東京五輪・パラリンピック組織委員会で会長をしている森喜朗会長(82)さん。
そして武藤敏郎事務総長(76)が都内で会見した。
その中で、シンプルな大会にすると発言。
参加者の削減や、関連した全ての分野でコスト削減、会場ごとのサービスレベルの見直し、イベントの再検討などを行うと──。
現在、これらの見直し案として200以上を出しているらしい。
個人的に感じたこと
個人的には、今さらかよというのが印象。
コロナ云々以前に、そもそも東京五輪・パラリンピックはコストがかかりすぎると以前から言われてきた。
それを施設を、ある程度まで作ってから見直しとか──。
この辺りの情報は出ていないけど、どうなっているんだろう?
さらに言えば、ベストな状態でオリンピックを開催するのは不可能な状況。
オリンピックは、アスリートが最高のパフォーマンスで競うのが前提の大会だと個人的には思っている。
コロナのせいで練習をまともに行言えない現状を考えると、この状況でオリンピックを行えば歴史に汚点を残す大会になる可能性も。
また人が多く集まるのだから、オリンピックをキッカケにしてコロナが爆発的に広がってしまうという事も考えられる。
そんなことになれば、日本を世界がどう見るか?
この点を考えると、中止をするよりも開催するリスクの方が高いのではとすら思う。
でも中止をすれば違約金が──
中止をするのが一番いいという意見もある。
でも中止をすれば、IOCがここぞとばかりに違約金を日本に押し付けてくる可能性が。
だから開催の準備は出来ていますよ~とアピールをしないとマズイ。
そして可能な限りIOCに責任を押し付ける形で、オリンピックを中止する感じにしないと。
本当に、多額の負債を押し付けられかねないので、この点は政府の方たちに同情する。
とはいえ──
見直しが遅いという印象はあるし、いっそのこと中止にしてしまった方がいいのではとも感じている。
でもオリンピックの主人公は選手。
色々と東京五輪・パラリンピック組織委員会が発表しているけど、果たして選手を置いてけぼりにしていないだろうか?
この点が、個人的には気になっている。