重曹

重曹は色々な使い方が出来るのが魅力。

 

環境面の優しさもあり、多くの人が重曹を活用している。

 

この重曹なんだけど、台所に多い頑固な汚れを取る場合にも活躍してくれる。

 

だから諦めていた換気扇やコンロなんかの汚れも取れる可能性が高い。

 

今回の記事は、そんな重曹について台所(キッチン)での使い方について。

 

重曹の新しい魅力を発見できるかもよ☆-( ^-゚)v

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重曹の使い方:キッチンでの使い方

キッチンは、特に重曹を使うことの多い場所。

 

料理~掃除まで色々な場面で重曹が活躍してくれるはず。

 

でも注意ししたい点もあって、それは料理に使う場合。

 

今回は掃除に使う場合の記事だから、あまり関係はないけど一応注意喚起だけはしておく。

重曹の品質次第では料理には使えない

重曹は大きく分けて、薬用、食用、工業用とがある。

 

このうち薬用と食用は口に入れても大丈夫で、とうぜん掃除に使うことも可能。

 

でも工業用は、口に入れるのは好ましくない純度。

 

だから使う重曹が薬用、食用、工業用のどれなのかはしっかりと把握しておいた方がいい。

 

では注意喚起が終了したところで、本題である台所での重曹を使った掃除方法をお伝えしていこうと思う。

鍋やフライパンの焦げ付き

焦げ付き

鍋やフライパンの焦げ付きは、重曹ペーストで対処する。

 

まずは重曹ペーストを、焦げ付きの酷い部分に塗る。

 

次に水を含んだスポンジで、重曹ペーストを塗った部分を磨く。

 

これでも汚れが落ちない場合は、重曹ペーストを塗ったうえにラップをのせてパックする。

 

そして1時間が経ったらラップを外して、水を含んだスポンジでこすると大概の汚れは落ちる。

五徳の汚れ

五徳

五徳というのは、コンロで火にかけるときに鍋を置く場所となるアレ。

 

油跳ねや吹きこぼれなどで、知らぬ間にけっこう汚れている。

 

五徳の汚れは、重曹水を使う。

 

まず2ℓの水に大さじ8杯分の重曹を混ぜて重曹水を作る。

 

次に重曹水を大きめの鍋に入れる。

 

そして重曹水の入った鍋に五徳を入れて、5~10分ほど煮る。

 

火を止めて冷めたら、スポンジで擦って水洗いをして完了。

カレーを作った後の鍋の汚れ

カレーライス

カレーなど、強い臭いのある食べ物を作った後は鍋を洗うのに苦労する。

 

このような場面でも、重曹は活躍してくれる。

 

まずは鍋の中に残ったカレーをゴムヘラなどで取り除くことから始める。

 

カレーを鍋から取り除いたら、鍋の中に重曹水をタップリと入れる。

 

さらに鍋に入れた重曹水の中に、レモン半分(レモンがない場合は酢でもいい)を絞って果汁を入れたら5分間沸騰させる。

 

5分経ったら火を止めて、そのまま冷ます。

 

数時間放置したら洗い流して完了。

ガスコンロの周り

ガスコンロ

ガスコンロの周りに残った汚れ。

 

もしも時間が経って固くなっている場合でも、根気が必要だけど重曹を使う事で落とせる可能性がある。

 

使うのは重曹ペースト。

 

重曹ペーストが持つ研磨作用で汚れを落とすことになる。

 

まずは重曹ペーストを歯ブラシに付ける。

 

そして、この歯ブラシで頑張って汚れを磨く。

汚れが落ちたら今度は重曹を落とす

汚れが落ちたら、今度はガスコンロに残った重曹を落とす作業が待っている。

 

この時に使うのが

 

酢1:水2の割合で酢と水を混ぜる。

 

この液体を布に染み込ませて拭くことになる。

 

ph値の中和作用により、ガスコンロに残った重曹がキレイにとれる。

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ステンレスの汚れ

キッチンには、ステンレスや鉄の調理器具や食器などが多い。

 

このとき使うのは重曹ペースト。

 

重曹ペーストを汚れにつけたら、スポンジなどでこすればよい。

 

でもアルミ製の物は、化学反応を起こして黒ずむことがあるので重曹の使用は避けた方がいい。

魚焼きグリルの汚れの予防

グリル

魚焼きグリルは、ガスコンロの中でも特に汚れがひどい部分。

 

魚の脂などで凄いことになっている。

 

でも魚を焼く前に重曹を下皿に敷き詰めることで、この汚れを防ぐことができる。

 

そして焼き終わったら、汚れた部分の重曹を捨てればいい。

冷蔵庫の汚れ

冷蔵庫をキレイにする場合、使うのは重曹水溶液。

 

大さじ2杯の重曹+水1ℓで作る。

 

この重曹水溶液を布に染み込ませて、冷蔵庫を磨くとなかなかのペースで汚れが落ちていく。

 

重曹で磨いたら、その後で残った重曹を取らなければならない。

 

水100mℓ+酢50mℓの溶液をスプレーした後、かたく絞った布で拭きとれば終了。

冷蔵庫内部

冷蔵庫の内部は、注意をしていても色々な食材の臭いがこもりがちになる。

 

その対策となるのが脱臭剤。

 

この脱臭剤は、重曹を使って手作りすることも可能。

 

作り方は単純で、そこの深い容器やコップなどに粉の重曹を入れて、その上にガーゼを乗せておくだけ。

 

このガーゼは、容器が倒れたときに重曹が散らばらないようにするためのもの。

 

だからゴムなんかで固定しておた方がいい。

 

ちなみに交換の目安は、3ヶ月に1度ていどとかなり放置できる。

シンクの汚れ

シンク

シンクが汚れている場合、粉の重曹を直接振りかける。

 

