話題-百鬼夜行

大掃除はどこから始める?手を付けるのならココからがオススメ!

掃除掃除

新年を迎える前の大仕事となる大掃除。

 

この大掃除なんだけど、効率を考えないとかなりの時間が必要になってしまう。

 

その効率を考える場合は、どこから掃除を始めるのかという点が意外と重要だったりする。

 

どこから掃除を始めるのかの選択を誤ると、場合によっては掃除した場所を再度掃除しなければならなくなる場合も……。

 

だから二度手間にならないためにも、どこから掃除を始めればよいのかについてはしっかりと考えるようにしよう。

大掃除でどこから手を付けるか考えるのが必要な理由

大掃除は、どこから手を付けるのかを予め決めておかないと2度手間になることも多い。

 

例えば家具を外に運んで掃除をする場合、家具を運び出す際にホコリが舞い上がったり家具について汚れで運び出す際に他の部屋を汚すことがある。

 

また浴室なども、水に濡れた物を移動させる際に他の部屋を濡らす可能性がある。

 

こういった汚れをまき散らすという問題だけではない。

 

他にも待ち時間の問題もある。

 

待ち時間について

例えばトイレの頑固な汚れを落とす場合、まずは洗剤を汚れに染み込ませる必要がある。

 

この洗剤が染み込むまでに待ち時間が必要となる。

 

大掃除を行う日には色々やらないといけないから、この待ち時間がかなりもったいない。

 

洗剤が染み込む時間を使えば、簡単な掃除であれば済ませられる。

 

だから大掃除を始める前にどこから手を付けるのか決めておくことは、二度手間を防ぐ、待ち時間を作らないという二点から大切になってくる。

 

大掃除はどこから手を付けるのがベスト?

大掃除をどこから始めるのか決める前に行う作業がある。

 

それは待ち時間が必要な掃除場所を把握しておくこと。

 

例えば便器の汚れなどはしつこいので洗剤に浸けるけど、ここで待ち時間が必要となる。

 

また網戸を水洗いした場合などは、乾くまでの待ち時間が必要となる。

 

こういった待ち時間が必要な物や場所は、待っている間に他の場所を掃除するようにすると効率がいい。

 

その待ち時間が必要な場所は、最初の段階で手を付けると計画を立てやすくなるのでその点も考慮したい。

 

待ち時間のある掃除場所と並行して行いたい場所

待ち時間の必要な掃除を最初の段階で行った場合。

 

待っている最中に並行して行いたいのが、各部屋にあるいらない物などを捨てる作業となる。

 

これは部屋の物が少ないほど、物をどかすという作業が減って時間の浪費が少なくて済むため。

 

だから大掃除の早い段階で行ってしまった方が、後の掃除をスムーズを行いやすい。

 

ここまでが準備段階。

 

この後、ようやく各部屋の掃除となる。

どの部屋から手を付けるべきか?

待ち時間の必要な掃除と、いらない物を捨てたり部屋から出したりして掃除の準備を終えた後の話。

 

準備後、最初に手を付けるべき部屋の候補については、玄関から最も離れた部屋でが良いと言われることが多い。

 

家の奥から掃除をしていき、最終的に玄関を掃除する形であればゴミやホコリが掃除し終わった部屋に入ることが少ないというのが理由。

 

また最初に掃除をする場所として浴室が上げられることも多い。

 

他の部屋と比べて浴室の掃除は水を多く使うし重労働だったりもする。

 

だから体力のあるうちに浴室を掃除してしまうのも良い。

 

大掃除をどこから手を付けるのかは計画を立てながら決める

大掃除を行う場合、あらかじめ計画を立てておいた方が効率的に動ける。

 

だから大掃除の計画の立て方の事例をお伝えさせていただく。

 

ここでは前日に大雑把な計画を立て、翌日に大掃除を行うという形を想定したものとなる。

 

ただ人によって家の間取りや使える時間も違うので、不必要な情報のために読みにくくなるのを防ぐため詳細を省き要点だけお伝えさせていただく。

 

大掃除1日目(計画)
  1. 大掃除に使う時間を決める
  2. 家の大雑把な間取りを描く
  3. 家の中を歩く
     ○掃除する場所をチェック
      →メモをとりながら歩く
     ○チェック対象
      →掃除をしない場所
      →待ち時間が必要な場所
      →捨てる物
      →特に汚れている場所など
  4. 間取り図(2で描いた)に書き込む
     ○書く対象
      →掃除をしない場所
      →待ち時間の必要な場所
      →捨てる物
      →特に汚れている場所など

 

掃除時間が取れない場合は、家具を外に出すなどの大がかりな掃除や細かい部分の掃除は次年度に回してしまうことも考慮しよう。

 

大がかりな掃除は時間が掛かりすぎて、他の場所の掃除が出来なくなってしまう。

 

細かな部分の掃除を一度始めてしまうと次から次に掃除場所が目に入るようになりキリがなく、こちらも他の場所の掃除が出来なくなってしまうので大掃除のときには避けた方が良い。

 

