香水は残ったりして不要になる事も多い。
使わなくなった香水をいらない!と捨てることも可能だけど、香りを利用した別の使い方をしてみるという手もある。
その別の使い方というのは色々とあるので、アナタの日常にピッタリと合う方法もあるかもしれない。
今回の記事では、そんないらない香水の使い道をいくつかご紹介させていただく。
いらない放置した香水の使用期限
使わなくなり放置された香水は、開封してある場合でも1年は香りを維持できる。
未開封の場合は3年ほどが香りを維持できる期限。
でもハイブランドの場合は、保存状態さえよければ200年使えるという話があるほど劣化しにくいものもある。
このためハイブランドの古い香水は、幻の香水としてオークションなどで高額取引されることも。
使わなくなった香水の使い道は?
使わなくなった香水の使い道は以下の2つの視点で見ることになる。
- 中の香水
- ビン
中の香水の使い道は、その香りを活かした方法がメインとなる。
そしてビンの方は、おしゃれなデザインが多いためインテリアとして使うことが多い。
不要な香水の使い道は?
ビンの中の香水は、その香りを利用した方法で再利用する人が多い。
ただその際には注意したい点がある。
それは物に直接香水を吹き付けない方がいいという点。
例えば革製品や家具に香水を直接吹き付けてしまうと、変色する原因になる事も。
また臭いが取れなくなってしまうこともある。
このため香りを利用した再利用方法を使う場合、布などに香水の中身を染み込ませて使う場合が多い。
- 芳香剤
○コットンなどに香水を染み込ませて置くだけ
○靴箱や玄関などに置けばいい
○置く際にはオシャレな容器に入れると更に良い - 湯船に垂らす
○アロマオイルみたいな感じで - 匂い袋
○コットンに香水を垂らし布袋に入れる - クローゼットなどに
○コットンに香水を染み込ませて入れる
○靴箱に入れるのもよい - トイレの臭い対策
○コットンに香水を染み込ませて入れる
○トイレットペーパーに吹き付ける
○消臭剤(無臭)と併用すると更によい - ランプシェードに香水を振りかける
○ランプの熱で香水が温まり部屋に香りが満ちる
○ランプに直接つけるのは避ける
→香りが強く出過ぎる
○つけすぎるとシミになるので注意 - バッグの中に香り付け
○ハンカチに香水を振りかけバッグに - 手紙に香水を垂らして使う
○封筒を開けると良い香りがする - 掃除に使う
○香水に含まれるアルコールが汚れを取る
→雑巾で水拭きをする際に香水を垂らす - カーテンに香水を吹き付ける
○窓から風が入ると良い香りが - コップに入れたお湯に一滴の香水
○簡易的なアロマとして使える - 靴の中に入れる
○コットンに香水を染み込ませて入れる
○香水を直接吹き付けてはいけない
→香りが取れなくなったりシミになったりする - 財布に香水を吹き付けた厚紙を入れる
○お札に香水を吹き付けて入れても良い - ギフトラッピングの飾りに一滴垂らす
○良い香りがプレゼントからする
不要な香水を再利用する場合は濃度に注意
香水には濃度がある。
あまりにも濃すぎる香水は、再利用の仕方によっては香りが強すぎることも。
このような場合は、無水エタノールで香水を薄めてから再利用するようにしよう。
香水の濃度の目安
香水で薄めた方がいいのが、オードパルファム、パルファムの2種類。
- オードパルファム(濃度5~10%)
- パルファム(濃度15~30%)
一方で、オーデコロンやオードトワレなどは薄めなくてよい場合が多い。
とはいえ香りが強いか弱いか感じるのは個人差がある。
だからオーデコロンやオードトワレを使う場合も、香りが強いかな~?と感じたらアナタが気持ちよく使うためにも薄めて使うようにしたい。
使い道のない香水のボトルの使い道
使い道のない香水は、ボトルを再利用する方も多い。
香水のボトルはオシャレな物が多いので、インテリアとしても使える場合が多い。
その再利用としては、花瓶、ハーバリウム、サンキャッチャー、チャームなどが挙げられる。
