話題-百鬼夜行

金はいくらから買える?延べ棒や金貨を手元に置きたいのなら!

金の延べ棒金の延べ棒

金属の王様とも呼ばれる金。

 

存在感のある見た目から、手元に置いておきたいという方も多い。

 

また金属を手元に置いて親しんでいると金運が上がるという話もある。

 

この金なんだけど、実際にはいくらから買えるのだろう?

 

今回は、手元に置くための金を初めて買うという方に向けての記事。

金はいくらから買えるか考える前に

金を手元に置いておくのなら、基本的にはコイン(金貨)として買うか延べ棒(金地金)として買うかのどちらかになる。

 

それぞれの注意点としては、値段に金以外の料金が上乗せされるということ。

 

金貨の場合は、デザインを施す加工費。

 

金地金の場合は、500g以下だとバーチャージという手数料がかかる。

 

これらの金以外の上乗せされる料金を考慮したうえで、金の購入は考えるようにしよう。

金を買える場所

金は、金貨と金地金(金の延べ棒)とで帰る場所に違いがある。

 

まず金貨

 

金貨は一般的な貴金属店を通して買える。

 

でも偽物を扱っているお店もあるので、 信頼できるお店をリサーチしてから購入する必要がある。

 

一方で金地金は、貴金属メーカー、地金商、商社などを通して購入可能。

 

でも購入できるサイズについては、業者によって違ってくるので注意。

金はいくらから買える?

金の相場は日々変化をしている。

 

それでも金の延べ棒であれば、2021年の初旬であれば5gであれば3万円以下。1kgの場合は600万円ほど。

 

金貨の場合は、最も小さいサイズの1/10オンスであれば3万円以下で買える。最も大きな1オンスの場合は17万円台。

 

ちなみに金貨のサイズは、1/10オンス、1/4オンス、1/2オンス、1オンスの4サイズがある。

 

とうぜん最もサイズの小さい1/10オンスが最も安くなる傾向にあるけど、とても小さい。

金貨と金の延べ棒のどちらが割安?

先に書いたように、金貨の場合はプレミアムと呼ばれる加工費用が加わった金額、500g以下の金の延べ棒の場合はバーチャージと呼ばれる手数料が必要となる。

 

これらの値段の特徴を考えると、少額での購入なら絶対ではないけど金貨の方が良いことも多い。

 

金貨の場合はスモールバーチャージではなくプレミアムが必要だけど、金の値段そのものだけでなくデザインなどで値上がり益を期待できる。

 

とはいえ、こういった投資目的の金の購入は勉強が必要。

 

純粋に手元に金を置いておきたい場合は、投資の面を考えずに金貨と金の延べ棒の好きな方を購入するようにした方がいいかもしれない。

 

この辺りは、なにを重要視するのかによって判断が分かれるところだからよく考えるようにしたい。

コイン(金貨)を買う場合について

金貨は、最も大きなサイズである1オンスだと17万円台で買える。

 

またバーチャージが掛からないので、500g以下の金を購入する場合であるのなら金貨の購入の方がよいと考える方も多い。

 

この金貨なんだけど、コインとしての細工を施す加工費用などがプレミアムとして価格に上乗せされている。

 

ただプレミアムの場合は、この加工によって買った当時よりも高く売れることもある。

プレミアムについて

金貨の加工費用であるプレミアム。

 

小さなサイズの金貨の方が大きなサイズの物よりも、価格にかかるプレミアムの割合が大きくなる傾向にある。

 

またプレミアムは最小サイズの金貨である10分の1オンスの物と、同重量の金の延べ棒とを比べた場合に大きな違いとして出る。

 

10分の1オンス金貨の方が金の延べ棒よりも17%近く高くなる。

金地金(金の延べ棒)を買う場合について

最もポピュラーな金の所有方法が金の延べ棒の購入。

 

この金の延べ棒を少ない出費で購入するのなら、5~100gのスモールバーと呼ばれるタイプの人気が高い。

 

金地金は、店舗での購入と郵送での購入とがある。

 

クレジットカードや小切手を使って購入することは基本的にできない点に注意をしたい。

 

200万円以上の購入をする場合は、犯罪収益移転防止法に基づいて本人確認書類の提出が必要となる。

金の延べ棒の値段

金の延べ棒は、その日の金の税込み小売り価格×重量が値段となる。

 

だから日々、値段が変動するということ。

 

この値段で注意をしたいのが、500g以下の購入や売却の場合はバーチャージと呼ばれる手数料が必要となる点。

 

バーチャージというのは、海外から輸入した金を工場で溶かして作り直す際に必要となる加工手数料のこと。

バーチャージについて

金の重さが軽いほど、購入代金のバーチャージの割合が高くなる。

 

金の延べ棒を購入するとき最軽量の物は5g。

 

5gの金の延べ棒の場合、バーチャージの割合は15%にもなってしまう。

 

一方で500gを超える金を購入する場合はバーチャージは掛からない。

 

このため投資が目的であれば、500g以上の購入が基本となる。

おわりに

今回は、手元に金を置く場合いくらから買えるのかについてお伝えした。

 

金を手元に置く場合、基本となる形が金貨と金の延べ棒。

 

最低限のみを購入したい場合、金の延べ棒の場合は5~100gスモールバーと呼ばれる物を、金貨の場合は1/10オンスのサイズの物を選ぶことになる。

 

今回は金貨と金の延べ棒についてお伝えしたけど、投資が目的の場合は他にも選択肢がある点には注意をしよう。

 

それら他の買い方については以下のページを参考にして頂きたい。

金を買える場所|ところ変わればメリットも変わる

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