厄払いをするのなら、マナーを予め知っておきたい。
なぜなら、神社というのは浮上を嫌うなど、色々なルールがある。だから、マナーを知らないと厄年を乗り切る厄払いの効果が台無しになる場合もあるから。
今回のリサーチでは厄払いの料金や袋、服装といったマナーを記事にしてみた。
神様に嫌われないようにマナーやルールを勉強しよう(ノ´▽`)ノ
厄払いのマナー……その前に基礎知識
まずは、厄払いの基本をお伝えする。
厄払いを行うのは厄年の場合が多いけど、その厄年が何歳に来るのか間違えるわけにはいかない。
- 数え年について
○数え年とは?
→生まれてから何年目かで考える
→数え年の場合
→生まれたばかりの赤ちゃんは1歳となる
○誕生日にではなくお正月に歳が増える
お正月(1月1日)を迎えると歳が1歳増える - 厄年は数え年で算出する
○男性の厄年:25歳、42歳、61歳
○女性の厄年:19歳、33歳、37歳 - 男性の42歳と女性の33歳の厄年は大厄という年
○大厄は名前の通り一際危険な厄年
大厄について
特に男性の42歳と女性の33歳は、厄といって特に厄が強い時期。
そして大厄の前後の年も厄があるとされている。
- 大厄の前の年=前厄
- 大厄の後の年=後厄
前厄、大厄、後厄の3年間は、身を謹んだほうが良いとされているよ。
その他、大厄や厄についての豆知識はコチラをご覧ください。
厄払いのマナー
この章では、いよいよ本題であるマナーについてお伝えする。
まずは、もっとも基本となる厄払い全般のマナーについて。
- 厄払いを受ける時
○事前の指示をよく聞いておく
○しゃべらずに静かにしている - 祓い棒でお払いをしてもらう時
○低く頭を下げる - お払いを受けるときの服装
○キッチリとした服装で行く
男性:スーツにネクタイ
女性:スーツやワンピース
※ジーパンなどは不可の場合もある
○帽子などは着用禁止 - 前日には、しっかりと体を洗っておく
神社などは不浄を嫌うので清潔であることが大切
厄払いのお金
次は厄払いのお金関連のマナーについてまとめていく。
やっぱり、お金のことは凄く気になるんじゃないかな~って個人的には感じるけど、どうかな?
- 大きな神社であれば金額が提示されている
○目安が書かれているだけの場合が多い
○事前に電話で尋ねる人も多い - 通常支払われる金額
○最低でも5000円程度は用意する
○大体5000円~10000円の間が相場
○地域の人を集めての厄払いなら
→3000円程度という場合も多い - 厄払い料金の支払い場所
○神社ごとに違う
→厄払いの受け付けの時に質問しておく
厄払いで支払うお金と共に気になるのが、料金を入れる袋についてのマナー。
- 料金を入れる熨斗袋(のしぶくろ)
○紅白の水引きの掛かった普通の熨斗袋 - 熨斗袋(のしぶくろ)に書くこと
○表側
→表側に書くことは上部中央から縦書
→神社の場合
御初穂料か玉串料と縦書
下に自分の氏名を縦書で書く
→お寺の場合
お布施と縦書
下に自分の名前を縦書で書く
○裏面下部
横書きで金額を書いておく
例:5000円などという算用数字の形で良い - 袋に入れる紙幣
○新札を入れるのがマナー
厄払いの疑問色々
厄払いを受けるって決めても、分からないことがあって躊躇することも多いと思う。
ここでは、厄払いの代表的な疑問をまとめて解決!
- 有名な所と地元ではどちらが良いのか?
○基本的に地元の神社でも効果は十分
→神社仏閣の手入れが行き届いている場合のみ - 厄除けを受ける人数
○1人か少人数で受けるのが良い - ご祈祷料(料金)
○ご祈祷料の高低で効果が変わることはない - 前厄と後厄
○前厄と後厄の両方でも厄払いをしておきたい - 誰かと一緒の場合
○多くの神社や仏閣では
→厄落としを受ける人と一緒に昇殿できる
○付き添いの人
→ご祈祷を受けないのなら料金は取られない - 厄払いを受ける人数
○数十人がまとめて受けるのが一般的
○個別の厄払い
→事前に申し込めば受けられる場合がある - 事前の予約について
○事前の予約は一般的必要ない
○年末年始などの忙しい時期
→電話で確認するのが無難 - 厄払いを受ける時期
○年明け~節分までの間が一般的
初詣を兼ねて厄祓いを受ける人も多い - 厄払いと仏滅
○厄払いには大安も仏滅も関係ない
→いつでも安心して受けられる
厄払いの服装関連マナー
厄払いの服装は、スーツなどのキッチリした格好がよい。
これには、神様に敬意を示すという意味もある。
また厄年を迎えるにあたって、気を引き締めるという意味でもしっかりした格好がオススメ。
──などという建前はあるけど、一番の理由はキッチリした格好であればマナー違反になることが滅多にないというのが、最大の理由だったりする。
靴下や毛玉に注意
身だしなみのよくある失敗談に靴下に着いた毛玉がある。
厄払いで拝殿に上がるとき、靴を脱ぐのが一般的。
このとき、靴下に毛玉が付着していると見栄えが非常に悪い。
足元っていうのは、注意が行きわたらないものだからこの失敗談は他人ごとではない。
特に複数人で厄払いを受ける時なんかは、自分の足元に着いた毛玉に気付いて居心地の悪さを感じることも──。
だから足元への注意を、疎かにするわけにはいかない。
とにかく清潔に
神様は不浄を嫌うとされている。
だから、神社に行く場合には清潔であることを心がけよう。
例えば──
- 神社に行く前日には
○清潔な体でいるためにお風呂にしっかりと入る - 清潔な印象を得るため
○神社に来ていく服にはしっかりとアイロンをかける - 清潔な印象にするため
○髪型もしっかりと整える
──など神社に行く前には、しっかりと清潔感を出しておこう。
まとめ
今回は実際に厄払いを、受ける場合についてのマナー記事。
本厄だろうがなんだろうが、関係ないっていう人もいるよね。
でも、少しでも気になるのなら厄払いを受けておいたほうが良いかもね。
気持ち的なものもあるから、初詣ついでに厄払いを受ければ新年早々に気も引き締まる!
だから、前年の気持ちから切り替える意味でも、初詣ついでに厄払いを受けるのもいいんじゃないかな☆-( ^-゚)v