眼鏡を長く使い続けるためには、正しいメンテナンス方法が必要となる。
また眼鏡のレンズが曇ったり、汚れたりして見えづらくなった場合や、眼鏡が合わなくなってきて疲れやすくなった場合は、交換や買い替えを検討する必要も。
ただ見えづらくなった場合は、洗浄するだけで見えやすくなることも多いので、買い替える前に洗浄などを試してみることをお勧めしたい。
今回は眼鏡を洗浄を含めたメンテナンス方法をご紹介するので、ぜひ最後まで読んでほしい。
1章：眼鏡のメンテナンスの頻度と方法
眼鏡のメンテナンスの頻度は、使用状況や汚れ具合によって異なる。
でも一般的な頻度についていうと1日1回が目安であるとされている。
もしも眼鏡をメンテナンスするときには、以下の手順に従ってほしい。
- 眼鏡を水で洗う前
眼鏡を水で洗う前に、レンズやフレームに付着したホコリやゴミを乾いた布やブラシで取り除く。 - 洗浄開始
眼鏡専用の洗浄液か中性洗剤を水で薄めたものを手に取り、レンズやフレームを優しくこする。レンズは両面ともに洗う。 - 洗浄後
洗浄液や洗剤をしっかりと流し落とす。水道水ではなく、ぬるま湯や温水を使うとより効果的である。 - 乾かす
柔らかく清潔な布でレンズやフレームを拭く。タオルやティッシュではなく、マイクロファイバークロスやコットンクロスなどがおすすめである。 - 最終チェック
眼鏡の形が崩れていないか確認する。特にノーズパッドやテンプルの部分に注意する。形が崩れている場合は、眼鏡店で調整してもらう。
2章：眼鏡のレンズの交換と買い替え
眼鏡のレンズは、使用期間や状態によっては交換する必要がある場合も。
一般的にレンズの交換は2年から3年が交換の目安。
でも3年経つ前であっても、レンズが曇ったり、汚れたりして見えづらくなった場合は、交換する必要がある場合もある。
また視力が変わった場合や目の疲れがひどい場合も、交換する必要が出てくる。
フレームの交換
眼鏡の買い替えは、レンズだけではなくフレームも含めて新しいものにすることになる。
買い替える理由は人それぞれだけど、フレームの場合は一般的に5年から10年が目安。
フレームが壊れたり、色あせたりした場合や、デザインやサイズが気に入らなくなった場合は、買い替えることで印象を変えることができる。
また、最新の技術や素材を取り入れた眼鏡は、軽くて丈夫で快適なものが多い。
3章：眼鏡が合わない原因と対処法
眼鏡が合わなくなってきて、疲れやすくなった場合は、以下の原因が考えられる。
- 度数が合わなくなった
- 眼鏡の形が崩れた
- 眼鏡の重さやフィット感が不快になった
- 眼鏡を買い替えたが、慣れない
度数が合わなくなった
度数が合わなくなった場合は、眼科で検査を受けて、レンズを交換する必要がある。
度数が合わないと、目に負担がかかり、頭痛やめまいなどの症状が出ることがある。
眼鏡の形が崩れた
眼鏡の形が崩れた場合は、眼鏡店で調整してもらう必要がある。
形が崩れると、レンズの位置や角度がずれて、視界が歪んだりぼやけたりすることがある。
眼鏡の重さやフィット感が不快になった
眼鏡の重さやフィット感が不快になった場合は、フレームの素材やデザインを変えることで改善することができる。
重いフレームは、鼻や耳に圧力をかけて痛みや赤みを引き起こすことがある。
また、フレームのサイズや形状が顔に合わないと、ずれたり落ちたりして不安定になる。
眼鏡を買い替えたが、慣れない
眼鏡を買い替えたが、慣れない場合は、時間をかけて徐々に慣らしていく必要がある。
特にレンズの種類や度数が大きく変わった場合は、目の調節力や平衡感覚に影響を与えることがある。
その場合は、最初は短時間だけ着用して、徐々に長くしていくとよい。
4章：眼鏡の洗浄方法
眼鏡の洗浄方法には、手洗い以外にも以下の方法がある。
- 眼鏡専用の洗浄機器を使う
- 超音波洗浄器を使う
- クリーニングクロスやスプレーを使う
眼鏡専用の洗浄機器
眼鏡専用の洗浄機器は、レンズやフレームに傷をつけずに汚れを落とすことができる。
また、乾燥機能もあるものもある。
ただし、価格は高めで置いておく場所も必要となる。
超音波洗浄器
超音波洗浄器は、水中で超音波を発生させて汚れを落とす機器。
細かい部分まできれいにすることができる。
ただし、水温や洗浄時間に注意しないと、レンズやフレームにダメージを与えることがあるので注意が必要。
クリーニングクロスやスプレー
クリーニングクロスやスプレーは、手軽に使える洗浄方法。
クリーニングクロスは乾いた布でレンズを拭くだけで汚れを落とすことができる。
スプレーはレンズに吹きかけてから拭くことで汚れを落とすことができる。
ただし、クロスやスプレー自体も清潔に保つ必要がある。
5章：眼鏡のメンテナンスに関するQ&Aコーナー
ここでは眼鏡のメンテナンスに関するよくある疑問の答えを、Q&A形式でお伝えしようと思う。
- Q: 眼鏡のレンズに傷がついたらどうすればいいですか？
- A: 眼鏡のレンズに傷がついた場合は、残念ながら修復することはできない。傷が深くて見えづらくなったり、光の反射や乱反射が起きて目に悪影響を及ぼしたりする可能性がある。それらが気になった場合は、レンズを交換することをおすすめする。
- Q: 眼鏡のフレームにアレルギー反応が出たらどうすればいいですか？
- A: 眼鏡のフレームにアレルギー反応が出た場合は、フレームの素材に対してアレルギーがある可能性がある。金属やプラスチックなどの素材に含まれるニッケルやクロムなどの金属イオンが原因となることが多い。その場合は、アレルギー反応が出ない素材のフレームに買い替えることをおすすめしたい。例えば、チタンやステンレスなどの金属フレームや、セルロースアセテートやポリカーボネートなどのプラスチックフレームなどがある。
まとめ：眼鏡のメンテナンスについて
この記事では、眼鏡のメンテナンスについて以下のことをお伝えした。
- 眼鏡のメンテナンスの頻度は1日1回が目安
- 水と洗浄液で優しく洗って拭くことが基本。
- 眼鏡のレンズは2年から3年が買い替えの目安
- フレームは5年から10年が買い替えの目安
- 眼鏡が合わなくなって疲れやすくなった場合は、度数や形の調整や買い替えを検討する必要がある。
- 眼鏡の洗浄方法には、手洗い以外にも専用の機器やクロスやスプレーなどがある。
- 眼鏡のメンテナンスに関するQ&Aコーナーを作った。
眼鏡は、あなたの目と顔の大切なパートナー。
正しいメンテナンス方法で、眼鏡を長く使い続けよう。