空気清浄機は、室内でタバコを吸うときにも役に立つ。
たばこの煙が体に悪いことは有名。
また室内で吸うとヤニなどが壁紙に付着してしまう。
さらに臭いも残るので、誰かを部屋に招いた場合に嫌な顔をされることも。
空気清浄機は、タバコの全ての煙を吸い取るわけではない。
でも煙による被害を大きく減らすことは可能だから積極的に空気清浄機を使っていこう。
空気清浄機の置き場所次第でタバコ被害が変わる
空気清浄機をタバコの煙対策として使う場合。
通常は床付近に空気清浄機を置くことになるけど、たばこの煙を吸い取る場合は人の顔付近に吸気口が来るように高さを調整することになる。
そしてタバコの煙を吐き出すときは、空気清浄機に向かって吐き出すのが基本ともなる。
タバコの煙の動きについて
吐き出されたタバコの煙は上へと昇っていく。
だからタバコの煙対策用の空気清浄機は、上に昇る煙を捕らえられる場所に設置する必要があるのが分かる。
そのためには高さは最低でも顔の高さ位に合わせたい。
場合によっては台の上に乗せることも考える必要がある。
でも不安定な台の上だと、崩れて空気清浄機を壊してしまったり思わぬけがの原因になったりも。
だから無理に高い場所に設置してはいけないという点には注意をしよう。
空気清浄機の置き場所に一工夫で更にタバコの煙を!
空気清浄機は置き場所によって、性能を十分に発揮できるかどうかが決まってくる家電でもある。
とうぜん性能が十分に発揮された方が、タバコの煙をよくとることができる。
ではどのような点に気を付ければよいのかというと、それは空気の循環を行いやすい場所に置くということ。
特に吸気口の位置に注目をしよう。
空気清浄機の吸気口は、上を向いている場合と背面にある場合とがある。
上を向いている場合は、カーテンなどを被って空気を吸うのを邪魔しないように注意をする。
背面にある場合は、空気清浄機の背後に広いスペースを作るようにしよう。
このように空気をたっぷりと吸い込めるようにすることで、空気清浄機は十分に性能を発揮できるようになる。
フィルターの掃除も大切
フィルターを使った空気清浄機の場合は、やはりフィルターの掃除を定期的に行う必要がある。
目安としては2週間に1度程度。
タバコ専用として使っている場合、ヤニとホコリが混ざって酷い状態になりやすいのでこまめに掃除をするようにしよう。
タバコのための空気清浄機の選び方
タバコのための空気清浄機を選ぶのなら、特に重視したいのは2点。
フィルター式であることと吸い込み口が本体の前についているタイプであること。
フィルター式
空気清浄機には、フィルター式、イオン式、フィルター式+イオン式の3種類が存在する。
フィルター式は名前の通り、フィルターで花粉やホコリを捕まえるタイプ。
イオン式は、電気を使って粉塵を集めるタイプ。
フィルター式+イオン式は、名前の通りフィルター式とイオン式の両方の機能を持っている。
基本的にフィルター式の方がイオン式よりも集塵能力が高い。
だからタバコ用であれば、フィルター式を選ぶようにしよう。
もちろんフィルター式+イオン式の方でもいいけど、機能が多い分だけ高価になりやすい。
また複数の機能が詰まっている分だけサイズが大きくもなりやすい。
タバコ用の場合は、顔付近の高さに設置したいのでサイズが大きい空気清浄機は扱いが面倒。
よって、やはりフィルター式を選ぶのが最もベターかもしれない。
吸い込み口が本体の前についているタイプ
使用時をイメージした場合。
タバコを吸って煙を吐き出すとき、空気清浄機に吹きかける感じになる。
だから基本的に空気清浄機は正面から煙を受け止めることになるため、吸い込み口は正面にあった方がいい。
もちろんこの辺りは、高さ調整によって考え方を変える必要があるので、実際にどのように使うのかを考えながら判断はしてほしい。
空気清浄機をタバコの煙対策で使う場合の注意点
空気清浄機をタバコの煙対策で使う場合、2点に注意をしてほしい。
それは一般的な空気清浄機では有害物質を完全に除去できない点と、完全にタバコの煙のヤニを取り除くのは難しいという点。
タバコには一酸化炭素などの有害物質が含まれる。でも残念なことに空気清浄機では、すべての有害物質を取り除くのは難しい。
またタバコの煙自体、全てを空気清浄機が集められるわけではない。必ず取り残しが出るのでヤニなどを完全に取り除くのも難しい。
こういった注意点を考慮し、空気清浄機はあくまでタバコの煙による悪影響を減らすだけであることは心に留めておこう。