリーで太らないための対策をお伝えする。

 

ビールのカロリーで太らないためには、当たり前だけど飲む量を減らすのが基本となる。

 

でも飲みたい欲求に抗うのは難しい。

 

だから欲求を少しでも減らす形で、飲む量を減らす工夫をする必要がある。

 

ビールの飲む量を減らすには?(飲む前)
  • 食物繊維の多い食べ物を飲む直前に食べる
     ○ビールが体脂肪になりにくくなる
       →血糖値の上昇が緩やかになるため
     ○ビタミンB群の多いものなら尚のこと良い
       →代謝がスムーズになるため
     ○食物繊維の多いおつまみの例
     ○海藻、野菜料理、切干大根、枝豆、納豆など
  • ビールの飲む量を予め決めておく
  • 喉の渇きを予め潤しておく
     ○カロリーが低くカフェインもないものを飲む
     ○喉が渇いていると飲み過ぎてしまう
  • 空腹感をある程度満たしておく

 

ビールで太るのを防ぐため、飲み過ぎないように以下のような事を実践したい。

 

ビールの飲む量を減らすには?(飲んでいる最中)
  • 小さなジョッキで飲む
     ○大ジョッキのように容量が多いと飲み過ぎてしまうため
  • ゆっくりと飲む
  • ビールと水を交互に飲む

 

ビールを飲み終わった後は、炭水化物を食べると太る原因になる。

 

だから食べるのなら、カロリーの低いデザートを選ぶようにしたい。

 

ビールの飲んだ後
  • カロリーの高い締めの料理は食べない
     ○ラーメンなどはダメ
     ○炭水化物などは避ける
  • 食べるのなら低カロリーのデザートがオススメ
     ○寒天ゼリー、味噌汁、こんにゃくヌードルなど
  • 体を温めるとアルコールの分解が早くなる

 

ビールで太るのを防ぐには休肝日も大切

ビールで太らないためには休肝日も大切。

 

お酒を毎日飲んでいると、アルコールを分解するのに肝臓に負担がかかる。

 

この結果、体全体の代謝が悪くなることに──。

 

代謝が悪くなると、摂取したカロリーがすぐに中性脂肪や体脂肪になってしまう。

 

だから休肝日を確保して代謝を改善するようにすることは、ビールで太らないために必須と言える。

 

──と、いうのは根拠が示されていない考えだという意見もある。

 

休肝日を設けてお酒を飲まなくても肝臓が何も仕事をしない日はない。

 

また休肝日を設けようとも、それを口実に翌日に飲み過ぎては逆効果にしかならない。

 

でも休肝日を設ければ、お酒という負担が減るわけだから無駄だということはない。

 

それでも基本となるのは、休肝日ではなくお酒はホドホドにするという考え。

 

飲み過ぎには注意をしよう。

 

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ビールを寝る前に飲んで太るのを防ぐには?

寝酒としてビールを飲む方も多い。

 

でも寝る直前のビールは太る原因になってしまう。

 

この事態を防ぐには、寝るまでに体に入ったアルコールが分解されている必要がある。

 

ビール500mlの場合、一般的な体質であれば3~4時間でアルコールが分解される。

 

コレを踏まえると、アナタが眠りに入る時間の4時間前にはビールを飲み終わっていればいい事になる。

 

一般的な缶ビールの場合は500mlに量が届かない物も多い。

 

だから眠る2時間前までに飲み終わるのが目安だと考えればいいよ。

寝る前のビールで太る理由

アルコールは肝臓で分解されて無毒化される。

 

だけどこの肝臓の機能には限界がある。

 

眠った状態だと体の機能全体が低下し、とうぜん肝臓の機能も低下することに──。

 

この結果、起きている状態よりも寝ている時には肝臓のアルコールを分解する許容量が減り、処理しきれなかった分が脂肪になる。

 

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ビールのおつまみを食べても太る!どうすれば避けられる?

ビールのお供であるおつまみ

 

このおつまみもビールを飲んだ時に太る原因になる。

 

太るのを防ぐには、おつまみのカロリーを抑える、胃を守るおつまみを食べる、こういって点に気をつける必要があるよ。

 

オススメのおつまみ
  • 油が少なく高タンパク質のおつまみ
     ○豆腐類
     ○鶏のササミ
     ○鶏の胸肉
     ○ハツやセンマイといった内臓
  • 食物繊維の多いおつまみ
     ○海藻
     ○野菜料理
     ○キノコ類
     ○切り干し大根
     ○ひじき煮
     ○納豆
     ○枝豆
  • よく噛む必要のあるおつまみ
     ○根野菜(ゴボウなど)
     ○イカの干しもの
     ○コンニャク
  • 低カロリーなオヤツ
     ○枝豆
     ○冷ややっこ

 

おつまみにはビールを飲んでも太りにくい食べ方がある。

 

食べるおつまみの種類に気をつけると共に以下の点にも気をつけることで、更に太りにくくなる。

 

太りにくいおつまみの食べ方
  • ビールを飲む前に
     ○血糖値の上昇を緩やかにする物を食べる
       →ビールが体脂肪になりにくくなる
       →食物繊維の多いおつまみが良い
  • よく噛んで食べる
     ○代謝が高まるから
  • ビールだけを飲むのは避ける
     ○おつまみも必ず食べる
       →代謝に必要な栄養素を確保するため

 

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終わりに

今回はビールを飲んで太る理由と、ビールで太らないための対策をお伝えした。

 

色々な太らない対策があるけど、全て実行しようとするとストレスが溜まる。

 

そしてストレスから逃れるために、ビールを大量に飲んでしまう──そんな事態が起きかねない。

 

だから、ビールで太らないための対策は、無理をしない範囲で実施するようにしよう。

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