ボジョレーヌーボーの解禁日が待ち遠しくない?
値段が手頃なこともあるし、
収穫祭の文化的側面もあって人気なボジョレーヌーボー。
2013年は11月21日解禁なんだけど…
ボジョレーヌーボは、
通常の赤ワインと美味しく飲むコツが少し違うんだ。
だから解禁日前に美味しく飲むコツを、
知っておきたくないかな?
今回、萌え猫がリサーチしたのは、
ボジョレーヌーボを美味しく飲むコツと情報色々!
今年のボジョレーヌーボーを飲むとき、
記事を思い出しながら飲むと新しい魅力を発見できるかも?
ボジョレーヌーボーとは?
まずはボジョレーヌーボーって、
どんな意味を持つワインなのかを見てみよう!
- Beaujolais(ボジョレー)
フランス ブルゴーニュ地方の南部のボジョレー地区 - Nouveau (ヌーヴォー)
新しいという意味のフランス語
ボジョレー地区で8月に収穫されたぶどうをで造られた新酒を
ボジョレーヌーボーって呼んでいるよ。
だからボジョレーヌーボーという名前の意味は…
生産地+ワインの種類なんだ。
日本ではボジョレーヌーボーが有名なんだけど、
ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーというワインもあるんだ。
ボジョレー地区37村にのみ限定されている、
ワンランク上のボジョレーヌーボーだよ。
ボジョレーヌーボーが赤だけの理由
ボジョレーヌーボーで赤しか見つからない理由の前に、
最初に書いたボジョレーヌーボーの意味を思い出してみよう。
- Beaujolais(ボジョレー)
フランス ブルゴーニュ地方の南部のボジョレー地区 - Nouveau (ヌーヴォー)
新しいという意味のフランス語
ボジョレと名乗れるワインは法律で決められているんだ。
法律によって、ボジョレーヌーボーと名乗れるのは、
赤とロゼだけで白は名乗れない。
ボジョレーと名乗っていい条件
(当然ボジョレー地区で採れた葡萄という前提で)
- 赤のボジョレー
ガメイ種という葡萄の品種のみ
ボジョレーヌーボーと名乗れるのは赤とロゼのみ - 白のボジョレー
シャルドネ種という葡萄の品種のみ
ボジョレーと名乗るワインの全体の1%程度のみ生産
こんな法律があってボジョレーヌーボーには、
ボジョレー地区で採れたガメイ種の葡萄を使った、
赤かロゼしか存在しないんだ。
ヌーヴォーは他の地域でも造られているけど…
ヌーヴォーと名前につくワインは、
ボジョレー地区以外でも造られているんだ。
そんなヌーヴォーの中でもボジョレーヌーボーだけが有名なのは、
ガメイ種がフレッシュさのあるワイン造りに適しているのが理由。
更にガメイ種のフレッシュさをワイン造りに活かせる、
マセラシオンカルボニック醸造法という特別な製法もあるんだ。
だからガメイ種の特徴+製法により、
一層ボジョレーヌーボーは美味しいワインとなって、
高い評価を受けているんだ。
ボジョレーヌーボーの味と香り
ボジョレーヌーボーの味や香りには、
ワイン通の人の中には物足りなさを感じる人も。。
でもボジョレーヌーボーの特徴は、
気軽さのあるワインであること。
渋味が少なくて口当たりも軽い特徴は、
ワインをあまり飲まない人でも飲みやすい。
アルコール度数なんかも、
他のワインと比べると低めだから一層飲みやすい。
ボジョレーヌーボー美味しい飲み方
通常の赤ワインは冷やすと渋味が増す特徴があるよ。
だから15℃~20℃程度の常温で飲むのが一般的。
一方でボジョレーヌーボーは渋味が穏やか。
だから1時間ほど冷蔵庫に入れてから飲むと、
スッキリとした感じが出て美味しく飲めるよ。
ホットワインもオススメ
ボジョレーヌーボーは、
1時間ほど冷やすと美味しい…
でも逆に温めるのもオススメだよ!
要はホットワイン。
ホットワインは、
電子レンジで作ると3分かからないから便利。
ホットワインの作り方
- レンジで使えるカップにワインを注ぐ
- クローブとシナモンを入れる
- 砂糖を加える
- 電子レンジで1分ほどチンする
温め方はホットミルクと同じ
温度は60℃位
時間はレンジの性能次第だけど大体1分以下 - 最後にレモンなどをスライスして入れる
ホットワインは寒い日に飲むと、
ありがたみを感じるよね。
ボジョレーヌーボー解禁が騒がれる理由
ボジョレーヌーボーには、
色々な法的な拘束があるんだ。
先に書いたボジョレーヌーボーと名乗って良い条件以外にも、
販売開始日も法律で決められている。
フランスの法律ではボジョレーヌーボーの解禁日を、
11月の第3木曜日と定めているよ。
日付変更線の影響で世界最速で、
11月の第3木曜日が訪れて解禁される日本。
本場であるフランスよりも早くに、
ボジョレーヌーボーを毎年飲んでいる。。。
そんなボジョレーヌーボーは、
日本が1100万本を輸入していて輸入本数世界1位。
ボージョレヌーボー輸入順位
- 1位 日本 1100万本
- 2位 ドイツ 320万本
- 3位 アメリカ 280万本
日本がダントツなんだ。
まとめ
ボジョレーヌーボー解禁が近づくと、
雑誌なんかで色々な特集が組まれるよね。
毎年、最高の出来だと評価されるボジョレーヌーボー。
はたして、今年のボジョレーヌーボーは最高の出来か否か?
飲んでからのお楽しみだね。
………
……
…
中性フランスでは樽の質が悪くて、
空気や細菌が入り放題ったんだ。
だから中性のワインは酸っぱくて、
ヴィンテージワインは飲める品物ではなかった。
だから貴族ですら美味しいワインは飲めずに、
蜂蜜なんかで味を誤魔化して飲んでいたんだ。
だから中性フランスの映画で悪い貴族が飲んでいるのは、
蜂蜜入りの甘いワインかもね☆-( ^-゚)v