クーラーボックスの価値は保冷力で決まる。
だから保冷力は最強を目指す! と、いうのは後悔の原因になるかも。
今回リサーチしたのは、クーラーボックスの最強の保冷力についてとクーラーボックスの選び方について。
クーラーボックス選びで知っておきたい情報さ☆-( ^-゚)v
クーラーボックスを買う前に
クーラーボックスを買う前。
事前に使う状況を考えておきたい。
最低でも以下の4点は明確にしておこう。
- 保冷日数は?
- 容量は?
- ハードクーラーかソフトクーラーか?
- キャスター付きか?
クーラーボックスの保冷日数
クーラーーボックスには、保冷日数の表記がある。
保冷日数とは、温度が20度前後の室内でクーラーボックス内に入れた氷が、完全には溶けない期間のこと。
でも、5日という表記のクーラーボックスもあるけど、それらの多くは長くても3日間が保冷能力の限界だとされているから注意をしたい。
クーラーボックスの容量
クーラーボックスは、容量ごとに以下のような使い分けができる。
- 50L
○2Lのペットボトル16本分
○4人家族の1泊2日の旅行で使う
○4人家族の2泊3日旅行ならソフトクーラーも使う - 30L
○2Lのペットボトル6本分 - 15L
○2Lのペットボトル4本分
容量の大きなクーラーボックスほど、時間当たりの保冷剤の消費量が大きくなってしまい、より多くの保冷剤が必要となる。
中に入れる保冷剤の数が増えれば、そのぶんだけクーラーボックスは重くなってしまう。
だから保冷剤を効率的に活用するためには、アナタの目的にあったクーラーボックスの容量を把握して置く必要がある。
ハードクーラーとソフトクーラーの使い分け
クーラーボックスには、ハードクーラーとソフトクーラーが存在する。
これらの違いは、名前の通り固いかか柔らかいかの違いがある。
- ハードクーラー
→固い素材で出来ている - ソフトクーラー
→柔らかい素材でできている
ハードクーラーとソフトクーラーは使い分けが基本
ハードクーラーとソフトクーラーは、容量に合わせて使い分けよう。
具体的には以下のような感じでね。
- 20L以上であればハードクーラー
- 20L以下であればソフトクーラー
このように使い分ければ、大きな問題は生じにくい。
使い分けない場合のトラブル
ハードクーラーとソフトクーラーを使い分けない場合、以下のような問題が生じる事が多い。
- 20L以下でハードクーラーを使うと?
→無駄な荷物になりやすい - 20L以上でソフトクーラーを使うと?
→中身の重さでクーラーボックスが変形する
上記のようなトラブルが生じるから、20Lを基準にして使い分けるようにしよう。
ハードクーラーについて詳しく
一般的なクーラーボックスは、ハードクーラーを指す。
頑丈につくったボディの中に、断熱材を入れることで、保冷効果を得ている。
ハードクーラーに使われる断熱材は、真空断熱パネル、発泡ウレタン、発泡スチロールが、一般的だよ。
断熱素材の性能は、真空断熱パネルを頂点にして、真空断熱パネル>発泡ウレタン>発泡スチロールと、なっている。
- 真空断熱パネル
○釣り用のクーラーボックスに使われることが多い
○最高の断熱効果がある
○値段も高い - 発泡ウレタン
○一般的なクーラーボックスの断熱材 - 発泡スチロール
○安いクーラーボックスに使われることが多い
ソフトクーラーについて詳しく
ソフトクーラーは、コンパクトに収納ができるのが特徴。
でもハードクーラーと比べると、保冷力が低く、1泊2日程度の保冷が限界だよ。
よって1日かからずに終わるイベントで使う場合以外には、適していないと言える。
クーラーボックスで最強の保冷力を持つのは?
最強の保冷力を持つのは、真空断熱パネルを使ったクーラーボックス。
でも真空断熱パネルは、釣り用のクーラーボックス以外では滅多に使われない。
さらには、釣り用クーラーボックスは釣り人に合わせて設計されている。
だからキャンプなどには不向きの物が多い。
この点を考えるとキャンプなどに持っていく場合、真空断熱パネルを使った高性能のクーラーボックスは不適切だといえる。
よってキャンプなどのクーラーボックスは、保冷力以外の要素も総合的に考えて選んだ方が良い。
キャスター付きのクーラーボックスについて
最近のオートキャンプ場では、リヤカーの貸し出しを行う所も多い。
だからキャスターが有るか無いかじゃ、問題にならないことが多いよ。
そんなキャスター付きのクーラーボックスには、メリットとデメリットがある。
キャスター付きのクーラーボックスのメリットとデメリット
キャスターが付いているから、重いクーラーボックスでも、楽に運べるのがメリット。
一方でデメリットとして、通常のクーラーボックスよりも中に入れられる量(容量)が少ない傾向にあることが挙げられる。
また凹凸のある場所では、車輪が回らない場合もある点にも注意をしたい。
だから足元に凹凸のある場所での使用を考えるのなら、車輪の大きめの物を選ぼう。
釣り用クーラーボックスってキャンプに使える?
釣り用のクーラーボックスは、キャンプに使うことも可能。
でも、キャンプなどに使うアウトドア用のクーラーボックスと、釣り用のクーラーボックスとでは、違いがある気荒注意。
釣り用のクーラーボックスが持つ特徴
釣り用のクーラーボックスは、釣り人のために設計されている。
釣り人は、クーラーボックスを担いで移動するので、軽さを最優先に考えている。
同時に釣った魚の鮮度をキープするために、保冷力の高さも重要となる。
このため、保冷力アップのために真空断熱パネルを使い、小容量であっても高価格となることも多い。
また、形にも違いがある。
魚に合わせて横長にしたり、取り出しやすくするために小窓を用意したりしている。
一方でキャンプ用のクーラーボックスは、それなりの容量があり、それなりの保冷力があれば重さが問題にされることは少ない。
だから釣り用のクーラーボックスをキャンプなどに用いるのは、少し不便かもしれない。
保冷力を長持ちさせるコツ
クーラーボックスの保冷力は、クーラーボックスの扱い方によっても変化する。
だから、保冷力を長持ちさせるコツをしっかり知っておこう。
以下の点に注意をする事で、保冷力に大きな違いが生じるよ。
- フタの開け閉めは最小限にする
○フタを開けるたびに冷たい空気が抜ける - 水を抜く
○氷が溶けて水になったら水を抜く - 直射日光に当てない、地面に触れさせない
○日光地面から伝わる熱が温めてしまう - 二重構造にする
○クーラーボックスの中に小さなクーラーボックスを入れる
フタを開けても抜ける空気が少なくなる
食材や飲料ごとに分けると良い
最強のクーラーボックスとは?
保冷力を見るのなら、ダイワやシマノから出ている真空構造のクーラーボックスが最強だと言われている。
でもダイワから出ている、1番大きな真空構造のクーラーボックスは80Lの物だけど値段が59500円もする
これほどの性能が必要な場面は、滅多にないので買う前に良く考えた方が良いかもしれないよ☆-( ^-゚)v
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→クーラーボックスの保冷力アップ!小技で役立ち度120%UP
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