前回は、雨天バーベキューの事前準備についてお伝えした。
→雨天バーベキューを成功させる対処法!場所選び・持ち物・雨具の選び方
雨が降ると、バーベキューを続けるのが難しくなる場合もある。
だから、楽しみが無くなってしまい残念に感じることも……。
でも、雨に備えておくことで、バーベキューを続けられることも多い。
今回の記事では、実際に雨天バーベキューを行う際の対処法についてお伝えさせて頂く。
3. 雨天バーベキューの対処法:トラブルを回避して楽しむ
雨天バーベキューには、対処法が必要となる。
対処法とは、雨天で起こりやすいトラブルを回避するための方法。
雨天で起こりやすいトラブルには、以下のようなものがある。
- 火おこし
雨天でも確実に火を起こす方法 - 調理
雨天でも美味しく調理するための工夫 - 食事
雨天でも快適に食事を楽しむ - 後片付け
雨天でもスムーズに片付ける
それぞれのトラブルについて、対処法を見ていこう。
火おこし:雨天でも確実に火を起こす方法
火おこしは、バーベキューの基本。
しかし、雨天では、火おこしに苦労することが多い。
雨天で火おこしをするときは、以下のポイントに注意しよう。
- 着火剤の種類と選び方
- 雨天での火おこしのコツ
- 失敗しないための注意点
着火剤の種類と選び方
着火剤とは、火を起こすために使うもの。
着火剤には、以下のような種類がある。
- 炭
バーベキューの定番の着火剤です。炭には、木炭や練炭などがあります。炭の選び方は、以下のポイントに注意しましょう。- 木炭
香りや炎が良いですが、火おこしが難しく、時間がかかります。木炭を使うときは、十分に乾燥させておきましょう。 - 練炭
火おこしが簡単で、燃焼時間が長いですが、香りや炎が悪く、煙が多いです。練炭を使うときは、火力調節に注意しましょう。
- 木炭
- 点火剤
炭に火をつけるために使うものです。点火剤には、液体や固形などがあります。点火剤の選び方は、以下のポイントに注意しましょう。- 液体の点火剤
火おこしが簡単で、速く火がつきますが、危険性が高く、煙や臭いが強いです。液体の点火剤を使うときは、安全に注意しましょう。 - 固形の点火剤
火おこしが安全で、煙や臭いが少ないですが、火がつくまでに時間がかかります。固形の点火剤を使うときは、十分に火がついているか確認しましょう。
- 液体の点火剤
- 着火器具
点火剤に火をつけるために使うものです。着火器具には、マッチやライターなどがあります。着火器具の選び方は、以下のポイントに注意しましょう。- マッチ
使いやすく、安価ですが、濡れたり、風に吹かれたりすると使えなくなります。マッチを使うときは、防水や防風のものを選びましょう。 - ライター
濡れても風に吹かれても使えますが、燃料が切れたり、故障したりすると使えなくなります。ライターを使うときは、予備のものを用意しましょう。
- マッチ
雨天での火おこしのコツ
雨天での火おこしのコツは、以下のようになる。
- 火おこしの場所は、雨や風から遮られた場所を選ぶ
- 炭や点火剤は、濡れないように保管する
- 炭は、十分に乾燥させておく
- 点火剤は、炭の下に敷き詰める
- 着火器具は、点火剤に近づけて火をつける
- 火がついたら、扇風機や団扇などで空気を送る
- 火が強くなったら、炭を均等に広げる
失敗しないための注意点
火おこしを失敗しないためには、以下の注意点を守ろう。
- 火おこし中や使用中は、火のそばを離れない
- 火おこし中や使用中は、火の状態や周囲の状況に注意する
- 火おこし中や使用中は、水や油などの危険物を近づけない
- 火おこし中や使用中は、子供やペットを近づけない
- 火おこし後は、火が完全に消えているか確認する
- 火おこし後は、炭や灰を冷ましてから処理する
調理:雨天でも美味しく調理するための工夫
調理は、バーベキューの楽しみの一つ。
しかし、雨天では、調理に苦労することがある。
雨天で調理をするときは、以下のポイントに注意しよう。
- 風よけ対策
- 食材の衛生管理
- 調理時間の短縮
風よけ対策
風よけ対策とは、風によって火力が不安定になったり、食材が飛んだりするのを防ぐための方法。
風よけ対策は、以下のように行う。
- 調理の場所は、風の影響を受けにくい場所を選ぶ
- 調理器具は、風に強いものを選ぶ
- 風よけ用のシートや板などを設置する
- 食材は、風に飛ばされないように重しをかける
食材の衛生管理
食材の衛生管理とは、食材が雨や汚れによって傷んだり、細菌によって汚染されたりするのを防ぐための方法。
食材の衛生管理は、以下のように行う。
- 食材は、冷蔵庫やクーラーボックスなどで保管する
- 食材は、密閉容器やラップなどで包む
- 食材は、生ものと加熱したものを分ける
- 食材は、早めに調理する
調理時間の短縮
調理時間の短縮とは、雨天で火力が不安定になったり、食欲が落ちたりするのを防ぐために、調理時間を短くする方法。
調理時間の短縮は、以下のように行う。
- 小さく切る
- 下茹でやレンジで加熱する
