あくびが、会議中や授業中に止まらない……。

 

このような状況は、かなり困る。

 

あくびをすると、やる気がないとか悪い評価を受けかねない。

 

だから、あくびをしたくなった場合の対策を知っておきたいところ。

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あくびを止める方法

あくびを完全に止めるのは難しい。

 

なぜなら、あくびが出るメカニズムは解明はされていないから。

 

それでもあくびは、以下のような目的のためにするのでは?と考えられている。

 

あくびが生じる目的に関する説
  • 脳を覚醒状態にするため
     ○寝ぼけた状態の脳を覚醒させる
     ○寝起きなど
  • 寝てはいけない場所で脳を覚醒させるため
     ○あくびで二酸化炭素のの血中濃度を下げる
     ○会議、授業、運転中など
  • 脳のクールダウン
     ○冷たい空気を取り入れて脳の熱を冷ます
     ○勉強などで脳を使い過ぎたときなど

 

上記の目的の中で脳のクールダウン以外の2つは、酸素を脳に送ることがポイントになっているのが分かる。

 

また、以下のような状態だとあくびが出やすくなるとされているので、心当たりがあるのなら注意をした方がいい。

 

あくびが出やすくなる状況
  • ストレスを感じている
  • 疲れている
  • 車酔い
  • 病気

 

あくびは、病気の時も出やすくなる。

 

病気については素人判断は危険なので、あくびが異常に多い場合などは早めに病院に行くようにしよう。

 

特に、冷や汗が出たり、頭痛、吐き気、めまいなどがある場合は注意したい。

 

なお、受診の際にはいつから?どのような症状があるのか?この2点についてメモをするなどして整理しておいた方が、医師に必要な情報を伝えやすくなる。

あくびを止める方法は日常が大切

あくびが出ることが多いのなら、日常のどこかに問題がある場合がある。

 

だから、日頃からあくびに悩むことが多い場合は日常生活の見直しを行うことがオススメ。

 

とりあえず以下の点に心当たりがないのか思い返してみよう。

 

あくびの原因になる日常生活
  • ストレスを溜めている
  • 疲れがたまっている
  • 睡眠不足や睡眠の質が低い
  • 酸素が不足する場所にいる

 

睡眠に関しては先に述べたけど、これらに心当たりがあるのなら改善が必要となる。

 

ストレスを溜めている

ストレスが多いと感じる場合は、ストレスを発散させる方法を見つけることが大切になる。

 

特にスポーツは、ストレス発散の方法として有名。

 

でもスポーツでなくても、ストレスを生む日常から気を逸らせる趣味を見つけるだけでも、スポーツ程ではなくてもストレスを減らすことは出来る。

疲れがたまっている

疲れがたまっている場合は、早めに寝るという方も多い。

 

それだけでも疲れが取れるのは確か。

 

でも食事に気を付けることで、さらに疲れからの回復を効率化させることができる。

睡眠不足や睡眠の質が低い

睡眠は、量だけでなく質にも注意が必要。

 

特に質に影響を与えるのが、寝る前の行動。

 

例えばスマホの使用は、強い光が脳を覚醒させるので睡眠の質を下げる。

 

またカフェイン、アルコールの摂取、熱いお風呂に入るなども睡眠の質を下げることに繋がってしまう。

睡眠が原因なら昼寝をするのも手

睡眠不足や疲れなどが原因で体が眠りを求めてあくびが出ている場合は、昼寝などの仮眠をとるのが最も良い手。

 

仮眠をする場合、注意をしたいのが仮眠を30分以内に抑えること。

 

これは15分以上寝てしまうと、スッキリ起きられなくなるし夜の睡眠にも悪影響が出てしまうため。

 

コーヒーなどに含まれるカフェインは、摂取してから30分~1時間後に効果が最大になるとされる。

 

だからコーヒーを飲んでから仮眠をとるようにすれば、ちょうど良い時間帯にカフェインにより目が覚めるということになる。

コーヒーは温かいものを

コーヒーを仮眠前に飲む場合、注意したいのがコーヒーの温度。

 

温かいコーヒーであれば問題は無いけど、冷たいコーヒーを飲むと1~2時間後にようやく効果が最大になる。

 

これはアイスコーヒーの冷たさに、小腸粘膜の毛細血管が収縮したり胃の活動も低下してしまい体に吸収されにくくなるため。

 

だから冷たいコーヒーは仮眠に役立てることができない点には注意をしよう。

酸素不足への対策

あくびの原因で多いのが酸素不足。

 

可能であれば、部屋の空気を入れ替えたい。

 

もしも長い時間同じ姿勢でいたのなら、血行が悪くなり血流が滞り酸素が運ばれなくなっている可能性がある。

 

だから軽く足踏みをして体を動かすなどをしてみることも試したい。

 

もちろん、いっそのこと大きなあくびをしてしまい酸素を取り入れるのもいい。

 

あくびをしたら、追加で深呼吸(特に腹式呼吸)をして酸素を良い多く取り入れると更に良いかもしれない。

 

なお、酸素不足になっていると以下のような症状が出ることがある。

 

酸素不足で生じる症状
  • 眠気が出る
  • 疲れを感じる
  • 集中できない
  • 目がかすむ
  • 頭痛

 

酸素不足は日頃の食生活にも注意

酸素不足は、身体の鉄分が不足しているときに起こりやすい。

 

成人女性であれば、1日に10mg~11mgが必要。

 

この量は、鶏レバーであれば30g、あさりであれば7個程度で摂れてしまう量。

 

だから日頃からあくびが出やすいと感じた場合は、日常的に鉄分の摂取を心がけるようにしよう。

 

 

続きは次回!

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