おせち料理の具材には、
いろいろな意味がある。
個人的には、
全てがダジャレ関連だと、
思っていたけど違うみたい。
今回の萌え猫りサーチは、
おせち料理の中身 具材の意味。
お正月のおせち料理が、
少しありがたく感じる記事(ノ´▽`)ノ
おせち料理 具材の意味
おせち料理は重箱に積めるけど、
五段が正式な段数。
そして格段ごとに、
詰めるものが決まっているんだ。
格段は一番上の段が一の重という感じで、
●の重って表現する。
次の章からは、
段ごとに具材の意味をまとめるよ。
一の重
一の重は一番上の段で、
祝い肴などを入れる。
祝い肴は、
いわいさかなって読む。
おせち料理の場合は、
縁起のいい食べ物という認識で大丈夫。
特に三種肴(さんしゅこう)と呼ばれる、
数の子,田作り,黒豆は縁起の良さで有名。
関西だと黒豆の代わりに、
たたきごぼうを入れるんだ。
三種肴の意味
- 数の子
子孫繁栄 ニシンの子のダジャレで二親健在 - 田作り
ごまめのこと
他にも五万米とも呼ばれる
イワシは昔、畑の肥料だったので豊作祈願に通じる - 黒豆
まめに働く(勤勉に働く)
まめに暮らせるように(丈夫に暮らせるように) - たたきごぼう
関西では黒豆ではなく、たたきごぼうを入れる
叩いて身を開くことで開運 ごぼうの根は土に深く張ることから
ゴボウの根のように代々根を深く張りり代々続くように
三種肴以外
- 紅白かまぼこ
半円は日の出を連想させるこtから年神様に通じる
紅白はめでたい色
紅:魔除けの意味がある
白:清浄を意味する
(他にも紅白には紅:血 白:乳という解釈も) - 伊達巻
伊達は華やかさを表す
巻物は書物,掛け軸に通じるため文化や地域の発達を意味する - 昆布巻き 喜ぶ=よろこぶというダジャレ
- 栗きんとん
栗には別名、勝ち栗という縁起の良い名前がある
きんとんは、金団という漢字で蓄財を意味する - ちょろぎ
ちょろきの漢字は千世呂木,長老喜という長寿に通じる
二の重
縁起のいい海の幸が中心の、
焼き物の段。
二の重に詰める料理
- ぶり
ぶりは成長とともに名前の変わる出世魚
立身出世を願って詰める - 鯛
目出鯛(めでたい)というダジャレ - 海老
海老は腰が曲がっているように見える
腰が曲がるまで…すなわち長生きを願う
三の重
山の幸の煮物が中心の段で、
家族の絆を深めるように煮しめる。
三の重に詰める料理
- くわい
大きな目が出るから、めでたい
くわいには沢山の子球がつくから子孫繁栄 - ごぼう
ごぼうの根は土に深く張ることから
ゴボウの根のように代々根を深く張り代々続くように - れんこん
れんこんの穴から遠くが見えるから将来の見通しが効くように - 八つ頭
名前から頭となり出世するという願いを込める
八つ頭には小芋が沢山つくから子孫繁栄の意味も - 里芋
里芋を育てると小芋がたくさんつく
子孫繁栄を意味する
与の重
四という数字は、
死を連想するので嫌われている。
だから四の重ではなく与の重。
与の重は酢の物や和え物が中心の、
日持ちがする段。
与の重に詰める料理
- 紅白なます
紅白で縁起がいい
祝の水引きの意味もある
根菜のように根を張れますように - 菊花かぶ
菊は邪気を払うとされる
不老長寿の意味も菊にはある
五の重
年神様から頂いた福を詰めておくから、
基本的には空にしておく段。
ただし家族が好きな食べ物を、
入れる場合もある。
以上で主要な、
おせち料理の中身についての解説は終了。
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まとめ
今回は、おせち料理の中身について。
ダジャレばかりだと思っていた自分を少し反省…
お正月にはおせち料理を注文したり、
家で用意したりとか色々なパターンで、
おせち料理を食べると思う。
でも、食べている時に、おせち料理の意味を考えれば、
お正月を縁起のいい気分で過ごせるんじゃないかな☆-( ^-゚)v