ただスプレー部分(金属)とボトル(ガラス)を金属で接合して外れ無くしてある場合がほとんど。
このような場合、接合部分を破断しなければボトルを再利用するのは難しい。
なお接合部分は、カシメと呼ばれている。
香水ボトルのスプレー部分を外す方法
香水ボトルのスプレー部分を外すのは、けっこう力業になる。
- マイナスドライバーでスプレー部分を持ち上げる
- ニッパーで接合部分(金属のフチ)に切り込みを入れる
- 接合部分を開く
- スプレー部分を外す
けっこう無理やりな方法なので、作業中にボトルが割れたりするということも考えられる。
だからゴーグルの着用など、安全対策を忘れないようんしたい。
使い道のないハイブランドの香水は売るという選択肢も
ハイブランドの香水は売れることが多い。
特に既に販売終了になっているなど非売品の香水はプレミア価格で売れたりする。
先に述べたように、ハイブランドの香水は保管状態次第で長く使えるので購入年代をあまり気にしなくても嬉しいところ。
ハイブランドの香水を売る場合は、中古買取サービスをインターネットなどで探すという手がある。
使い道のない香水を捨てる場合
使い道のない香水は、再利用するのも売るのも手間がかかる。
だから面倒だと感じた場合は、素直に捨ててしまうのも一つの手だと言える。
ではどのように捨てればよいのかというと、瓶から中身を出して捨てるのが基本となる。
香水の中身の捨て方
瓶の中身は、ティッシュに吸わせて燃えるゴミとして捨てることになる。
香水の吸わせ方としては、匂いが凄いことになるから風通しの良い屋外で行うのが理想的。
そして環境が整ったら、ゴミ袋にティッシュを詰め込んで香水を染み込ませればいい。
香水は流してはいけない
香水の成分は、エタノールが9割ほどで香料が1割程度であることが多い。
このうち香料が問題で、香料には油分が多く使われている。
油分が多いため、配管などを詰まらせる原因となる。
だから香水はキッチンやお風呂場で流して捨てるのは避けよう。
ちなみにエタノールの方は自然に分解されるし、体に取り込んでも残り続けるということは無いとされている。
香水の瓶の捨て方
香水の瓶は、少し処分が面倒臭い。
これは多くの場合はガラス部分(本体)に金属部分(スプレー部分)が固定された状態になっているため。
だからガラス部分から、この金属部分を外す作業が必要がある。
外し終わったら、ガラス瓶の部分はガラス、瓶や割れ物として捨てる。
またスプレー部分に使われるプラスチックキャップやチューブは、プラスチックゴミ。金属で作られたスプレー部分や留め金具部分は金属ゴミ。
このような形で出すことがほとんどだけど、自治体によって違う場合があるのでチェックをお忘れなく。
瓶からスプレー部分を外す
まず香水の中身を完全に抜いたと思っていても、実は残っているという場合もある。
このような状態でスプレー部分を外すと、中身が飛び散ってしまうことがある。
だから瓶の処置も屋外で行うようにしよう。
また工具を使うので、テーブルや床の上で作業をするとそれらを傷つけかねないので、そのための対処としても屋外でやることをオススメしたい。
次にスプレー部分を外す作業に入る。
スプレー部分が固定されているかどうか確認するため、カシメを上に引っ張ってみる。
これで取り外せたのなら、あとはスプレー部分の中にあるバネやプラスチックの棒を外す。
そしてスプレー部分の内側にシリコンを発見したら、それをマイナスドライバーなどでひっかけて取り除く。
次にスプレー部分を固定する金属部分を取り外す。
このさいにはニッパーなどで切ることで外せるようになる。
おわりに
今回は、使い道のない香水の再利用方法についてお伝えした。
香水には好みがあるので、全ての香水を良い香りのするアイテムとして再利用するのは難しいかもしれない。
でも無水エタノールで薄めるなどして香りを弱めれば、あんがい心地よい香りになったりするもの。
だから香りが好みに合わないことが原因で捨てようと思っている香水は、捨てる前に薄めてみるのも良いかもしれないね☆-( ^-゚)v