年賀状を●●会社に出しておけ!って、上司に言われたらどうする?
今回、萌え猫がリサーチしたのは、会社に年賀状を出す時のマナー!
知り合いに出すのと似ているけど、微妙に違う会社への年賀状マナーをリサーチ!
年賀状を元旦に届けるには?
まずは基本中の基本、年賀状の受付期間について。
先方の印象もあるから会社宛で年賀状を送る時には、元旦に着くようにしたい。
- 毎年12月15日~1月7日
- 12月25日までの投函で元旦に届く可能性が高い
上記の通り、12月25日を目指して年賀状を用意したいところ。
とはいえ、12月25日に投函しても100%元日に届くというわけではない。
郵便局の方で仕事が立て込むと、元日以降になる可能性もある点には注意をしたい。
だから早めに出すのに越したことはないのは確か。
会社への年賀ハガキ コツ
会社宛の年賀状というのは、いわば営業といえる。
だから表情とかが見えない分、マナーには注意をしたい。
好感度を得るコツ
会社宛の年賀状が営業であるのなら、好感度を得られるようにしたいよね。
そこで威力を発揮するのが、添え書きを手書きですること。
会社の年賀状は、コピーで済ませたりするよね。
当然、他の会社でも…
だから短い言葉でいいから、手書きのメッセージを加える。
手書きの言葉があるだけで、年賀状の印象は大きく違ってくるよ。
会社の年賀状 基本
ここでは取引先に出す、会社宛の年賀状の基本をまとめるよ。
一覧形式で書くから、書き方の全体像を見てみよう。
年賀状の表側
年賀状の表側の書き方だよ。
住所書くだけでも、かなり奥深いかも…
- 名前よりも高い位置にまとめる
- 住所の省略は厳禁
都道府県から書く - 住所が長すぎるのなら
適当な箇所を見つけて区切る
文章の続きは1文字下げて書く - ビル名
他の文字よりも小さめに - 縦書なら番地は漢数字で
一二三の文字は読みにくいので注意
例 一一 → 十一
例 二三 → 二十三 - (株)などの略称は使わない
- 社名の前の【株式会社】は、
社名よりも小さい文字で記入
会社宛の年賀状には、先方の名前を以下のように書く。
- 名前はハガキの中央に
- 役所を書くのは氏名の上
- 役職の注意点
係部長など1単語なら1行
代表、取締役のような2単語なら2行に分ける - 役職には部長様などの【様】は付けない
- 文字の大きさは氏名を一番大きく
1番大きい:氏名
2番めに大きい:会社名
3番めに大きい:住所 - 年賀状は個人宛なので様が基本
年賀状は個人に送るのがマナー
年賀状が取引会社への物でも個人に送る
年賀状の裏側
年賀状の裏側には、昔から決まったパターンがあるんだ。
ハガキの右側から、以下の順番が一般的な書き方。
- 賀詞
例:あけましておめでとうございます等 - お礼
例:旧年中はありがとうございました等 - 自社の近況
例:新規事業へ挑戦する意気込みなど - 相手の繁栄を祈る
例:ますますのご活躍をお祈り申し上げます等 - 日付
例:平成14年 元旦等
賀詞の使い方
賀詞は分かりにくいので、説明を追加するよ。
- 賀正と迎春は目下の人への表現
賀正,迎春は取引先に使えない - 便利なのが謹賀新年
この言葉は目上も目下も関係なく使える
例:謹賀新年 謹んで新年のお祝いを申し上げます
賀詞のよくある間違い
賀詞の使い方を間違っている人が、案外多く存在する。
少なくとも以下のような賀詞には、注意しておこうね。
- 賀詞+あけましておめでとうございます
賀詞にはおめでとうの意味がある
おめでとうと2回言うようなもの - 新年あけましておめでとうございます
あけましてには、新年になるという意味がある
新年+新年になる と書くようなもの
こういった、年賀状を書く場合に間違いやすい語句についてはコチラを参考に。
→年賀状のマナー!文章でよくある5つの勘違い言葉で笑われるかも?
