正月飾りを玄関に、いつまでも飾っておくと──
『……もう3月なんだけど。(´д`lll)』
──と、来た人にに思われるかも。
今日の記事では、正月飾りを玄関に飾るのはいつからいつまでなのかをリサーチしてみた。
季節外れの正月飾りを防ぐ情報さ☆-( ^-゚)v
お正月とは?
お正月というのは、歳神様を家にお迎えする行事。
歳神様は、先祖の集合霊のことを指す場合も多い。
そんな歳神様なんだけど、年の初めにやってきて健康や五穀豊穣を約束してくれるとされているよ。
正月飾りについて
正月飾りと言うのは名前の通りお正月の飾り物。
門松や鏡餅が有名だよね。
お正月飾りには色々な由来があるよ。
今回は、以下の正月飾りについてリサーチした。
- 門松
- しめ縄
- しめ飾り
- 鏡餅
門松の由来と意味
門松は歳神様が降りる家を探す時の目印。
門松を飾る事で、歳神様を迎える準備が整っていると知らせる意味がある。
また、門松は歳神様が宿る寄り代とも言われている。
だから正月飾りの中でも特に重要とされている正月飾り。
その他の門松情報は、コチラの記事を見てね。
しめ縄の由来と意味
しめ縄が持つ意味には天照大神が関係している。
天照大神の話で最も有名なのが天岩戸の話。
天岩戸の話
太陽を司る天照大神が、岩屋に引きこもってしまったので太陽が出なくなって世の中が真っ暗になった。
困った神様たちは宴会をおこなって、賑やかな様子が気になった天照大神が岩屋から顔を覗かせた所を引っ張り出す。
二度と引きこもらないように、岩戸にしめ縄を巻いて開けられないようにしたと言われている。
この話から、しめ縄は神様と関係の深い物とされるようになった。
そして現在、しめ縄の”しめ”には”神様の占める場所”と、いう意味を持つようになった。
他にもあるしめ縄のもつ意味
しめ縄には、神様に相応しい神聖な場所という意味もある。
また神の領域と現世とを隔てる結界であり、不浄が神の領域に入らないようにする役割も持っている。
しめ飾りの由来と意味
しめ飾りというのは、しめ縄に縁起物を飾りをつけたもの。
新しい藁(わら)に、裏白、橙(だいだい)やゆずり葉をあしらった飾りの事。
新しい藁には古い年の不浄を払う意味があるとされている。
裏白は長寿の意味があり、橙には家系の繁栄、ゆずり葉は子孫の繁栄。こういった意味があるよ。
しめ飾りそのものの意味
しめ飾りは、神様を迎える正常な場所であると示す意味がある。
またしめ縄を玄関に飾る事で、災いが家に入らないともされている。
鏡餅の由来と意味
鏡餅の由来や意味は鏡にある。
古くから鏡には、神様が宿るとされてきた。
※別の説では「鏡に映ったアナタ自身が神様だよ」という意味があるともされている。
古い鏡というのは青銅製で厚く丸い形だった。
その形に似せたのが鏡餅だと言われている。
鏡餅に関する他の情報についてはコチラを見てね。
鏡餅の別の説
こちらは、鏡餅という名前に関する説。
鏡餅が鏡の代わりであることは先の説と変わらない。
”己を鑑みる”という意味から鑑餅=鏡餅となったと考える人もいる。
正月飾りはいつからいつまで飾ればいいのか?
正月飾りは、いつからいつまで飾ればいいのだろう?
その答えは、地域によって違う。
でも一般的な例でいえば、12月13日から飾る所が多い。
多くの家庭では、クリスマスが終わった頃から飾り始めて、28日までに正月飾りの準備を終えるよ。
特に28日は、末広がりの数字である8が付くため、特に正月飾りを準備するのに特に相応しい日だとされている。
正月飾りはいつまで飾る?
正月飾りを片付けるのは、松の内と呼ばれる時期の終わり(明ける)まで。
松の内の終わりは、1月7日の地域と1月15日の地域とがある。
だからアナタの住んでいる場所の松の内が、いつまでかによって正月飾りを片付ける時期が変わってくるということになる。
ただし鏡餅は違う
ほとんどの正月飾りは、松の内が終わったら片付ける。
でも鏡餅だけは松の内が明けてから片付ける。
1月7日までが松の内の地域は、1月11日に鏡開きを行う。
1月15日までが松の内の地域は、1月15日か20日に鏡開きを行うよ。
正月飾りを飾ってはいけない日
正月飾りは、1月13日から松の内(1月7日か1月15日)まで飾る。
でも飾り始めるのに、適していない日もある。
- 12月29日
○苦が待つ(末)とされている - 12月31日
一夜で飾るのは神様に失礼
→準備に手間を掛けない印象があるため
→お葬式の準備を連想させるため
これらの理由から、28日までに正月飾りの準備を行うのが一般的。
もしも準備を完了させられなかった場合は、30日に正月飾りを設置するのが一般的となっている。
本当は30日も避けたい
28日までに正月飾りを用意できない場合、30日に準備をする。
でも30日と言うのは、旧暦で晦日(みそか)という。
晦日は月の最後の日を意味するので、31日と同じ扱いになる。
このため本来であれば、12月31日に正月飾りを準備したのと同じ扱いになってしまうので避けたいところ。
だから、30日に正月飾りを準備するのは極力避けた方が良いと考える人もいる。
正月飾りの処分について
正月飾りの処分は、近くの神社でお焚き上げをしてもらうのが一般的。
このお焚き上げを、どんど焼きと呼ぶ地域もあるよ。
もしお焚き上げに参加できないのなら
お焚き上げに参加できない場合は、ゴミとして正月飾りを処分することになる。
ただし正月飾りは縁起物だから、ちょっとした儀式を行うことになるよ。
- 新聞紙など大きな神の上に正月飾りを乗せる
- 正月飾りの左→中心→右の順に塩をふって清める
- 敷いた紙で正月飾りを包む
- ゴミ袋に入れる
○新しいごみ袋を用意する
→他のゴミと混ぜないようにするために - 正月飾りを入れたゴミ袋に塩をふって清める
○歳神様に感謝の気持ちを伝えながら - 終了
終わりに
正月飾りは、いつからいつまで飾るのかを、今回はリサーチしてみた。
鏡餅だけが片付ける日が少し違って、地域によっては1月11日だったり1月20日だったりする。
でも他の正月飾りは、12月13日~松の内の終わりまで(1月7日か15日)。
正月飾りは、いつからいつまで飾っておくか?
それはアナタの住んでいる地域の、松の内について知ることが大切になるからチェックしておこう☆-( ^-゚)v
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