
インフルエンザB型は2月~3月に流行する。
子供は発熱するけど大人は発熱しない場合が多いなど、子供と大人とでは症状に違いがある。
今回のリサーチでまとめたのは子供のインフルエンザB型の症状について。
子どもの為のインフルエンザB型情報さ☆-( ^-゚)v
インフルエンザB型とは?
インフルエンザB型というのは、A型の流行が終わった2月~3月に流行るインフルエンザ。
潜伏期間は1~3日で、この間に一般的なインフルエンザの症状が出る。
でもインフルエンザB型は、A型とは症状が少しだけ違う。
気管支や消化器官系に影響も出て、炎症を起こすことがある。
あと大人と子供の症状の違いとして大人は発熱しない場合が多いという特徴がある。
- 発熱
- 倦怠感
- 頭痛
- 嘔吐
- 鼻水
- 咳
- のどの痛み
- 腹痛
- 腰痛
- 下痢
- 筋肉痛など
子どもがインフルエンザB型に感染したときの症状
インフルエンザB型に感染すると、子供の場合は微熱が出やすいなど大人とは違ういくつかの特徴がある。
- 微熱が出やすい
- 咳や痰(たん)が多く出る
- 消化器系への影響
○特に気管支系には影響が出やすい
○子どもは重症化しやすい
○→肺炎になりやすい
大人がインフルエンザB型に感染しても発熱しない理由
大人がインフルエンザB型に罹っても発熱しない場合が多い。
これは人からしか感染しないB型は、A型と違ってウイルスが突然変異しにくいのが理由。
ウイルスが突然変異しにくいので、免疫ができた後は長期にわたって活躍する。
このためインフルエンザB型の症状が出ても、長期にわたって症状を弱めることができるんだ。
なぜ大人はB型に感染しても発熱しないのか1
大人はB型の免疫を持っているため、B型への抵抗力がある。
一方で、子供は免疫がないため、B型に感染したときに発熱する。
これが大人が子どもと違って、B型に感染しても発熱しない理由の一つ。
なぜ大人はB型に感染しても発熱しないのか2
子供はインフルエンザに感染すると、二峰性発熱が起こりやすい。
二峰性発熱というのは、発熱が2回起こることだと考えてもらえれば大丈夫。
この二峰性発熱なんだけど、B型の方がA型よりも起こりやすい。
子供の症状の方が大人よりも重いと言われる理由
インフルエンザに罹ると、子どもは大人よりも症状が重くなるとされている。
抵抗力の問題もあるけど、症状の自覚が無いという理由もある。
別の言い方をするのなら自分がインフルエンザに罹っても、子供は気付くことができない場合が多いと言うこと。
このためインフルエンザに感染していると気付いた時には、重症化していたということが多いんだ。
インフルエンザB型の病院での治療について
インフルエンザB型の治療には、生活療法と薬物療法とがある。
- 薬物療
○発症後48時間以内なら効果的
○ウイルスを体外に排出する薬を使う - 生活療法
○薬物療法後に行われる
○睡眠をとりウイルスを体外に出す
治療時の注意点
生活療養のとき水分補給に気を付けよう。
発熱すると体の水分が減り脱水症状が出やすくなる。
子供は倦怠感などによって水分を全くとらないことがあるからご両親は注意しようね。
まとめ
今回のリサーチでは、子供のインフルエンザB型の症状をまとめた。
インフルエンザB型に子供が感染すると、何が最も問題かと言うとインフルエンザの感染に気付かないこと。
子ども自身も気付かない間に、インフルエンザの症状が悪化して、肺炎になっている場合もある。
だからご両親は、子供の異変に気づくように日頃から注意する必要があるんだ☆-( ^-゚)v
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