大掃除2日目(実践)
  1. 待ち時間の必要な物を掃除
     ○この段階では洗剤に浸けるなどだけ
      →待ち時間の必要な作業のみ
     ○便器、キッチンの排水溝
      ガスコンロの取り外せる部品
      浴室のカビ、換気扇の羽、窓枠、網戸など
     ○洗剤に浸ける時間
      →洗剤ごとに違うので要確認
      →30分~60分の場合が多い
  2. 乾かすのに時間のかかる物を洗う
     ○網戸などを洗う場合はこの段階で
  3. いらない物を捨てる
     ○各部屋にあるいらないもの
     ○物が減れば掃除をしやすくなる
      →物をどかす作業が減るため
     ○ゴミの例
      →各部屋にあるいらないもの
      →ゴミ箱や三角コーナーのゴミなど
     ○捨てるか迷うもの
      →専用の箱を用意して入れておくとよい
  4. 必要だけど掃除の邪魔になる物を外に出す
  5. 待ち時間の必要な場所を掃除
     ○先ほど洗剤に浸けたものなどを掃除
  6. 部屋や廊下の掃除
     〇掃き掃除や拭き掃除
     ○玄関から最も離れた部屋から掃除する
     ○掃除の基本は奥の部屋からとされる
      →掃除は奥の部屋から行う
      →最後に玄関を掃除する
  7. 外に出した物があれば家の中に
  8. 網戸などをはめる

 

個人差はあるけど大掃除はこんな感じ。

 

先に述べたようなイ、待ち時間の必要な物(洗剤を染み込ませる必要のある場所や乾かすのに時間のかかる場所)の掃除から手を付けるのが効率的。

 

この待ち時間については洗剤のパッケージに書かれているけど、だいたい30分~60分であることが多い。

 

そして待ち時間を使って、いらない物や掃除に必要のないものを外に出す

 

で、時間がきたら先ほど行った待ち時間の必要な物の掃除を再開する。

 

この辺りは結構あわただしくなるから、キッチンタイマーなど時間がきたら音で知らせてくれるものを使うことをオススメしたい。

大掃除に多くの時間をかけられない場合

時間を多くかけられない場合なんかも、効率を考えて大掃除を行う必要がある。

 

そういった場合には、どこを掃除しないのか決めたりして次年度に一部の掃除を持ち越すことを考えた方がいい。

 

この場合は、次年度の計画を立てて1年を通して家全体の掃除を少しずつ(数十分ずつ)行っていくことを考えることがオススメしたい。

 

なぜなら少しずつの時間であっても1年を通して掃除をすれば、次年度の大掃除がかなり楽になるから。

 

精神的にもスケジュール調整的にも、年末にまとめて掃除をするよりも本当に楽。

 

網戸の時短掃除

意外と時間のかかる網戸の掃除

 

ただでさえ忙しく動かなければいけない大掃除のとき、しかも時間をあまりとれない場合は手を抜くことも考えた方がいい。

 

掃除を別の機会に回すのがベストだけど、気になるようなら軽く掃除をするという手もある。

 

特に短時間で簡単に網戸を掃除できる方法として有名なのが、100円均一などで売られる洋服のエチケットブラシを使った方法。

 

掃除の際には窓を閉めてホコリが室内に入らないようにするか網戸を外すかして、外側から濡らしたエチケットブラシを上から下に動かして汚れをとる形になる。

 

少し本気でやるのなら柔軟剤(小さじ2杯)と水(200ml)で作った洗剤を網戸に吹き付けて3分ほど待ってからエチケットブラシを使うという手もある。

 

他にも色々な方法があるので”網戸掃除 裏技”と検索するのもよいかもしれない。

 

掃除の二度手間を防ぐ基本的な考え方

掃除をしても、その後の掃除次第では再び掃除をする必要が出ることも……。

 

そのような二度手間が生じる大きな原因が、掃除する場所の順番の選択ミス。

 

掃除の順番の選択は、以下の2つが基本であるとされている。

 

基本的な掃除の順番
  • 上から下へ
     ○天井付近から掃除を始める
     ○最終的に床を掃除する
  • 奥から玄関へ
     ○玄関から最も離れた場所から掃除を始める

 

上から下へ

最初は天井付近から初めて、次に壁、カーテンレール、照明、窓などといった感じで部屋の上から掃除をしていき最終的に床を掃除する。

 

逆に床から上に掃除していってしまうと、天井を掃除した際に出るホコリが床に散らばってしまう。

 

このため再び床を掃除する必要が出てきてしまう。

 

奥から玄関へ

これは洗剤の付け置きが必要な物など待ち時間の必要な洗剤への付け置きなどをやったり、家にあるいらない物を一通り移動させた後の話。

 

掃除は玄関から最も離れた場所から行っていき最終的に玄関を掃除するというもの。

 

おわりに

今回は、大掃除はどこから手を付ければよいのかについてお伝えした。

 

結論を言っちゃえば、待ち時間が必要な場所や物から始めるということになる。

 

その待ち時間の最中には、いらない物を捨てる作業を行う。

 

ここまでは準備作業みたいなもの。

 

いらない物を捨てた後は、最初に行った待ち時間が必要な物(洗剤に浸けるなどした物)を洗うことになる。

 

で、このあとようやく家の中の掃除ということになる。

 

最初に掃除をする場所の候補は、玄関からもっとも離れた場所かお風呂場。

 

このように色々な場所に手を付けないといけないので、大掃除をする前にはしっかりと計画を立てておく必要がある。

 

その計画を立てるのは前日にし、翌日に掃除を実際に行う形式をオススメしたい。

 

人間は時間が経つことで脳の中の記憶が整理される。

 

だから計画を立てたしばらくあとに、掃除に関して良いアイデアが出ることも多い。

 

このアイデアのおかげで、掃除の二度手間なんかのミスが避けられるから試すのも良いかもしれないよ☆-( ^-゚)v

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