デジタルカメラやスマートフォンなどで撮影した写真や、インターネットを使ってダウンロードした画像。
これらで、問題となるのが画像ファイルの破損。
なぜ破損するのかというと、その原因は色々と存在するので原因究明は少し難しい。
それでも敢えて原因を書くのなら、特に多いのが以下の要因。
- 画像ファイルのコピーの中断やエラー
- 画像ファイルの移動の中断やエラー
- 画像ファイルのダウンロードの中断やエラー
- ウイルス感染
- マルウェア攻撃
- ソフトウェアの不具合
- ソフトウェアの互換性の問題
画像の破損には、上記のように色々な原因が考えられる。
また画像の破損の症状にもいくつかあり、画像を表示できなくなる、一部が欠けてしまう、画質があれるなどがある。
このような状況になると、大切な画像ファイルを失ってしまった(iДi)と諦めるしかない……なんていうことはない!!
画像が破損しても、画像を修復する方法というのはいくつも存在している。
今回は、そんな画像を修復する方法についてお伝えさせていただく。
破損した画像を修復する方法
破損した画像の修復は、以下の3つのいずれかを選ぶのがいい。
なぜなら、これ以外は少し難しい話になってくるから。
- フォーマットを変える
- 画像編集ソフトで開いて別名保存する
- 専用のソフトを使って修復する
フォーマットを変える
画像ファイルの修復前に、.jpg, .png, .gifなど画像ファイルの拡張子が、間違っていないか確認しよう。
この拡張子を直しただけで、画像ファイルが開くようになったり、正しく表示されるようになることも多い。
ここでは拡張子の書き換えの例として、.jpgファイルを.pngファイルに変更する場合の流れについてお伝えする。
- ファイル名を右クリック
- 右クリック後に「名前の変更」を選択
- 拡張子部分(.jpg)を、新しい拡張子(.png)に書き換える
- Enterキーを押して変更を確定する
- メッセージが表示されるので”はい”をクリック
メッセージ内容↓
「この拡張子を使用すると、ファイルが開けなくなる可能性があります。このまま変更しますか?」
これで拡張子の書き換えは完了。
画像編集ソフトで開いて別名保存する
画像編集ソフトは、使ったことの無い方には敷居の高いものかもしれない。
でも、ここで使うのは本当に僅かな機能のみだから、とりあえず挑戦してみようといった感じで気軽に行うのも良いかもしれない。
破損した画像は、ビューアーやブラウザで開けなくなることが多い。
でも画像編集ソフトでなら開くことが可能な場合も。
また画像編集ソフトで開けるのなら、色が変わっていたり損傷のある部分を直せるかもしれない。
とはいえ、画像編集ソフトで開いた後は、そのまま別名で保存すれば良いだけの場合も多い。
だから複雑な操作については、必要になったときにでも考えれば良いかもしれない。
ここでは、例としてPhotoshopを使う場合についてお伝えさせていただく。
- Photoshopを起動
- 「ファイル」メニューから「開く」を選択
- 破損した画像ファイルを選択
- 「開く」ボタンをクリック
- 画像ファイルが開けたのを確認
- 「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選択
- 保存先を選ぶ
- ファイル名を指定
- 「形式」のプルダウンメニューから別の形式(pngなど)を選択
- 「保存」ボタンをクリック
- 新しい形式で画像ファイルを保存
Photoshopでの別名保存
言葉で並べると長いように感じるけど実際は以下のような流れ。
- 画像ファイルをPhotoshopで開く
- ファイルメニューの名前を付けて保存を選ぶ
- ファイル名と形式を変える
- 保存
専用のソフトを使って修復する
ネット上には様々なツールが存在している。
そのツールの中には、破損した画像ファイルを修復するためのものも。
これは、ツールの使い方を覚えるという工程が必要になるので、先にお話しした方法よりも少しハードルが上がってしまう点には注意をしよう。
ツールの中で、最もオススメな物は何かというと”4DDiG写真修復”というツール。
これ1つで様々なファイル形式に対応している上に、3ステップで修復可能という手軽さもありがたい。
また無料版では修復した画像にウォーターマークが付いてしまうけど、Picture Doctorも良いツールとして挙げられることが多い。
この辺りのツールは、有名なだけあって上手に説明しているサイトも多いので使い方はそちらをご確認いただきたい。
おわりに
今回は、画像が破損した場合の修復方法についてお伝えした。
基本的には、フォーマットを変える、画像編集ソフトで開いて別名保存するの2つを行うようにしよう。
この2つの方法は楽。
もしもこの2つの方法でもダメなら、ここでツールを使うという形がよい。
これは、フォーマットを変える、画像編集ソフトで開いて別名保存するのどちらかで画像を普通に見られるようになることが多いため。
だから、画像の修復は意外と簡単に終わることが多いということだね☆-( ^-゚)v