セシウムの影響は人体にとってどんな物なのか?
と、いうような感じの報道が多くされている。
でも多くの人にとっては、
セシウムってナンゾヤ?っていう印象じゃないかと思う。
今回の記事は、
セシウムが人体に影響を与えるメカニズムについて。
セシウムって何?
セシウムには放射線を出すものと
放射線を出さないものとがある。
報道で語られているのは、
放射線を出すセシウム。
- 射線を出すセシウムは放射性セシウムと呼ばれている。
- 原子力発電所で燃料として使われるウランが核分裂して出来る。
ちなみに放射線を出さないセシウムもあるから、
セシウム=放射線物質というわけではない。
放射性物質の誤解
最近はセシウムばかりが取り上げられているけど、
一定以上の放射線を出す物質であれば、
セシウム以外の物質も有害。
と、いうよりも放射線を出す物質そのものが有害なのではなく、
放射線が有害という点には注意。
何故セシウムばかり報道で名指しされるのか?
なぜ他にも放射性物質があるのに、
セシウムばかりが報道で名前が挙げられるのか?
その理由は福島原発事故で放出された放射性物質のうち、
環境に残っているのはセシウムが大半だから。
何故セシウムばかりが環境に残っているのかと言えば、
それは原発事故で放出された放射性物質の大半が、
セシウムとヨウ素だったのが原因。
- ヨウ素=5%
- セシウム=95%
更にいえば、放出された放射性物質の5%に当たるヨウ素は、
セシウムに比べて半減期が短いという性質がある。
※半減期というのは大雑把に言えば半分になる期間
現在は半減期が短いヨウ素はセシウムに比べて、
環境にはほとんど残っていない。
だから現在の環境ではヨウ素が減っているので、
残っているセシウムが問題視されている。
放射性セシウムの人体への影響とは?
セシウムがどれだけの量で人体に悪影響を与えるのかは、
実は人によって意見がマチマチ。
政府は既に危険な水準の場所からは人を避難させているというけど、
原発なんかに反対している人はセシウムは微量でも危険と言っている。
学者の間でも放射性セシウムが、
人体に与える影響については意見がわかれている。
セシウムの影響はどれだけの量で人体に危険を及ぼすのかという部分は、
人によってマチマチだけどセシウムで起こりうる危険はまとめることが出来る。。
↓セシウムが放つのはβ線が起こす可能性がある症例。
癌…β線は生物のDNAを傷つける。
癌細胞はDNAが異常を起こした細胞のため、
DNAが傷ついたとき癌になる可能性がある。
白血病…セシウムがある所には5%~10%程度のストロンチウムが存在するとされる。
ストロンチウムは白血病との因果関係が強いといわれている。
放射性セシウムの意外な危険
セシウムは放射線以外にも危険性がある。
それはセシウムの性質が、
カリウムに似ているということが原因。
カリウムは生物の体を作るのに必要な物質なので、
動物や植物の体が放射性セシウムを、
カリウムと間違って取り込む可能性がある。
生体に放射線を放つセシウムを取り込むと、
体の内側から放射線を浴びる。
体内に取り込んだ放射性セシウムにより、
至近距離から直接被爆する内部被曝となる。
セシウムは生体内に取り込まれやすいので、
人間が直接セシウムに触れなくても
動物や植物を食べることで人間が被曝することも考えられる。
セシウムの影響とは?人体への恐怖をアナタに!まとめ
今回の記事は、
セシウムの影響とは?人体への恐怖をアナタに!
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うん、無茶苦茶なタイトル(^_^;)