年賀状を書いたらチェック
会社宛の年賀状で、誤字とかあったら恥ずかしいよね。
だから送る前にチェックしよう。
- 住所
- 宛名
- 役所名
- 切手の下に年賀と朱で書いてあるか?
年賀と朱で書かずに出すと、普通郵便として扱われるんだ。
だから年が明ける前に届いて、かなり恥ずかしい思いを…
年賀状での禁句
年賀状で不適切な言葉もあるんだ。
いわゆる忌み言葉なんだけど、忌み言葉を使うとかなり嫌われる。
- 失う
- 衰える
- 枯れる
- 倒れる
- 滅びる
- 破れる
- など
これ等の言葉は、漢字を使うこと自体が禁止。
会社の年賀状 マナー
年賀状にはハガキとメール、どちらがイイのか?
エコが流行して、ハガキとメールの使い分けで、結構迷う時代だよね。
この問題の解決には、年賀状の原点を考える必要があるんよ。
- 新年を迎えられたことを祝う
- ご無沙汰になった方にも挨拶できる貴重な機会
- 年賀状は旧年中の感謝と新年での厚情を願う
- 年賀状の始まりは年始回りに行けない遠方の方への書状交換
これらの点を考えると、年賀状は社交の場とも言えるんだ。
だからメールで手軽に済ませるのは、正式な式典に私服で参加するようなもの。
親しき中にも礼儀ありという言葉もあるけど、礼儀を持って挨拶するためにも、ハガキでの挨拶が良いかもね。
年賀状の送り方
この章は職場内での、年賀状のヤリトリに関して。
- 住所を知っている相手
○年賀はがきを郵送で送る - 住所を知らない同僚
○止むを得ないないのでメールで送る
○相手の気持ちを考えたメッセージを添えると良い
本当なら全員に対して、年賀ハガキを送るほうが良いんだけどね。
こんな時どうする?
会社の年賀状は、プライベートの年賀状と、違う点も多いよね。
ここでは、会社とプライベートで、違ってくる書き方をまとめるよ。
身内に不幸があった年
プライベートであれば、喪中ハガキを12月上旬までに送付する。
でも会社宛の年賀ハガキでは、公私は分けて考える。
会社宛の年賀状は、自社と相手の会社との関係で送るもの
個人(自分)が個人(友人など)に送るのとは、行動の意味が全く違う。
だから会社宛の年賀ハガキは、喪中であっても普通に出すんだ。
ただ会社関係者でも、私的な関係の人もいるはず。
そんな人には喪中ハガキを送って、年賀状の送付を控えるのが一般的。
年賀状を出していない会社から届いた場合
年賀状を送っていない会社から、年賀状が届いてしまった!
こんな出来事のためにも、予備の年賀状を手元に残しておこう。
- プライベートなら1月8日以降は寒中見舞いとして
- 会社なら1月中旬までなら年賀状として通じる
- ハガキで頂いたらハガキで返す
- 返す時には『早々にありがとうございました。』と添える
書き損じの年賀状は交換が出来る
年賀状は、書き損じる事もある。
このようなとき「年賀状代を損したーーー!」と思って泣き寝入りをする人も多い。
でも郵便局に行けば、手数料は必要だけど新品の年賀状と交換してもらえる。
だから、書き損じた時には試してみても良いかもしれない。
まとめ
年賀状のサービスなんかも、色々と出ているよね。
サービスなんて使わなくても、パソコンでいじれば安上がり♪
って感じると思うけど、完成度が全く違ったりする。
う~ん、これぞプロの技(-_☆)
って感じるぐらいの凄さがある。
新年の挨拶を大切にしたいのは、会社でも個人でも同じこと。
会社の年賀状に比べて、個人の年賀状であれば自由もきく。
だから、どんな年賀状のサービスがあるのか調べて、友人に年賀状を送ってみたいよね。
年始のインパクトを君に!っていう感じで、どうかな☆-( ^-゚)v