話題-百鬼夜行

とんかつの冷凍保存方法|揚げた後と前のオススメはどっち?

とんかつは、がっつり食べたいときなんかに重宝する。

 

でも、作るのが大変な上に近所に買いに行くというのも面倒くさい……。

 

このような場合に備えて、冷凍庫にとんかつを凍らせて入れておくのも良いかもしれない。

 

今回は、そんなとんかつの冷凍保存についてお伝えする。

とんかつの冷凍保存は揚げた後と前のどちらがオススメ?

自宅で作ったとんかつの冷凍保存を行う場合、揚げた後に冷凍するのがオススメ。

 

その理由は以下の3つ。

揚げた後に冷凍するのがオススメの理由1

揚げる前に冷凍した場合、お肉の水分が失われやすいのでパサパサになってしまうというリスクが高い。

 

一方で揚げた後に冷凍したとんかつは、揚げてあるのでお肉の水分が失われる可能性が低い。

揚げた後に冷凍するのがオススメの理由2

揚げた後に冷凍したとんかつのには、解凍後に手軽に食べられるというメリットもある。

 

揚げる前に凍らせた場合、食べるときに油を準備して揚げるという手間が必要。

 

でも揚げた後に凍らせた場合は、自然解凍や電子レンジの解凍機能を用いて解凍した後は少し温め直すだけでOK。

 

油を準備する必要が無いのでかなり手軽だと言える。

揚げた後に冷凍するのがオススメの理由3

冷凍保存しておける期間も、揚げた後のとんかつに軍配があがる。

 

揚げる前に冷凍したとんかつの保存期間は3週間ほどで、揚げた後に冷凍したとんかつは4週間ほどとなっている。

 

だから揚げた後に冷凍した方が、長く保存できるということになる。

 

こういった数多くのメリットがあるため、冷凍保存を揚げた後にするという方が多い。

冷凍したとんかつは早めに食べよう

とんかつを冷凍した場合、揚げる前に冷凍したら3週間ほどが消費期限。揚げた後に冷凍した場合は4週間ほどが消費期限となる。

 

消費期限が長いため揚げた後に凍らせた方が長く持つのは確か。

 

でも、長く保管しておくと徐々にとんかつが乾燥していってしまい、食べるときにパサパサした感じになってしまう。

 

だから、どちらの凍らせるタイミングを選んだとしても、早めに食べ切ってしまうようにしたい。

揚げる前と後の冷凍とんかつの特徴

冷凍をするタイミングが揚げる前と後とでは、解凍して温めたときの食感が少し違ってくる。

 

揚げる前に冷凍したとんかつは、冷凍庫から出したら凍ったまま油で揚げることになる。

 

だから揚げたての状態で食べられるので、衣がサクサクした感じ。

 

一方で揚げた後に冷凍したとんかつは、解凍後にオーブントースターや電子レンジで温め直すことになる。

 

こちらは、少し硬い感じに仕上がってカリっとした食感を楽しめる。

とんかつを揚げるタイミングを決めるポイント

とんかつを凍結したタイミングを揚げる前か揚げた後にするのかは、どのようなことに使うのかによって判断するようにするのも手。

 

揚げる前に凍結した場合は、食べるときに油を用意して揚げる必要がある

 

だから揚げる前に凍結するとんかつは、ある程度のまとまった時間をとれる場合に限られてくる。

 

例えば、夕食どきなど時間をある程度とれる時に使う場合など。

 

一方で揚げた後で凍結したとんかつは、温める前に解凍をするという手間が必要。

 

でも揚げた後に凍結したとんかつにかかる手間は、自然解凍、冷蔵庫に移す、電子レンジの解凍モードを使うという形なので放置するだけで手はかからない。

 

このため朝の忙しい時間に、お弁当のおかずとするなどにも使える。

 

もちろん夕飯時にも使えるので、油で揚げる前に凍結させたとんかつよりも活用の幅が広い。

とんかつを凍らせるときのコツ

とんかつは、以下の2点に気を付けて凍らせるとよい。

 

注意点:短時間で凍らせる

とんかつは短時間で凍らせないと、お肉からドリップが出てパサパサになってしまう。

 

だから金属トレーに乗せるなどして早く凍るように工夫をしたい。

注意点:ラップなどで包み空気に触れさせない

ラップなどで包んでから凍らせるのは、とんかつが乾燥するのを防ぐため。

 

凍らせる前にはしっかりとラップで密閉することで、とんかつがパサパサになるというよくある失敗を防ぐことができる。

とんかつを凍らせる手順

とんかつを凍らせるとき、揚げる前と揚げた後では注意するポイントが違ってくるので注意が必要となる。

 

凍らせるタイミングでオススメなのは先に述べたように揚げた後。

 

でも揚げたてを食べたい場合は、揚げる前に冷凍保存する必要がある。

 

だから揚げる前に冷凍保存する方法もここではお伝えしておこうと思う。

とんかつを揚げる前に冷凍保存する場合

とんかつを揚げる前に冷凍保存する場合、特にドリップが出ないようにする工夫に力を入れたい。

 

ドリップが出ないようにするには、とにかく短時間で凍らせることが大切。

 

以下のように行えばドリップが出にくいので徹底するようにしよう。

 

揚げる前のとんかつを凍らせるコツ
  1. 1枚ずつラップでくるむ
     ○なるべく密閉させる
      →空気が入らないようにする
      →空気は酸化の原因
      →空気は凍るのを遅らせる原因になる
  2. 凍らせるときは金属トレイなどを使う
     ○早く凍らせるため
  3. トレイには重ならないように並べる
  4. 冷凍庫に入れる
  5. 凍ったのを確認したら容器に移動させる
     ○なるべく空気の入らない容器に入れる
  6. 冷凍庫に再び入れる

 

とんかつを揚げた後に冷凍保存する場合

とんかつを冷凍保存するのなら、基本的には揚げた後に凍らせるのがオススメ。

 

これは揚げた後の方が、先に述べたように解凍の際に失敗する可能性が低いなどのメリットがあるから。

 

揚げた後のとんかつは、以下のように冷凍保存をしよう。

 

揚げてからとんかつを凍らせるコツ
  1. とんかつを揚げる
  2. 20分ほど冷ます
     ○常温にまで冷ます
     ○熱いままだと
      →水蒸気が凍ってしまう
      →溶かすと水になり衣が湿っぽくなる
      →冷凍庫内の温度を上げてしまう
      →とんかつのお肉が傷む可能性がある
  3. 1枚ずつラップで包む
     ○可能な限り空気が入らないようにする
  4. フリーザーバッグなどに入れる
     ○入れた物の口は完全に閉じる
      →解凍後のパサつきを避けられる
     ○可能な限り空気を抜く
     ○とんかつが重ならないように注意
  5. 金属製のバットやトレーに乗せて冷凍
     ○可能なら冷凍庫の休息冷凍機能を使いたい

 

おわりに

今回は、とんかつの冷凍方法や解凍方法についてお伝えした。

 

とんかつを自宅で揚げる場合、油の準備と後片付けが大変になる。

 

だから手間を最小限にするためにも、まとめてとんかつを揚げて冷凍してしまうのがオススメ。

 

でも揚げたてを食べたい場合は、揚げる前に冷凍するという方法をとる必要がある。

 

手間を減らすことを優先するか、揚げたてを食べることを優先するのか?

 

この辺りが、冷凍するタイミングを決めるポイントになるかもしれないね☆-( ^-゚)v

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