ホタルイカの内臓には、
寄生虫が住んでいる。
寄生率は3%~7%。
100匹中7匹の内臓には、
寄生虫が住んでいるっていうこと。
今回のリサーチでは、
ホタルイカの寄生虫について、
まとめたよ。
食べるのを躊躇いたくなる寄生虫の話さ☆-( ^-゚)v
ホタルイカの寄生虫について
ホタルイカの内臓には、
旋尾線虫という寄生虫が、
7%の確率で住みついている。
加熱や冷凍を行う事で、
この寄生虫は死ぬ。
この加熱や冷凍については、
出荷時に注意書きが書かれたラベルが、
張り付けられている。
でも法的な制限がないため、
小売りの段階になると、
ラベルや注意書きなしで、
売られているのが現状。
だから生のホタルイカを購入する場合、
消費者が注意しないとかなり危ない。
ホタルイカの寄生虫が喜ぶ食べ方
ホタルイカの内臓にいる寄生虫は、
生で食べると人間のお腹の中で暴れる。
そんな寄生虫が最も喜ぶのが、
ホタルイカの踊り喰い。
高確率で病院送りになるから、
絶対に行わないようにしよう。
ホタルイカの内臓にいるのは旋尾線虫
ホタルイカの内臓に住む寄生虫は、
旋尾線虫。
線虫の一種で、
ホタルイカへは、
3%~7%程度の寄生率。
ホタルイカ以外にも、
タラ、ハタハタ、スルメイカに、
寄生しているよ。
ホタルイカの寄生虫による症状
ホタルイカの寄生虫に、
人間が感染されると、
主に2種類の症状が出る。
- 急性腹症型
○発症:食べてから数時間~2日後
○症状:腹痛、嘔吐、心窩部痛など - 皮膚爬行症型
○発症:食べてから2週間前後
○症状:皮下に線状の皮疹(ミミズばれ)が出る
1日に2mm~7mmが蛇行したように伸びる
最初は腹部に現れ、やがて側腹部に移行する
豆知識:病院で診断をするとき
ホタルイカの寄生虫が原因かは、
生食を行ったかを手掛かりに、
診断されるよ。
ホタルイカの寄生虫対策
ホタルイカの寄生虫対策は、
加熱か冷凍が基本。
生で食べたい場合は、
冷凍処理を行ったことが、
書かれた製品を食べる。
生で食べる場合、
内臓をキレイに取り除いて、
食べる方法もある。
でもこの食べ方は、
ホタルイカの寄生虫は小さいから、
取り残しが心配な食べ方でもある。
ホタルイカの寄生虫対策を加熱で
ホタルイカの寄生虫対策は、
過熱が一般的。
沸騰水に投入して、
30秒以上加熱する。
この旨が産地から出荷された、
ホタルイカのラベルには書かれているよ。
ホタルイカの寄生虫対策を冷凍庫で
冷凍庫を使って、
ホタルイカの寄生虫を殺す方法もある。
でもこれは、
家庭用冷凍庫だと難しい。
家庭用冷凍庫は、
-18℃程度までしか冷やせない。
でもホタルイカの寄生虫には、
以下のような条件でないと、
冷凍庫による対策は効果が期待できない。
- -30℃の冷凍庫
○4日以上凍結処理をする - 中心温度が-35℃の冷凍庫
○15時間以上凍結処理をする - -40℃の冷凍庫
○40分以上凍結処理をする
冷凍については、
設備の問題があるから、
手を出さない方が良いかもね。
ホタルイカの寄生虫は沖漬けで対策できるの?
ホタルイカの寄生虫は、
沖漬けにすると死滅するか?
基本として、
ホタルイカの沖漬けを作る時には、
予め冷凍処理をしておく。
もしくは反対に、
沖漬けにしてから冷凍処理をする。
業者によってこの手順は違うけど、
絶対に冷凍処理は行う。
だから冷凍設備がないと、
ホタルイカの沖漬けは作れない。
まとめ
ホタルイカの内臓には、
寄生虫が住んでいる。
困ったことに小売店では、
冷凍処理や加熱の、
寄生虫対策が行われたのか、
分からない場合が多い。
だから出来ることなら、
ホタルイカの購入時には、
寄生虫対策が行われたか、
お店の人に聞きたい。
ホタルイカを食べる場合、
消費者が気を付けないといけないのが現状なんだ☆-( ^-゚)v