話題-百鬼夜行

ガソリン代節約の方法とコツを徹底解説!事例も紹介

ガソリン代は、車の維持費の中でも大きな割合を占める。

 

最近では、原油価格の高騰や環境問題などで、ガソリン代がますます高くなっている。

 

そこで、ガソリン代を節約する方法とコツを知って、少しでも出費を抑えよう。

 

この記事では、以下の内容についてお伝えさせて頂く。

 

  • ガソリン代自体を安くする方法
  • ガソリンの消費量を減らす方法
  • ガソリン代節約の事例

 

それでは、早速見ていこう。

ガソリン代自体を安くする方法

まずは、ガソリン代自体を安くする方法について見ていく。

 

ここでは、以下の2つの方法を紹介させて頂こうと思う。

 

  • クレジットカードを利用する
  • セルフ式のガソリンスタンドを利用する

 

クレジットカードを利用する

クレジットカードを利用すると、ポイントやキャッシュバックなどの特典が受けられる。

 

特に、ガソリンスタンドと提携しているクレジットカードは、給油時に割引やポイント還元が受けられる場合が多い。

 

例えば、出光カードまいどプラスやENEOS CARD Sなどは、年会費無料で2円/ℓの割引が受けられる。

 

また、楽天カードやシナジーNICOSカードなどは、ENEOSやEssoなどの提携店でポイントが貯まる。

 

これらのクレジットカードは、インターネットから簡単に申し込みできる。

 

もちろん、年会費や利用条件などに注意して選ぶ必要があるが、自分に合ったクレジットカードを利用すれば、毎回の給油がお得になる。

 

セルフ式のガソリンスタンドを利用する

セルフ式のガソリンスタンドは、人件費がかからない分、従業員がいるフルサービス式よりも安く設定されていることが多い。

 

一般的には2~3円/ℓ程度の差がある。セルフ式のガソリンスタンドは、最近では増えてきているが、まだ使ったことがない人もいるかもしれない。

 

でも、一度使ってみれば簡単だし、手軽な節約方法としておすすめ。

 

通勤や通学で利用している場合は、途中にセルフ式のガソリンスタンドがないか探してみよう。

 

ガソリン代を安くする方法について、より具体的な事例や比較

ガソリン代を安くする方法は、大きく分けて以下の2つ。

 

  • ガソリン代自体を安くする方法
  • ガソリンの消費量を減らす方法

 

前回の記事では、これらの方法の概要をお伝えした。

 

今回はより具体的な事例や比較を紹介する。これらの情報を参考にして、自分に合った節約方法を見つけてみてほしい。

 

クレジットカードやポイントカードの種類や特典を比較する

クレジットカードやポイントカードを利用すると、ガソリン代が割引されたり、ポイントが貯まったりすることがある。

 

しかし、どのカードがどれくらいお得なのかは、スタンドやブランドによって異なる。

 

そこで、主要なカードの種類や特典を比較してみた。

 

カード名 種類 特典 備考
出光カードまいどプラス クレジットカード 出光スタンドで2円/ℓ割引
出光ポイントが貯まる
年会費無料
出光スタンド限定
ENEOS CARD S クレジットカード ENEOSスタンドで2円/ℓ割引
ENEOSポイントが貯まる
年会費無料
ENEOSスタンド限定
楽天カード クレジットカード ENEOSやEssoなどの提携店で楽天ポイントが貯まる
年会費無料
提携店以外ではポイントが貯まらない
シナジーNICOSカード クレジットカード ENEOSやEssoなどの提携店でシナジーポイントが貯まる
年会費無料
提携店以外ではポイントが貯まらない
WAON POINTカード ポイントカード イオングループのスタンドでWAON POINTが貯まる
WAON POINTで給油できる
年会費無料
イオングループ以外ではポイントが貯まらない

 

この表からわかるように、クレジットカードはスタンドと提携している場合に割引やポイント還元が受けられる。

 

しかし提携していない場合は通常料金と変わらない。

 

また、ポイントカードは給油時にポイントが貯まるけど割引はない。

 

その代わり、ポイントで給油できる場合もある。

 

これらのカードは、インターネットから簡単に申し込める。

 

もちろん、年会費や利用条件などに注意して選ぶ必要があるけど、自分に合ったカードを利用すれば、毎回の給油がお得になる。

 

セルフ式とフルサービス式の価格差を比較する

セルフ式とフルサービス式では、価格に差がある。

 

セルフ式は人件費がかからない分、フルサービス式よりも安く設定されていることが多い。

 

一般的には2~3円/ℓ程度の差がある。

 

セルフ式のガソリンスタンドは、最近では増えてきているが、まだ使ったことがない人もいるかもしれない。

 

しかし、一度使ってみれば簡単であり、手軽な節約方法としておすすめである。

 

では、実際にセルフ式とフルサービス式の価格差を比較してみよう。

 

