セスキ炭酸ソーダは掃除の定番道具として定着しつつある!
そんなセスキ炭酸ソーダは美味しそうな炭酸飲料っぽい名前。。
今回リサーチしたのはセスキ炭酸ソーダの正体と使い方。
美味しそうな名前だけど飲んじゃダ~メ(ノ´▽`)ノ
そもそもセスキ炭酸ソーダとは何?
水に溶けやすい上にアルカリの強さも丁度良く、手荒れのリスクも少ない。
ちなみに入浴剤なんかにも、含まれているから特別な薬品でもないんだ。
セスキ炭酸ソーダとは?
- アルカリ剤
○手荒れのリスクが少ない程々のアルカリ性
○1%の水溶液にするとph9.8程度の弱アルカリ性 - 結晶状状態で売られている
○サラサラした感じ - 洗浄力が高め
○でも石鹸などの本格的な物に比べると弱い - 変質しにくい
○長期間、常温での保存が可能
○ただし湿気を吸い固まることがある - 無機物
○環境中に放置した状態でも生分解の必要がない
○界面活性剤よりも環境への負担が少ない
セスキ炭酸ソーダの良い所と悪い所
セスキ炭酸ソーダは、浴剤や家庭用洗剤にも原料の欄を見ると見つけられる。
いまは身近な掃除道具としても、身近なものになっている。
そんなセスキ炭酸ソーダにも、得意なことと苦手なことが存在する。
セスキ炭酸ソーダの得意なことは?
セスキ炭酸ソーダは、油汚れとかタンパク質の付着にすごく役立ってくれる。
油汚れもタンパク質の汚れも、汚れをとりにくいから重宝するんだ。
セスキ炭酸ソーダの得意
- 得意な汚れのタイプ
○タンパク質を少し分解できる
○油脂を少し乳化できる - 具体的な汚れの例
○油汚れをとりやすくする下処理
○血液関連の汚れ
○皮脂などの汚れ
○垢などの汚れ - 使われることの多い場所
○台所のベタベタ
○取っ手やスイッチについた汚れ
○器物などに付いた手垢
セスキ炭酸ソーダの苦手なことは?
次にセスキ炭酸ソーダの苦手な汚れをまとめるよ。
基本的に本格的な汚れを落とす能力は界面活性剤(石鹸など)の方が強い。
だから苦手な分野で使っても石鹸なんかと比べて、汚れが取れずイライラするかもね。
セスキ炭酸ソーダの苦手
- 泥汚れが激しい場合
○ユニフォームや靴下の泥汚れなど - 衣類についたシミ
○漂白剤のほうが効く - 機械の油による汚れ
○機械の油にはセスキ炭酸ソーダは無力 - 口紅がついた場合
○特に奥さんのいる男性は注意
セスキ炭酸ソーダの注意点
セスキ炭酸ソーダは掃除で手軽に使えるけど、注意しないといけないこともある。
これから注意点をまとめるよ。
絶対厳守な注意点
- アルカリ性のためタンパク質を溶かす
○手荒れ対策としてゴム手袋を用意する - 皮膚に付いてヌルヌル感が出たら
○水で十分に洗い落とす
それでも取れなければ中和する
中和とはアルカリ性と酸性を混ぜて弱めること
例:中和のために酢やクエン酸を少量ふりかける
中和したら酢やクエン酸は洗い流す - 目や口に水溶液などが入った場合
○キレイな水で洗い流す
痛みなどが残るのなら病院に行く - 保管時には湿気に注意
○湿気を吸って固まることがある
フタ付きの容器で保管する
セスキ炭酸ソーダを使ってはいけない場所
最後にセスキ炭酸ソーダを使ってはいけない場所をまとめるよ。
これらの場所にセスキ炭酸ソーダを使うと、取り返しの付かないことに(((( ;°Д°))))
使ってはいけない場所
- 木質系が素材の場合
○落とせないシミが出来てしまう
例:白木など - 繊維が素材の場合
○シミが出来たり黄色く変色したりする
例:ジュートなど - アルミが素材の場合
○黒く変色する
例:水道の蛇口などの場所 - 畳
○シミが出来たり黄色く変色したりする
まとめ
今回はセスキ炭酸ソーダについて。
美味しそうな飲み物っぽい名前だけど、手についてヌルヌル感が出たら、しっかりと洗わないといけない。
だから飲んじゃダメ☆-( ^-゚)v
セスキ炭酸ソーダ関連の記事
セスキ炭酸ソーダが口に入った時などには、応急措置が必要となる。
そして応急措置を終えたら、早めに医療機関に行きたい。