帰巣本能という言葉は、
犬が帰ってきたという話しでよく聞く。

猫

 

ではに帰巣本能はないのか?

 

と、いうと、
実は猫も帰巣本能を持っていると、
されている。

 

でも犬よりも帰巣本能は弱く、
遠くに行ってしまうと新しい土地で、
元気にやっていくという場合が多いみたい。

 

このため、
の帰巣本能が話題になるのは、
稀であると言える。

 

今回は猫の帰巣本能について
チョットした情報をお伝えするよ。

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帰巣本能と猫

犬の帰巣本能については、よく聞く。

 

でも、
全ての犬に帰巣本能があるわけではなく、
犬種によって帰巣本能の強さは違う。

 

猫にも帰巣本能があるとされているけど、
犬よりも弱かったり持っている猫種が少なかったり、
するみたい。

 

帰巣本能ってナニ?

帰巣本能

自分の住んでいる場所から、
一定以上離れた場所に出ても、
再び同じ場所に帰る性質を、
帰巣性と呼ぶ。

 

そしてその能力は、
帰巣本能と呼ばれている。

 

私たち人間が自分の家に帰る場合、
経験や記憶を頼りにしながら帰る。

 

でも犬や猫の場合は、
体内時計、生態磁石、発達した嗅覚、
方向細胞を使い自分の家に帰る。

 

方向細胞について

猫の大脳には、
方向細胞という物が存在している。

 

この方向細胞は、
住処のある方向を向いたとき、
反応をすると言われているよ。

 

猫の帰巣本能が発揮された例

最長

犬よりも例が少ないけど、
猫にも帰巣本能があるとされている。

 

猫の帰巣本能が発揮された例を、
いくつかお伝えすると──。

 

猫の帰巣本能の例
  • ジョゼフは700kmを横断
     ○飼い主が飼い猫のジョゼフをオムスクへと車で連れて行く
      →オムスクで行方不明となる
       →4ヶ月半過ぎた頃に帰宅
  • シェルビーは13年後に帰る
     ○みすぼらしい猫が自宅前にいるのを発見
      →飼い主は気付かず病院に連れていく
       →昔の写真を確認すると鼻の特徴的な模様が一致
        →シェルビーだと判明
  • シュガーは2400kmを横断
     ○飼い主がカリフォルニアからオクラホマへ引っ越す
      →飼い猫のシュガーを隣人に譲る
       →2週間後にシュガーが失踪
        →1年2ヶ月後に元の飼い主の元にシュガーが到着

 

シュガーの2400kmが、
猫の帰巣本能の例では最長っぽいよ。

 

この2400kmを日本の例に直すと──
鹿児島県最南端の佐多岬から北海道の宗谷岬が道次第で2400km
松尾芭蕉の奥の細道の総移動距離も2400km

──さっぱりイメージできません(´д`lll) 

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猫が迷子になったら

猫の帰巣本能は、
それほど強くないとされている。

 

だから飼い猫が迷子になったら、
飼い主の側が色々と動いた方が良いと考えられる。

 

では飼い猫が迷子になったら、
飼い主は何をすれば良いのだろう?

 

猫が迷子になったら
  1. 周りを探す
     ○外猫の行動範囲は1kmほど
     ○飼い猫の場合は100m~200mの範囲
     ○家の近くの茂み、ドブの中、駐車場の隙間などを探す
  2. 猫砂を撒く
     ○隠れていそうな場所から家まで
     ○迷子の猫が使ったトイレの砂を使用
     ○臭いに安心して出てくることがある
  3. 警察に迷子猫の届けをする
     ○伝える内容
       名前
       性別
       特徴
       いなくなった日時
       いなくなった状況
       猫の見た目の特徴
  4. 保健所に迷子猫の届けをする
     ○保健所は市区町村ごとに分かれている
       →最寄りの保健所に連絡
     ○区の境に住んでいる場合は隣接する2つの区に
     ○ペットの失踪届として届け出をする
  5. 動物管理センターに連絡
     ○都道府県ごとに分かれている
     ○2~3日に1度は連絡する
       →定期的に連絡を入れると整理番号が与えられる
  6. 清掃局に連絡
     ○猫が事故死すると役所等が遺体を回収する
     ○猫の特徴は分からない場合が多い
  7. ビラやポスターを作る
     ○無いよりもはマシ程度の効果
     ○謝礼金や住所は書かない
       →心ないイタズラが増える
     ○書く内容
       猫の写真
       特徴
       いなくなった日時や場所
       連絡先(携帯電話の実が良い)
  8. 猫が帰ってきたら
     ○大声を出して喜ぶと逃げられる
     ○静かに餌やおもちゃで気をひく
       →距離を少しずつつめて抱き上げる
     ○怪我の有無を確かめる
     ○食事は胃に負担を掛けない物から始める
       →ウェットタイプの物を少ない量から

 

終わりに

猫

猫の帰巣本能は、
犬よりも低い傾向にあるとされている。

 

でも2400kmに旅をして、
飼い主の元に辿り着いた例があるから、
侮れない帰巣本能と言えそう。

 

もっとも帰巣本能には、
個体差があるみたいだけどね。

 

この帰巣本能なんだけど、
猫の生命力があるからこそ活かされると、
個人的には感じられた。

 

猫というのは、
1週間なら飲まず食わずでも生きられるそうで、
1ヶ月程度なら飲み水さえ困らなければ、
助かる可能性が高いとされている。

 

この生命力があるからこそ、
長い旅に耐えられたんじゃないかな☆-( ^-゚)v

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