左利き

左利きの場合、ボールペンを使うだけでも苦労が絶えない。

 

日本語を横書きにする場合、左から右に書く。

 

このため文字を書いた場所に手を置くことになり、インクが手などにつくなどの悩みがあるのは有名。

 

これらの悩みは工夫をするか左利きに向いたボールペンを購入するかが主な解決策になる。

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ボールペンで左利き対策が必要な理由

左利きの方の、ボールペンの使用での悩みは以下の2点が挙げられることが多い。

 

左利きの方に多い悩み
  • 書くと手につきやすい
     ○手や指が汚れる
     ○紙が汚れる
  • インクが出にくくなる
     ○インクが詰まる
     ○インクが紙につかない

 

書くと手につきやすい悩みへの対策

ボールペン

書くと手につきやすいという悩みについては、大きく分けて2種類の対策がある。

 

1つ目は書くときに工夫をすること。

 

2つ目は特別なインクを使うこと。

 

書く時の工夫

左利きの方がボールペンで紙に何かを書くとき、油断をしていると手や指にインクが付いてしまう。

 

これらを防ぐためには、手を浮かせて書く、手の下に紙を敷く、書く紙を斜めにするなどの方法がある。

 

特別なインク

特別なインクと言っても、速乾性のインクのボールペンを使うというだけの話。

 

メーカーごとに渇く速度に違いはあるけど、速乾性のジェルインクなどを使ったボールペンを選ぶだけで手にインクが付きにくくなったという話は多い。

 

ちなみにこれは、手につく前にインクが乾いてしまうため。

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インクが出にくくなる悩みへの対策

文字の書き順は、右利きに合わせて考えられたもの。

 

このため左手で書くと問題が生じることも多い。

 

特に横線を書くとき。

 

右利きであれば、左→右へとボールペンを引っ張るように書くになる。

 

でも左利きの場合は、左から右へとボールペンを押すように書くになる。

 

この押すように書くことがインクが出なくなる原因に。

 

なぜ押すように書くとインクが出なくなるのか?

インク

ボールペンのペン先には、小さな金属の球体が取り付けられている。

 

このインクが付いた球体が転がることで紙に文字などを書ける。

 

でもボールペンを押すように使いながら文字を書くと、ペン先の球体がうまく回らない。

 

このためインクが出にくくなってしまう。

 

そんなインクが出にくくなる悩みに対しては、加圧式のボールペンを使うのがもっとも良いとされる話が多い。

 

加圧式ボールペンについて

加圧式ボールペンというのは、インクの詰まった芯に圧力をかけているボールペンであると捉えてもらっていい。

 

インクに圧力がかかっているので、ペン先の球体は常に外へと押し出されている状態になっている。

 

このため左利きの方が文字を書くときボールペンを押すように使っても、球体自身が外に出ようとしている状態なので押し負けることがない。

 

よって球体が問題なく転がる。

 

そんな加圧式ボールペンで特に左利きの方に人気なのは3種類。

 

それはパワータンク、エアプレス、ダウンフォースの3本。

 

このうち加圧方法が、パワータンクとエアプレス&ダウンフォースとで異なってくる。

 

2種類の加圧方法

パワータンクは、最初から加圧されている。

 

一方でエアプレス&ダウンフォースは、ノックを行うことでボールペン内部の圧力が上がる構造となっている。

 

これらの仕様の違いは、替芯の値段に影響を与えているので注意をしよう。

 

替芯の値段について

本体価格はパワータンクの方が安い。

 

でも替芯に関しては、エアプレス&ダウンフォースの方が安い。

 

なぜならパワータンクは専門の替芯が必要で、エアプレス&ダウンフォースは通常のボールペンの替え芯(ただし各販売メーカーの色々なボールペンに使える60円ほどの替芯)を使えるから。

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コスト面から考えた加圧式ボールペンの購入方法

コスト面を考えると、初めて加圧式ボールペンを使う方はパワータンクで使い勝手をみるのが良いかもしれない。

 

そして加圧式ボールペンの使い勝手が良いと感じたら、エアプレス&ダウンフォースでコストダウンを狙うかどうかを考えるという形が良いのではと思う。

 

もちろんパワータンクは200円ほどなので、インクがなくなっても新しく買いなおしてパワータンクを使い続けるというのもアリだと思う。

 

加圧式ボールペンの本来の用途

加圧式ボールペンは、上を向けたい場所で使えるという名目で販売されている。

 

ボールペンというのは、通常のものであれば上を向けて文字を書くとペン先の球体部分から芯の内部に空気が入ってしまう。

 

すると空気の層ができて、インクの出を悪くしてしまうという特徴がある。

 

でも加圧式ボールペンなら、内部の圧力によって空気が芯の内部に入るのを防いでくれる。

 

このためボードに書くなどの場面で使われることが多い。

 

パワータンク

パワータンクは三菱鉛筆から出ているボールペン。

 

エアプレスやダウンフォースよりも、パワータンクをオススメしている方のほうが多い印象がある。

 

このパワータンクだけど、スパイクボールというものが実装されている(太さ0.5mmは未実装らしい)

 

スパイクボールは、ペン先の球体。

 

書くとき、細かな突起が紙に刺さるので球体が回らなくなるのを防いでくれる。

 

エアプレス、ダウンフォース

エアプレスダウンフォースはノック式の加圧式ボールペン。

 

エアプレスはトンボ鉛筆から発売されている。

 

ダウンフォースはパイロットから発売されている。

 

どちらも使うのは、通常のボールペンの替え芯だから長期的にみるとパワータンクよりも安価で済むのが嬉しい。

 

おわりに

今回は左利きの方に向けたボールペン情報をお伝えした。

 

ボールペンでの悩みは、書く時の工夫と左利き向けのボールペンの利用のが2点が大切になる。

 

左利き向けのボールペンに関しては、加圧式以外にも左利き用と称されるものもある。

 

たぶん左利き向けのボールペン選びに関しては、こういったボールペンをいくつか試して最終的に愛用するものを決めることになるのでは?と思う。

 

だからボールペン選びに関しては、試す期間が必要であると予め考えておいた方がいいかもしれないね☆-( ^-゚)v

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