話題-百鬼夜行

酒粕の甘酒が秘めた効能!アルコール入りでも飲みたい理由

甘酒は別名、飲む天敵──もとい飲む点滴

 

ただ甘酒には、
酒粕米麹で作られた2種類がある。

 

このうち、
飲む点滴と呼ばれているのは、
米麹で作られた甘酒の方。

 

でも酒粕で作られた甘酒には、
美容の面で優れた効用がある。

 

今回のリサーチでは、
甘酒効能をまとめたよ。

 

栄養たっぷりな甘酒についての情報さ☆-( ^-゚)v

米麹と酒粕の読み方

酒粕=さけかす

米麹=こめこうじ

 

酒粕と米麹の甘酒の特徴

甘酒には、
酒粕で作られた物と、
米麹で作られた物とがある。

 

これらの大まかな特徴をまとめると……。

 

酒粕と米麹の甘酒の特徴
  • 酒粕の甘酒
     ○甘さがないので砂糖を加える場合が多い
     ○アルコールをふくんでいる甘酒
  • 米麹の甘酒
     ○米麹を煮詰めて作る
     ○麹が糖に変わるので自然な甘さになる
     ○アルコールは含まれていない

 

酒粕の甘酒と米麹の甘酒とでは、
含まれている栄養成分が違う

 

では、それぞれに、
どんな栄養成分があるのか見て行こう。

 

酒粕の甘酒の栄養成分と効能

酒粕というのは、
日本酒を絞ったあとに残る、
白い固形物のことを指す。

 

酒粕を使った甘酒というのは、
この酒粕を水に溶かして作られるけど、
甘味が薄い

 

このため砂糖を加えることになるよ。

 

それと米麹の甘酒と違って、
アルコールが含まれる点に注意したい。

 

アルコールが含まれているから、
以下のような人は特に注意しよう。

 

酒粕の甘酒に注意したい人
  • 妊婦さん
  • 子ども
  • 車を運転する人
  • 未成年者

 

これらの人が甘酒を飲む前には、
酒粕製か米麹製か確認するようにしようね。

 

酒粕の甘酒の栄養成分や効能

酒粕の甘酒は、
美容に良い成分が多い。

 

不溶性食物繊維が多いし、
ビタミンやたんぱく質に関しては、
米麹製の甘酒に比べて、
数倍も入っている。

 

酒粕の甘酒の代表的な栄養成分
  • 不溶性食物繊維
     ○便秘に良い
  • ビタミンB
     ○美白効果のある栄養成分
  • たんぱく質
  • レジスタントプロテイン
  • スフィンゴ脂質

 

酒粕の甘酒の効能について

酒粕の甘酒には、
他にも様々な効能が期待できる。

 

例えば……

悪玉コレステロールを減らし
善玉コレステロールを増やす働き。

 

あと、
インスリンと同じように働く物質も、
含まれている。

 

でも特に注目したいのは、
レジスタントプロテインとスフィンゴ脂質

 

酒粕の甘酒の効能で注目!レジスタントプロテイン

酒粕の甘酒で、
注目したい効能を生む、
レジスタントプロテイン

 

この栄養成分のおかげで、
酒粕の甘酒は、
油っこい食べ物に良い効果を発揮する。

 

レジスタントプロテインは、
消化されにくく、を取り込んで、
体外に排出する。

 

このため悪玉コレステロールが、
減少するんだ。

 

レジスタントプロテインについて

レジスタントプロテインは、
お米に含まれている。

 

お米を使って日本酒を作る時、
麹と酵母によってタンパク質などは、
分解されていくんだけど──。

 

レジスタントプロテインは、
分解されにくいタンパク質。

 

このため、
酒粕となることで、
濃縮されているんだよ。

 

酒粕の甘酒の効能で注目!スフィンゴ脂質

スフィンゴ脂質が含まれるおかげで、
酒粕の甘酒は美容に良い効果がある。

 

酒粕の甘酒に含まれるスフィンゴ脂質は、
セラミドの成分。

 

スフィンゴ脂質の働きは何かというと、
肌の角質層で細胞同士を繋げて、
肌の潤いを保つこと。

 

シミの元として有名な、
メラニン色素であるチロシナーゼが、
活性しないように抑えて、
紫外線を浴びてもシミができにくくしてくれる。

 

