初盆や新盆では、
遺族や親族のみでなく、
個人の友人や仕事仲間も招く。
そしてお返しをするけど、
何をどのようにお返しすれば良いのか、
迷うことは多いハズ。
今回のリサーチでは、
初盆のお返しの品物について。
初盆を迎える前に知っておきたいマナーさ☆-( ^-゚)v
初盆のお返しとは?
初盆のお返しというのは、
お香典、線香代・提灯代などを、
頂いたときのお返し。
初盆のお返しは必ず必要か?
初盆のお返しは、
必ず何らかの形で返すことになる。
でも地域によって、
色々な風習があるから、
地域の風習に従うのが基本。
例えば多くの地域では、
物で返している。
でも法要の後に用意する食事の席を設けて、
それをお返しとして考える地域もある。
初盆のお返しについて
故人、遺族や親族と親しかった場合は、
初盆の法要後に食事の席を設ける地域もある。
会食を行わない場合は、
引き出物と共にお酒や折詰弁当を、
一緒に持って帰ってもらう。
会食を行うかは、
地域の差が大きいので、
事前に調べておく必要がある。
お返しをする時期は?
新盆の法要に参加して下さった方には、
お帰りの際にお持ち帰りしていただくことになる。
では、法要に参加できず、
香典のみを送って下さった方は?
この場合は、
お礼の品とあいさつ状が、
少しでも早い時期に届くようにする。
いつまでに届けないといけないかという、
具体的なタイミングは決まっていないけど、
とにかく早く届けるのがマナーとされている。
香典の相場は?
香典の相場は、
一般であれば3000円~5000円。
故人との関係が親しければ、
5000円~10000円になる。
さらに香典以外のお供えを、
用意することもある。
このとき親戚の人は、
盆提灯を送る場合があるけど、
住宅事情によりお金を送ることがある。
盆提灯(ぼんちょうちん)の代わりに、
お金を送る時には、
御提灯代と表書きしてお金を包む。
引き出物の予算はいくらぐらい?
引き出物は、
頂いた御供物料や香典の、
半分から三分の一が目安になる。
もし用意した引き出物よりも、
頂いた香典の方が多すぎた場合は、
別途でお礼の品を送る場合もある。
新盆の引き出物はなにが良いの?
新盆の引き出物は、
消えものが基本になる。
具体例を挙げるののら……。
- 食品
○お菓子
○調味料 - 洗剤
次に引き出物選びで、
ポイントとなるのはどこかをまとめるよ。
- 消え物である
- 好き嫌いをする人が少ない
- 日持ちする
最後に、
お盆で定番と言える引き出物をまとめるよ。
- 海苔(のり)
- お茶
- そうめん
- 水菓子
○ゼリー
○ようかん - カタログギフト
- 石鹸
- 調味料
- お菓子
例外的な慣習
お盆では世間の傾向よりも、
地域の慣習が優先される。
だから他の地域とは、
大きく違う形でお返しをする場合があるんだ。
例えば、静岡県の遠州地方。
浜松市や袋井市、磐田市とかでは、
一部で盆義理という風習を行っている。
盆義理というのは、
初盆の家に町内から一家に一人ずつ弔問に行き、
一人につき1000円~3000円の香典を持っていく。
対して盆義理で来て頂いた家では、
俺以上に500円~1000円の品をお渡しする。
ちなみに、
盆義理には、のしがないことが多い。
もし、のしを付けるのなら、
志と書いて、下段に家名か施主のフルネームを、
入れることになる。
引き出物の、のし
お返しである引き出物には、
当然のしが必要。
のしの表書きは、
宗教に関係なくお返しできる志が一般的。
下段には施主のフルネームか、
施主の家名を入れるのもお忘れなく。
他には、どんな表書きがあるかというと……
- 新盆供養
- 御初盆志
- 初盆供養
- 新盆志
- 志
- 初盆志
- 御新盆志
お返しには苦労がつきもの
新盆のお返しについて、
今回はまとめた。
ここまでお読みになられたアナタなら、
基本的な知識を手に入れたことになるはず。
ただ、お返しである引き出物には、
色々な苦労が付きまとう。
例えば引き出物が不足しないように、
余分とも言える数を用意したりしないといけない。
それに、のしを書いたり張り付けたりの作業も、
量が多いとなかなか大変。
このような苦労を避けるのなら、
冠婚葬祭専門のお店を活用するのも手。
品物が余っても返品OKな所も多いから、
安心して新盆を迎えられるはずだよ☆-( ^-゚)v