猫の臭いは、そのまま放置しておくと解消するのが難しくなってしまう。
だから臭いに気付いたら早めに対処をした方がいい。
この猫の臭いは、いくつかの原因が存在する。
その中でも特に多いのが、トイレとスプレー行為による臭い。
だから猫の臭いを解消したい場合は、このトイレとスプレー行為への対策から始めたい。
今回は、そんな猫のトイレなどの臭い対策についてお伝えしていく。
猫の臭いについて
猫は毛づくろいをするとき、舌で体を舐める。
このとき猫の唾液が持つ消臭効果により、身体中が消臭されたような状態になる。
よって猫というのは、基本的に体臭のない動物だといえる。
ただし、舌の届かない部分は消臭できないのでその部分は飼い主が洗ってあげる必要がある。
また体臭が酷いと感じる場合は、膿んだ傷や皮膚病の可能性があるので注意が必要。
猫用トイレの臭い対策
猫の臭いで、もっとも頭を悩ませることが多いとされているのがトイレの臭い。
トイレの排泄物は早めに処理をする必要があるし、使っているトイレの砂も定期的に変える必要がある。
もちろん微生物の繁殖やこびりつきもあるので、猫用トイレ自体も定期的に洗う必要がある。
こういった点以外にも、猫用トイレは臭い対策として行いたいことが色々と存在するので、少しずつで良いので実際に行っていきたい。
- 猫用トイレは清潔な場所に置く
○猫は汚れた場所を嫌う
→トイレが汚れていると別の場所でしてしまう - トイレの臭いに注意
○臭い場所を猫は嫌う
→臭いと別の場所でしてしまう
○換気の良い場所に置く - 換気にも注意
○窓を開けたり換気扇を回したりする
○窓を開けられないのなら
→脱臭機を使う
→臭いの原因となる粒子を分解してくれる - 人目のつきにくい場所に置く
○排泄姿を見られるのは猫にとってもストレス - トイレの側にご飯は置かない
○猫にとってかなりストレスになる - 理想の猫用トイレの置き場所の条件
○以下の条件を満たした場所に置く
→換気の良い場所
→人通りの少ない場所
→静かな場所
→暗めな場所
トイレの臭いへの対策として、猫用トイレの底に重曹を敷き詰めておくという方法がある。
これだけで消臭効果を期待できる。
また、重曹は強い臭いがあるわけではないので猫が嫌がる可能性も低い。
だから優秀な消臭アイテムとして働いてくれる。
猫用トイレのお手入れ
猫用トイレのお手入れとしては、以下の点には特に注意をしたい。
- 掃除をするときは周りもチェックする
○トイレの周りが汚れている時もある - オシッコやウンチをしたら早めにとる
- 定期的にトイレは洗う
○理想は1週間に1度
○少なくとも1か月に1回は洗いたい - 猫砂は定期的に変える
○理想は1日に1回
猫のトイレのしつけも大切
悪臭の原因が、トイレのしつけにある場合もある。
そのような場合は、以下のような方法でしつけをやり直す必要が出てくる。
- しつけの方法
○猫がトイレをしたくなったらトイレの中に入れる
○飼い主は離れた場所にいるようにする - 猫がトイレをしたいときのサイン
○落ち着きが無くなる
○ウロウロとし始める
○床をひっかく動きをする
猫のトイレが汚れていると、猫はわざとトイレからはみ出した場所やソファー、カーペットなどにオシッコをしたりするようになる。
だから粗相をしているようなら、トイレの状態を確認するようにしたい。
マーキングの臭いを落とす
猫の臭いに関して言えば、マーキングされたときの臭いも頭を悩ませることが多い。
このマーキングが野良猫の仕業の場合は、なんどもその猫がマーキングするためにやってくることになる。
だから対処をしないと、ずっとマーキングによる臭いに悩まされることになりかねない。
そんなマーキングの臭いへの対策にも、重曹が活躍してくれる。
続きは次回!