スキー手袋

スキー手袋の選び方について、前回は初心者向けの情報をお伝えした。

スキー手袋の選び方は?初心者ならまずはココから!

 

今回は初心者から一歩進んだ、次の段階の選び方のヒントとなる情報をリサーチしてみた。

 

スキー手袋選び情報の第二段さ☆-( ^-゚)v

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スキー手袋のサイズに注意

スキー手袋のサイズは、メーカーによって多少異なる場合がある。

 

日本手袋工業組合基準であれば手囲いでサイズを測る。

手袋のサイズ!選び方で後悔しないこのコツ

 

でも日本手袋工業組合基準と、違うサイズ決めをしている会社も多い。

 

だから購入時のサイズ間違いが多いから、試着は必須。

 

もしネットで購入するのであれば、実物を店頭で試着してから、楽天やアマゾンで購入すると良い。

基本的なスキー手袋の構造

スキー手袋

スキー手袋が、どのような構造になっているのか、お伝えするよ。

 

基本的には──外層がアウター>中層がフィルム>内層がインナーこのようになっている。

 

まずは、スキー手袋の表面にあたる、アウターから詳しくお伝えする。

 

アウター(シェルレイヤー)について
  • 性能が低いと水が内部に浸透する
  • アウター部分が濡れていると
      →凍傷の危険がある
  • 重要視したい点
     ○防水性
     ○防風性
     ○防寒性
     ○透湿性
     ○内側の湿気を外に出す機能
     ○とくに重要視したい機能
       耐久撥水性
       防水透湿生地を使用しているか
     ○お金を掛けられるのなら
       耐久性の高い物を選ぶ
     ○破損しやすい部分が補強されている物
  • 安全を第一に考えると
     ○本革がオススメ
       →でも安くても1万円以上と高価
     ○強度の高い機能素材が初心者向け

 

次に防風と防水の役割のある、フィルムについて。

 

フィルム(中綿)について
  • 価格が安いと
     ○フィルムがない物が多い
       →縫い目から冷たい風や水が入ってくる
  • 重要視したい点
     ○ある程度の防風、防水性が備わった物
     ○素材としてゴアテックスなどを使用しているか
       →ゴアテックスとは透温素材
       →透温素材は風や水は通さず湿気を外に出す
       →内部のムレを防げる

 

最後に、スキー手袋の最も内側である、インナーについて。

 

インナー(内側)について
  • インナーが外せるレイヤータイプがオススメ
     ○洗うのが楽で良い
     ○構造上、保温性が高い
  • 2000円以下の物には注意
     ○インナーのない物も多い
       →可能であれば後でインナーを購入したい

 

このインナーなんだけど、常時はめておく人と必要な時以外は外しておく人とがいる。

 

この辺りは好みの方を選ぶようにしよう。

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一体型とセパレート(3-in-1)という構造について

スノーグローブは、上記の3構造が基本。

 

これらの構造は、1体型それ以外のセパレートの2種類が存在する。

 

セパレートは3-in-1とも呼び、シェル、フィルム、インナーと、層ごとに分離させられる。

 

一体型とセパレート(3-in-1)という構造について
  • 一体型
     ○使用向きの場面
       細かい操作が必要な場面
     ○長所
       着用時に指が滑りにくい
        →全ての素材がまとまっているため
       紛失しにくい
     ○短所
       単体での温度調整が難しい
       濡れても中を変える事が出来ない
       乾きにくい
       保温性より指先の動かしやすさ重視
        →保温性が少し低い
  • セパレート(3-in-1)モデル
     ○使用向きの場面
       雪や氷の上での細かい作業をしない場合
     ○長所
       インナーのみ、アウターのみでも使える
       インナーを状況に合わせて変更可能
        →保温性などを調節できる
     ○濡れたらインナーを取り変えることが可能
        →常にドライな状態にできる
       層ごとにバラして乾かす事が可能
       一体型よりも保温性の高い物が多い
     ○短所
       内部でズレる事もある
        →層ごとに分離しているので
       層ごとに分かれるので紛失しやすい

 

シェルレイヤー(アウター)について

選び方

アウターには、防風、防水、防寒の性能が求められる。

 

スキー手袋の中が濡れていると、凍傷の原因になりかねない。

 

だから特に寒い地域だと、手袋内部の湿気を外に出す透湿性能のあるかどうかは、かなり重要となってくる。

補強部分をチェックしよう

アウターを確認するとき、素材と共にチェックしたいのが補強部分。

 

スキー用であれば手の甲などに補強がある。

 

この補強がないとスキー手袋の寿命がすごく短くなるから注意をしよう。

 

とくに補強の効果が強いのは革。

 

革を使ってあるスキー手袋は、耐久性の高い物が多い。

 

ただ、革を使ったスキー手袋は、値段が高い傾向にあるから注意をしよう。

インナーについて

スキー手袋

インナーは、スキー手袋の保温性を、大きく左右する。

 

絶縁素材を使っている事や、保温性の高さ薄さフィット感、肌触りなどにも注意して選びたい。

素材は量にも注意

インナーに使われている素材は、質と共に量にも注意したい。

 

量が多いほど、保温力は高まる。

 

このため、質の良い素材であっても量が少ないため、保温力が低という事もある。

 

この点が、スキー手袋選びの難しい点の1つ。

保温性の調整の為に

選び方

手触りを良くしたり保温性を高めるのであれば、別途インナー用手袋を用意するのも手。

 

スキー手袋の下に、インナー用手袋を装着することで、色々な調整が出来る。

 

少し大き目のスキー手袋を用意して、その下に好みのインナー手袋を装着すると良いよ。

インナーの一般的な素材

インナーに使われる一般的な素材はウール系とフリース系。

 

ウール系は保湿が高い。

 

でも肌触りが硬く手にフィットしにくい。

 

フリース系は、保温性と速乾性、フィット感のバランスが良い快適な手袋。

 

でも厚みがあったり表面がスベる分、細かい作業には向かない

 

ただし、フリース系の素材というのは、進化スピードが早い。

 

だからいずれは欠点が、克服されるかもしれない。

スキー手袋の工夫

スキー手袋

スキー手袋には、色々な工夫が施された物が、存在している。

 

例えば──

 

スキー手袋の工夫の例
  • 手袋の袖口が長く、
  • ウェアと手袋の間から、
  • 雪が入るのを防ぐ。
  • タッチスクリーンを操作できる。
  • ゴーグルについた雪をぬぐえる工夫
  • 外したスキー手袋が風に飛ばされない為の紐がついている、

 

こういった工夫が、施されたスキー手袋もある。

終わりに

今回はスキー手袋の選び方について、脱初心者向けの情報をリサーチしてみた。

 

たぶん今回の情報は、スキー手袋選びに慣れるまでは、気にする必要のない情報。

 

知っておいた方がいいのは確かだけど、手袋選びに慣れていない場合は、知る事で混乱してしまう可能性もある。

 

だから情報収集は、厳選した情報を集める気持ちで、臨んだ方がいいかもしれないよ。

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