その後は、スポンジで擦った後で水で洗い流す。

 

最後に重曹が残らないように、酢50mℓ+ぬるま湯1ℓを混ぜた水溶液で重曹を洗い流して終わり。

シンクの水垢

シンクにできた水垢はガンコで、なかなか落ちてくれない。

 

このような場合は、ペーパータオルや布に酢を染み込ませて水垢部分にパックをする。

 

そして1時間したらパックを外す。

 

パックを外したら、大さじ2杯の塩+小さじ1杯の酢を加えたペーストをスポンジに付けて磨いて終了。

 

もちろんこの後は、水で洗い流すことを忘れてはいけない。

排水溝への重曹の使い方

排水溝

排水溝は、少し油断するとヌメヌメになる。

 

また臭いも発生して、キッチンを嫌な感じにしてしまうことも多い。

 

そんな事態への対処としても重曹は活躍してくれる。

 

この場合は、酢と重曹を組み合わせることになる。

実際にはどう使う?

準備として、200mlの酢を電子レンジで2分ほど加熱。

 

そしたら排水溝に重曹(粉末)1カップ分を排水溝に振りかける。

 

続いて先ほど温めた酢を重曹へとかける。

 

すると発泡するので、驚いてもそのまま放置。

 

そして泡が落ち着いたら、お湯をかけて洗い流して完了。

 

ただし酢の温度が高すぎると排水管を痛めることがあるので、熱湯ほどには温度が高くないように注意しよう。

ガラスコップのくもり

ガラスコップ

ガラスコップのくもりは、重曹溶液につけこんでおけば取ることができる。

 

大さじ4杯の重曹+1ℓの水で作った溶液に、ガラスコップを30分ほど浸け置きするだけでOK。

 

浸け置きをすると汚れがかなり取れやすくなるので、あとはスポンジで軽くこすれば大半の汚れが取れる。

 

この浸け置きでもとれない場合、酢を含ませた布やキッチンペーパーでガラスコップを内側と外側を包んでパックする。

 

しばらく置いて、その後で水洗いすると曇りやくすみがきれいにとれる。

水筒内部の汚れ

水筒内部の汚れは、重曹溶液で落とす。

 

水500mℓ+大さじ1杯で作った重曹溶液を水筒に注ぎ込んで、しばらく放置をする。

 

その後でよく水筒を振る。

 

最後に、可能な範囲でスポンジなどで内部を擦ればいい。

 

なおコーヒーの臭いが悩みの場合は、重曹溶液にレモン汁を加えた物を使うといい。

茶渋

急須(きゅうす)などに残る茶渋

 

これは重曹ペーストで落とすことになる。

 

水を含ませたスポンジに重曹ペーストをつけて磨くだけで茶渋が落ちてくれる。

プラスチックのお弁当箱の汚れ

お弁当箱

プラスチック容器のお弁当箱は、容器に食べ物の臭いが付けやすい。

 

また油分も取れにくいという特徴もある。

 

これらの汚れにも重曹が活躍してくれる。

プラスチックのお弁当箱に重曹

プラスチックのお弁当箱に重曹を使う場合、まずは重曹は粉末のまま振りかける。

 

重曹をお弁当箱の気になるところに振りかけたら、水を含ませたスポンジなどでその部分をこする。

 

こすったら水洗いをして完了。

 

こすると傷がつくと感じるけど、実は重曹の粒子は細かいのでプラスチックでも傷がつきにくいので安心していい。

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まな板の汚れ

まな板は、使っているうちに包丁などで徐々に傷が増えていく。

 

そして傷の部分で細菌が繁殖したり──。

 

だから定期的に徹底した戦場がまな板には必要となる。

 

まな板への重曹の使い方

まずまな板の上に粉のままの重曹をタップリと振りかける。

 

次にスプレーで酢を吹きかける。

 

すると発泡するので、泡が消えるまで放置。

 

そうして泡が消えたら熱湯で洗い流す。

木製でない場合のまな板のしつこい汚れ

掃除

まな板の汚れというのは、かなり頑固な物も多い。

 

そういった汚れに対しては、重曹ペーストを使う。

 

ただし木製のまな板の場合は変色してしまうことがあるので、その点には注意をしよう。

 

まずは、頑固な汚れの上に重曹ペーストを塗る。

 

次に塗った重曹ペーストの上からラップを貼り付けてパックをする。

 

しばらく置いたら、仕上げとして殺菌も行おう。

 

酢をまた板全体に塗ったら、熱湯をかけて殺菌は終了となる。

換気扇の汚れ

換気扇

滅多に洗わないから、汚れが酷いことになる換気扇

 

この汚れに対しても、重曹が活躍してくれる。

 

今回は、重曹水をたっぷりと入れたビニール袋や容器の中に取り外した換気扇を浸けておくことになる。

 

用意するのは、ぬるま湯2ℓの中に重曹を大さじ8杯を混ぜた重曹水。

 

この重曹水を大きめの袋や容器に入れたら、その中に分解した換気扇を放り込んでおく。

 

そのまま放置して、汚れが浮いてきたら、スポンジなどで擦って汚れを落とす。

おわりに

今回は、キッチンでの重曹の使い方についてお伝えした。

 

たぶん重曹を掃除で使う場合、もっともキッチンで使う機会が多いのではと思う。

 

全てではないけど多くの汚れが重曹で落とせる。

 

しかも食べ物を扱うキッチンでも使える安心さがあるのも嬉しいところ。

 

汚れを落とせるだけでなく安全性も高い点を考えると、重曹はキッチン掃除にぴったりと言えるかもね☆-( ^-゚)v

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