クーラーボックスは、色々な場面で活躍します。
特に夏場になると、単純に物を冷やしておくだけでなく食中毒を防ぐためにも使われるので更に活躍します。
そんなクーラーボックスの保冷力をアップさせよう!と、いうのが今回の記事です。
保冷力をアップさせたクーラーボックスで夏を乗り切りましょう☆-( ^-゚)v
なぜクーラーボックスに保冷力があるのか?
クーラーボックスに、保冷力があるのは熱を逃がしにくい構造だからです。
断熱材を中に使うことで、外の熱の影響を受けないようにしています。
このことを考えると、クーラーボックスの保冷力は断熱効果の高さにより決まるのが分かりますよね。
よって、断熱効果が高まるように手を加えることで、クーラーボックスの保冷力をアップさせられるということになります。
クーラーボックスの保冷力をアップさせるには?
クーラーボックスの保冷力は、断熱効果をアップさせることで向上させられます。
では、どのような工夫を加えれば断熱効果をアップさせられるのか?
その答えは熱の反射が鍵を握っています。
熱の反射
外から来る熱を反射させることで、クーラーボックスの内側の食べ物を温度の上昇から守れます。
この機能を高めることにより、保冷力をアップさせることが可能。
今回行うクーラーボックスの改造は、この熱を反射させる機能をボックスに持たせることが目的になります。
熱を反射させる方法
クーラーボックスに、熱を反射させる効果を与えるにはアルミシートを敷き詰めるだけ。
もちろんここで使うアルミシートは断熱材のアルミシート。
アルミシートを内側に貼るだけで、保冷力はアップするので改造は意外と簡単。
しかも安いクーラーボックスにも行えるので、かなり経済的です。
クーラーボックスの改造動画
クーラーボックスの改造手順
クーラーボックスの保冷力は、以下の手順でアップさせます。
ここで行う改造は、保冷力の低いクーラーボックスに対しての物。
いわゆる安物と言われる、クーラーボックスに対する改造です。
- 本体を分解する
- 中の発泡スチロールを取り出す
- 発泡スチロールにアルミシートを貼る
○貼るのはスチロールの外側
○クーラーボックスの外側に銀色の面を向けて貼る
○二重にならないように貼る
○隙間なく貼る - 本体に発砲スチロールを戻す
- フタを分解する
- フタの中が空っぽならスチロールを詰める
○丁度よい大きさに切りスチロールを入れる - クーラーボックスを組み直す
分解できないタイプのフタには、建築用発砲ウレタンスプレーを、吹きつけると良いですよ。
クーラーボックスよ、さらなる高みを目指せ(改造アイデア)
クーラーボックスの保冷力を向上させるために、他にも以下の改造アイデアを試してみると良いでしょう。
追加断熱材の取り付け
クーラーボックスの内部にさらに断熱材を追加することで、保冷力を強化することが可能です。
断熱材はホームセンターなどで手に入る発泡ポリスチレンボードやフォームボードなどがおすすめです。
これらをクーラーボックスの内壁にしっかりと固定し、隙間をなくすようにすることで、外部からの熱の侵入を防ぎます。
気密性の強化
クーラーボックスの蓋や接合部にシールやゴムパッキンを追加することで、気密性を高めることができます。
これにより、冷気の漏れを防ぎ、保冷力を維持することができます。
特に、頻繁に開閉する部分には、劣化しにくいシリコン製のシールを使うと長持ちします。
冷却ファンの取り付け
電動の冷却ファンを取り付けることで、内部の冷気を循環させ、均一な温度を保つことができます。
これは、特に大容量のクーラーボックスや、長時間使用する場合に有効です。
ポータブルなバッテリーやソーラーパネルと組み合わせると、アウトドアでも使用可能です。
高性能保冷剤の利用
市販の保冷剤を使用するだけでなく、ドライアイスや特殊なジェル保冷剤を使用することで、保冷力を大幅に向上させることができます。
これらは、通常の氷よりも長時間冷却効果を持続させることができます。
クーラーボックスの改造手順
- 断熱材の追加
クーラーボックスの内側に発泡ポリスチレンボードを隙間なく貼り付ける。
接合部にはシリコンシールを使用し、気密性を確保する。 - シールやゴムパッキンの取り付け
蓋や接合部にシリコン製のシールやゴムパッキンを追加し、冷気の漏れを防ぐ。 - 冷却ファンの設置
クーラーボックスの内部に小型の冷却ファンを取り付け、冷気を循環させる。
ポータブルバッテリーやソーラーパネルでファンを駆動させる。 - 高性能保冷剤の使用
ドライアイスやジェル保冷剤を利用し、冷却効果を長時間維持する。
改造後は保冷力を長持ちさせるコツを!
クーラーボックスの改造後は、それまでよりも中に入れた物が長く冷えた状態を維持できるようになります。
その保冷力を最大限に長持ちさせるためのコツを紹介します。
事前冷却
クーラーボックスを使う前に、内部温度を下げておきましょう。
そのためには、クーラーボックスを使う少し前から冷たいものを入れて予冷しておくのが楽です。
冷却材の工夫
市販の保冷剤を使用するのも良いですが、凍らせたペットボトルや氷を使用すると、飲み物としても使えるため一石二鳥です。
また保冷剤のために割く、クーラーボックス内のスペースを省けますから、その分だけ多くの物を入れることができます。
パッキングのコツ
食品や飲み物を詰める際には、隙間が少ないようにしっかりと詰めましょう。
隙間が多いと冷気が逃げやすくなります。
直射日光を避ける
クーラーボックスを直射日光の当たる場所に置くと、内部温度が上昇しやすくなります。
日陰や風通しの良い場所に置くようにしましょう。
開閉を最小限に
クーラーボックスのフタを頻繁に開閉すると、冷気が逃げやすくなります。
必要なものをまとめて取り出すなど、開閉を最小限に抑えましょう。
終わりに
今回まとめたのは、クーラーボックスの保冷力をアップさせる方法。
クーラーボックスを、滅多に使わない場合は、この位の保冷力で十分かもしれません。
ただ。使用頻度が多かったり特別な使用目的がある場合は、少し高価な物を購入した方が良いかもしれませんよ☆-( ^-゚)v
クーラーボックス関連の記事
クーラーボックスは、やはり高価な物ほど性能が高い傾向にあります。
だから最強の保冷力の物を! ──と、思って購入すると後悔するかもしれないから注意。
なぜなら保冷力の高いクーラーボックスは、釣りに関連した物に多いからです。
このためキャンプやレジャーにクーラーボックスを使う事の多い場合は、使い勝手が悪い可能性があります。
手持ちのクーラーボックスの保冷力をアップさせる工夫
クーラーボックスは、置く場所などによっても保冷力に違いが生じます。
少し工夫をするだけで、お手持ちのクーラーボックスを買い替えなくてもよくなるかもしれません。
→クーラーボックスの保冷力アップ!小技で役立ち度120%UP
夏のお弁当についての記事
クーラーボックスを使う機会の増える夏。
夏にはお弁当の腐敗なんかが心配になります。
実は、お弁当が腐るまでの時間は長く掛らないから、暑さにお弁当がやられない工夫をしておく必要がありますね。
夏を少し快適に過ごせる夏野菜
暑い夏を乗り切るのなら、体温を下げる効果のある夏野菜を食べろ!
こんな話を聞いた事のある方も多いと思います。
実際、夏野菜は体温を下げる効果が期待できるし、夏を乗り切るのに必要な栄養素も豊富ですよ。