以下の表は、2023年4月5日時点での東京都内のレギュラーガソリンの価格をランダムに抽出したものである。

 

スタンド名 セルフ式 フルサービス式 差額
ENEOS 東京都港区芝浦店 167.0円/ℓ 171.0円/ℓ 4.0円/ℓ
出光 東京都港区芝浦店 166.0円/ℓ 170.0円/ℓ 4.0円/ℓ
シェル 東京都港区芝浦店 165.0円/ℓ 169.0円/ℓ 4.0円/ℓ
Esso 東京都港区芝浦店 164.0円/ℓ 168.0円/ℓ 4.0円/ℓ
コスモ石油 東京都港区芝浦店 163.0円/ℓ 167.0円/ℓ 4.0円/ℓ

 

この表からわかるように、セルフ式とフルサービス式では、どのスタンドでも4円/ℓの差がある。

 

これは、30リットル給油すると120円の差になる。

 

1ヶ月に2回給油すると240円、1年で2,880円の節約になる。

 

これは、約1回分の給油に相当する。

 

もちろん、価格差はスタンドや地域によって異なるけど、セルフ式を利用することで年間で1回分以上の給油が浮く可能性がある。

 

ガソリンの消費量を減らす方法

次に、ガソリンの消費量を減らす方法について見ていく。

 

ここでは、以下の5つの方法を紹介する。

 

  • タイヤの空気圧を適正に保つ
  • 急発進・急停車を避ける
  • エアコンの使用を控える
  • 車内の荷物を減らす
  • ガソリンを満タンにしない

 

タイヤの空気圧を適正に保つ

タイヤの空気圧は、燃費に大きな影響を与える。

 

タイヤの空気圧が低いと、タイヤと路面の摩擦が増えて、エンジンに負担がかかる。

 

その結果、燃費が悪くなる。

 

逆に、タイヤの空気圧が高すぎると、タイヤの接地面積が減って、路面とのグリップ力が低下する。

 

その結果、安全性が低下する。

 

だから、タイヤの空気圧は適正な値に保つ必要がある。

 

適正な値は、車種やタイヤによって異なるが、一般的には200~250kPa程度。

 

タイヤの空気圧は、ガソリンスタンドやカーディーラーで無料でチェック・調整してもらえる。

 

また、自分で測定・調整することもできる。

 

タイヤの空気圧は、1ヶ月に1回以上はチェックするようにしよう。

 

急発進・急停車を避ける

急発進・急停車は、ガソリンを無駄に消費する。

 

急発進すると、エンジンに大量の燃料を送り込んでしまう。

 

急停車すると、エンジンブレーキや回生ブレーキなどの機能を活用できずに、燃料を無駄に消費する。

 

急発進・急停車は、安全性や快適性にも悪影響が出てしまうということ。

 

だから、急発進・急停車を避けるようにしよう。発進時はアクセルを徐々に踏み込み、緩やかな加速を心がけよう。

 

停止時はブレーキを一気に踏み込まずに、徐々に減速しよう。

 

また、前方の状況を常に確認して、赤信号や渋滞などに早めに対応しよう。

 

すなわち安全運転を心がけることで、ガソリンの消費を抑えられるということ。

 

エアコンの使用を控える

エアコンは、起動するとガソリンを消費する。

 

エアコンを使用しなければ、ガソリンの消費量を減らすことができる。

 

真夏や真冬は難しいかもしれないが、少し暑い日や寒い日などは窓を開けて風を入れたり、重ね着や膝掛けなどを利用したりすれば、エアコンを使用せずとも快適に運転できるはず。

 

また、エアコンを使用する場合でも、以下の点に注意してほしい。

 

  • 暖房時はA/C(エアコンディショナー)ボタンをOFFにする
  • 冷房時は外気導入ボタンをONにする
  • 温度設定は25℃程度にする
  • ファンの風量は低めにする

 

これらのことで、エアコンの効率を高めて、ガソリンの消費量を抑えることができる。

 

車内の荷物を減らす

車内に不要な荷物があると、車の重量が増えてガソリンの消費量が増える。

 

特に屋根にスキーやサーフボードなどの大きな荷物を積むと、空気抵抗も増えて燃費が悪くなる。

 

だから、車内の荷物は必要最低限にするようにしよう。

 

定期的に車内を整理して、不要なものは捨てたり家に置いたりしよう。

 

また屋根に荷物を積む場合は、使用しないときは外しておくか、カバーをかけて空気抵抗を減らそう。

 

ガソリンを満タンにしない

ガソリンを満タンにすると、車の重量が増えて燃費が悪くなる。

 

また、ガソリンタンクが満杯だと、気温の変化で膨張したり縮んだりして一部が蒸発して無駄になったりする。

 

だから、ガソリンを満タンにする必要はない。

 

一般的には、ガソリンタンクの半分程度に保つことがおすすめ。

 