- アルミホイルやバナナの皮などで包む
- 一度に少量ずつ調理する
食事:雨天でも快適に食事を楽しむ
食事は、バーベキューの目的の一つ。
しかし、雨天では、食事に不快感を感じることがあります。雨天で食事を楽しむためには、以下のポイントに注意しよう。
- テーブル・イスの設置
- 食器・カトラリー
- 雨よけ対策
テーブル・イスの設置
テーブル・イスの設置とは、食事をする場所を快適にするための方法。
テーブル・イスの設置は、以下のように行う。
- 雨や風から遮られた場所を選ぶ
- 水はけの良い場所を選ぶ
- 人数や食材に合わせて、大きさや数を決める
食器・カトラリー
食器・カトラリーとは、食事をするために使うもの。
食器・カトラリーは、以下のポイントに注意して選ぼう。
- 割れにくく、軽いものを選ぶ
- 使い捨てのものや、洗いやすいものを選ぶ
- 食材やメニューに合わせて、種類や数を決める
雨よけ対策
雨よけ対策とは、食事中に雨に濡れたり、食材が水っぽくなったりするのを防ぐための方法。
雨よけ対策は、以下のように行う。
- タープやテントなどで雨よけする
- テーブルクロスやシートなどで水よけする
- 食材や食器を雨に濡れないようにカバーする
後片付け:雨天でもスムーズに片付ける
後片付けは、バーベキューの最後の作業。
しかし、雨天では、後片付けに手間がかかることがある。
雨天で後片付けをするときは、以下のポイントに注意しよう。
- ゴミ処理
- 器具の洗浄
- 撤収
ゴミ処理
ゴミ処理とは、バーベキューで出たゴミを処分するための方法。
ゴミ処理は、以下のように行う。
- 分別してゴミ袋に入れる
- 持ち帰るか、指定された場所に捨てる
- 濡れないように保管する
器具の洗浄
器具の洗浄とは、バーベキューで使った器具を洗うための方法。
器具の洗浄は、以下のように行う。
- 水や汚れを拭き取る
- 洗剤やスポンジなどで洗う
- 乾燥させてから収納する
撤収
撤収とは、バーベキューで使ったものを片付けるための方法。
撤収は、以下のように行う。
- 火は、完全に消してから処理する
- 炭や灰は、冷ましてから処理する
- タープやテントは、水や汚れを拭き取ってから収納する
- テーブル・イスや食器・カトラリーは、水や汚れを拭き取ってから収納する
- 持ち物は、濡れないように保管する
予期せぬ雨が降って来たとき、バーベキューは何をして楽しむのがいいのか
バーベキューをしているときに、突然雨が降ってきたら何をすればいいのか?
せっかくの楽しい時間が台無しになってしまうと思うかもしれないけど、雨でも楽しめる方法がある。
ここでは、何も道具を準備していない場合に、雨の日のバーベキューを楽しむためのアイデアを紹介する。
- 雨宿りをしながらカードゲームやボードゲームをする
- 雨の音を聞きながら音楽演奏やストーリーテリングをする
- 雨の中で水遊びや水風船をする
- 雨の中で炭火を起こして燻製や焼き芋をする
それぞれのアイデアについて、詳しく見ていこう。
- 雨宿りをしながらカードゲームやボードゲームをする
- 雨の中でバーベキューをするのは大変。でも雨宿りをするのは楽しい。車やテント、屋根付きの場所などに避難して、カードゲームやボードゲームを持ち出してみよう。ポーカーやUNO、チェスやモノポリーなど、人数や年齢に合わせて選べる。雨の音をBGMにして、盛り上がろう。
- 雨の音を聞きながら音楽演奏やストーリーテリングをする
- 雨の音は、音楽演奏やストーリーテリングにぴったりの雰囲気を作る。ギターやハーモニカ、歌など、濡れても大丈夫な楽器や声を使って、音楽を奏でよう。怖い話や面白い話、おとぎ話など、話を作って語ろう。雨の日だからこそできる、特別なパフォーマンスを楽しもう。
- 雨の中で水遊びや水風船をする
- 雨の中でバーベキューをするのは嫌だと思うかもしれない。でも逆に雨を楽しんでみるのもいい。水遊びや水風船を使って、雨の中で遊ぼう。水鉄砲やバケツ、ホースなど、水を出す道具を使って、水合戦をしましょう。水風船は、風船に水を入れて、投げ合ったり、割ったりする遊び。雨の中で濡れるのは気にしないで、思いっきり楽しもう。
- 雨の中で炭火を起こして燻製や焼き芋をする
- 雨の中でバーベキューをするのは難しい。でも炭火を起こすのは可能。炭や薪を濡らさないように保管しておき、雨が弱くなったときに火をつけよう。炭火ができたら、燻製や焼き芋を作ってみよう。燻製は、チーズやベーコンなどの食材を煙で燻すことで、香りと味を付ける方法。焼き芋は、サツマイモを炭火の上に置いて、じっくり焼くことで、甘くてふわふわになる方法です。雨の日だからこそできる、じっくりとした料理を楽しめる。
おわりに
以上が、雨天バーベキューを楽しむためのアイデア。
雨天バーベキューは、雨の中でも楽しめることがたくさんある。
多少の準備が必要な物もあるので、そういった楽しみに関しては、天気予報が晴れであっても、念のためバーベキューをするときには常に用意しておくとよいかもしれない。
雨天バーベキューで、素敵な思い出を作ろう。