こういった健康的な肌を作る効果が、
スフィンゴ脂質のおかげで、
酒粕の甘酒の効能として存在するんだ。

 

甘酒を飲むのなら米麹を

甘酒には、
酒粕から作る甘酒と、
米麹から作る甘酒がある。

 

美容面では酒粕の方が強いけど、
健康効果を期待して甘酒を飲むのなら、
米麹から作る甘酒の方が良い。

 

米麹製の甘酒は、
調理過程で最高の温度が60℃

 

一方で酒粕製の甘酒は、
調理過程で60℃以上に加熱する。

 

このため、
酒粕製の甘酒よりも米麹製の甘酒の方が、
酵素やビタミンの損傷が少ない。

 

ちなみに甘酒の酵素は、
デンプン分解酵素や、
タンパク質分解酵素が多いから、
胃の消化を助けてくれるよ。

 

だから甘酒を飲むと、
消化の消費エネルギーが、
少なくて済むことが期待できる。

 

この効果は、
夏バテの時みたいに、
体力が減少している場合に、
ありがたいよね。

 

米麹の甘酒の効能について

米麹の甘酒は、
米麹、水、米を発酵させて作る。

 

発酵させると、
米のデンプン質がブドウ糖に変わるため、
米麹の甘酒には自然な甘みがある。

 

また、
アルコールを含まないという、
特徴もある。

 

よって酒粕の甘酒とは違って、
米麹の甘酒は妊婦さんや子どもでも、
安心して飲めるんだ。

 

それに米麹の甘酒は、
栄養価がすごくて、
飲む点滴とすら言われているよ。

 

米麹の甘酒に含まれる代表的な栄養成分
  • ビタミンB群
     ○B1
     ○B2
     ○B6
  • アミノ酸
     ○システイン
     ○グルタミン
     ○アルギニン
  • オリゴ糖
  • 葉酸
  • コウジ酸
  • ブドウ糖
  • 食物繊維

米麹の甘酒の効能について

米麹の甘酒は、
飲む点滴と呼ばれるだけあって、
とても栄養価が高い。

 

だから体が弱っているときに飲むと、
良い効果が期待できる。

 

それ以外にも、
便秘の改善効果もある。

 

米麹の甘酒の効能!便秘改善効果

米麹の甘酒に含まれるオリゴ糖は、
便秘解消に役立つ。

 

米麹の甘酒にはオリゴ糖だけでなく、
食物繊維も含まれている。

 

このため、
食物繊維が悪玉菌を減らし、
オリゴ糖が腸内の善玉菌を増やす。

 

もちろん食物繊維の効果により、
腸内の老廃物も減らすことが可能。

 

米麹の甘酒の効能!美肌効果

米麹の甘酒にも、
酒粕の甘酒と同様に、
美肌に関する効能がある。

 

米麹の甘酒の美肌効果は、
ビタミンB群とコウジ酸によるもの。

 

ビタミンB群は、
美肌ビタミンと呼ばれていて有名だよね。

ビタミンB群は、
皮膚の新陳代謝を助けたりする。

 

※コメントで頂いた情報によると、
米麹のビタミンはごく微量なので効果が薄いとのことです。

 

コウジ酸は、
メラニンを抑制する。

 

あと肌を黄色くくすませる、
黄ぐすみの抑制効果があるよ。

 

甘酒の良い飲み方

甘酒には、
米麹の甘酒と酒粕の甘酒の、
2種類が存在している。

 

どちらの甘酒もカロリーが高く、
1日に、約200mlが、
適量とも言われている。

 

でも人によっては、
毎日200mlを飲んでいたら、
飽きてしまうという人もいるかも。

 

そんな人は、
ホッとスムージーにして、
甘酒の効能を楽しんだらどうだろう?

 

スムージーにするだけなら、
甘酒のツブツブが苦手という人も、
飲めるからね。

 

朝なんかに、
果物や牛乳を好みに応じて混ぜ、
その後で甘酒を入れるだけで完成する。

 

終わりに

食事の前後に飲めば、
甘酒の酵素が消化をサポートしてくれるから、
食事の前後の飲酒もオススメ。

 

また栄養価が高いから、
朝食代わりにも飲めるよ。

 

もちろん朝食で飲むのなら、
アルコールの入った酒粕の甘酒は避けようね☆-( ^-゚)v

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