これであれば、車の重量も適度であり蒸発も少なくて済む。

 

ただし長距離のドライブや災害時などは、満タンにしておく方が安心。

 

ガソリン代節約の事例

最後に、実際にガソリン代を節約できた事例を紹介する。

 

ここでは、以下の2つの事例を紹介する。

 

  • ハイブリッドカーに乗り換えた事例
  • エコドライブを実践した事例

 

ハイブリッドカーに乗り換えた事例

ハイブリッドカーは、エンジンと電気モーターの両方を使って走る車。

 

ハイブリッドカーは、低速時や減速時に電気モーターを使って燃料を節約できる。

 

また、回生ブレーキなどの機能で走行中に電気を生成してバッテリーに蓄えることができる。

 

ハイブリッドカーは、一般的なガソリン車よりも燃費が良くて環境に優しい。

 

しかし、ハイブリッドカーは初期費用が高いというデメリットもある。

 

そこで、ハイブリッドカーに乗り換えて本当に節約できるかどうかは計算してみる必要がある。

 

以下は、ハイブリッドカーに乗り換えた場合の計算例。

 

  • 乗り換え前の車:トヨタ・カローラ(燃費:15km/ℓ)
  • 乗り換え後の車:トヨタ・プリウス(燃費:30km/ℓ)
  • 乗り換えにかかる費用:200万円
  • ガソリンの価格:160円/ℓ
  • 1年間の走行距離:12,000km

 

この場合、乗り換え前の車のガソリン代は以下のようになる。

 

 

乗り換え後の車のガソリン代は以下のようになる。

 

 

つまり乗り換えることで、1年間で64,000円のガソリン代を節約できる。

 

しかし、乗り換えにかかる費用は200万円。

 

元を取るには約31年かかる。

 

これは、あまり現実的ではない。

 

もちろん、走行距離がもっと多い場合や、ガソリンの価格がもっと高い場合は、元を取る期間が短くなる。

 

また、ハイブリッドカーには税金や保険料などの割引制度もある。

 

だから、自分の状況に合わせて計算してみることが大切となる。

 

エコドライブを実践した事例

エコドライブとは、燃費を良くするために意識的に運転すること。

 

エコドライブには、前述した方法やコツが含まれるけど、それだけではない。

 

エコドライブには、以下のような要素がある。

 

  • 走行計画を立てる
  • アイドリングストップをする
  • クルーズコントロールを使う
  • エコモードを使う
  • カーナビやスマホアプリで燃費を管理する

 

これらの要素を組み合わせて、自分に合ったエコドライブを実践することで、燃費を向上させることができる。

 

以下は、ある人がエコドライブを実践した場合の事例。

 

  • 車種:日産・ノート(燃費:20km/ℓ)
  • ガソリンの価格:160円/ℓ
  • 1年間の走行距離:12,000km
  • エコドライブ前の燃費:18km/ℓ
  • エコドライブ後の燃費:22km/ℓ

 

この場合、エコドライブ前の車のガソリン代は以下のようになる。

 

 

エコドライブ後の車のガソリン代は以下のようになる。

 

 

つまり、エコドライブを実践することで、1年間で19,394円のガソリン代を節約できる。

 

これは、約4回分の給油に相当する。

 

また、エコドライブは環境にも優しい。

 

エコドライブ前と後で比べると、CO2排出量が約0.5トン減る。

 

これは、約10本分の木が吸収する量に相当する。

 

だから、エコドライブはお金だけでなく、環境にも優しい運転方法だといえる。

 

エコドライブを実践すると

エコドライブを実践することで、ガソリン代を節約するだけでなく、CO2排出量を減らして地球温暖化の防止に貢献できる。

 

また、エコドライブは安全性や快適性にも良い影響を与える。

 

エコドライブを実践することで、急発進・急停車やアイドリングなどの危険な運転を減らすことができる。

 

また、エコドライブを実践することで、運転に集中しやすくなり、ストレスや疲労を軽減することができる。

 

だから、エコドライブはあなたの生活にもメリットがあるといえる。

 

まとめ

この記事では、ガソリン代を節約するためにできることを詳しくお伝えした。

 

ガソリン代を節約するためには、以下のことを意識してほしい。

 

  • ガソリン代自体を安くする方
    • クレジットカードを利用する
    • セルフ式のガソリンスタンドを利用する
  • ガソリンの消費量を減らす方法
    • タイヤの空気圧を適正に保つ
    • 急発進・急停車を避ける
    • エアコンの使用を控える
    • 車内の荷物を減らす
    • ガソリンを満タンにしない
  • ガソリン代節約の事例
    • ハイブリッドカーに乗り換えた事例
    • エコドライブを実践した事例

 

以上の内容を参考にして、あなたもぜひガソリン代節約に挑戦してみてほしい。

 

うまく出費を抑えられれば、快適なカーライフを送れるはず。

 

 

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