夏野菜はおいしい上に栄養価も高いので、自分でも育ててみたいと思う人も多い。
でも──『か……枯れた( ̄Д ̄;; 』──と、残念な結果になることも。
そんな悲劇を避けるため、今回は初心者が育てるのにオススメの夏野菜をお伝えする。
夏野菜栽培の初心者の方にお伝えしたい情報さ☆-( ^-゚)v
初心者が育てやすい夏野菜は?
夏野菜は、畑がなくてもプランターを使うなどすれば、ベランダなどの限られた空間で育てられる。
そんな夏野菜を育てるには、以下の2通りの方法が存在する。
夏野菜を育てる方法
- 苗から育てる
- 種から育てる
種から育てるのは色々と大変だから、初心者の方は苗から育てるようにしよう。
夏野菜の苗を植える時期は?
夏野菜は、4月~6月の初め位までに、植えておきたい。
ホームセンターなどではこの期間中に夏野菜の苗は売られるので、植えるタイミングは分かると思うよ。
初心者向けの夏野菜は?
初心者の方が夏野菜を育てるのなら、やっぱり育てやすい苗を選んだ方がいい。
特に初めて夏野菜を育てるという方は、以下のような野菜を選ぶことにしよう。
最初の内は沢山の種類を育てるのではなく、1種類の野菜から始める方が良い。
初心者向けの夏野菜
- ピーマン
○酷暑でも耐えられる丈夫さがある - 唐辛子
○酷暑でも耐えられる丈夫さがある - オクラ
○酷暑でも耐えられる丈夫さがある - ナス
○8月初旬の収穫までは育てやすい
○暑さ対策が必要 - トマト
○8月初旬の収穫までは育てやすい
○暑さ対策が必要 - キューリ
○8月初旬の収穫までは育てやすい
○暑さ対策が必要 - 枝豆
夏野菜のベランダ栽培をするのなら
夏野菜のベランダ栽培で、最も気を付けたいのが水やり。
梅雨明けとなる7月後半からは、夏野菜であっても厳しい暑さになる。
だから以下のような点に気を付けよう。
夏野菜のベランダ栽培をするのなら
- 日光の照り返しを防ぐ
○鉢は直接床面には置かない
レンガやブロックなどの上に板を乗せて、その上に
○午前中は日に当て、午後は半日陰に移動 - トマトやナスは8月まで
○トマトやナスは8月になると育つ勢いがなくなる
○このタイミングで別の野菜を育て始めても良い
初心者向けの夏野菜の育て方:具体例
ここではミニトマトを例に、夏野菜の栽培の仕方を簡単にまとめておく。
ミニトマトの育て方:準備
- 育てる野菜を選ぶ
○初心者の方は1種類の野菜の身を育てよう
○夏野菜には耐病性の品種があるからそれを選んでも良い - 夏野菜を育てる場所を決める
○ミニトマトであれば以下の条件を満たす場所で
○昼の温度が25℃~30℃
○夜の温度が16℃~17℃
○1日に5時間は日のあたる場所
○風通しが良い場所 - 道具を用意する
○夏野菜の苗を用意する
良い苗の特徴
茎がまっすぐ
葉と葉の間が狭い
葉の色が濃い緑色
○プランターなどの器
○ミニトマトだと直径と深さが30cmの物が良い
○土
○野菜用の土やトマト用の土
○肥料
○支柱と紐
○じょうろ
○病害虫用の薬
次にミニトマトの栽培の仕方を、簡単にまとめていくよ。
ミニトマトの育て方:実践
- プランターや鉢の準備
○底石を敷き土を入れる - 苗を植え付ける
○植えるのは4月下旬~5月上旬まで
○浅く植えて、株の周りに土を寄せ排水をよくする
○割りばしなどを使い仮支柱を立てておく - 管理
○水やり
水は最初はタップリ
その後は土が乾いてから
○茎と葉の間に生えるわき目は、小さいうちに取る
○ミニトマトなどには支柱が必要
○5段目ほどまで花が咲いたら
二枚の葉を残してその上から摘心する
○追肥をする
実が初めてなる頃に行う
その後は、ミニトマトであれば1週間に1回のペースで
○鳥に食べられないようにネットで守る - 収穫
○開花後40日以降になり赤くなったら収穫
○熟しすぎるとヒビができてカビてしまう
終わりに
夏野菜には、暑い夏を乗り越えるのに役立つ、色々な栄養効果がある。
そんな夏野菜を、自分で育てて食べるのは、すごい贅沢な感じがする。
ミニトマトとかなら、ベランダとか庭の隅っことか、ちょっとしたスペースで育てられる。
今年の夏は家のちょっとしたスペースを使って、そんな夏野菜を育ててみるのも楽しいかもね☆-( ^-゚)v