食後に眠くなると、仕事や勉強に支障がでることも。
眠くならないようにしたいけど、これは生理的なものなので完全になくすのは難しい。
だから無くすのではなく、仕事などに支障が出ないように上手に眠気と付き合う方向で考えるようにしよう。
今回は、そんな食後の眠気への対策についてお伝えする。
食後に眠くなる理由
食後に眠くなる理由として考えられるのは、病気か生理的なものどちらか。
病気としては糖尿病が上げられる。
とうぜん病気が原因の場合は、医療機関で診察をしてもらい判断を仰ぐことになる。
一方で生理的なものの方であれば、個人で対策を講じることが可能となる。
生理的な食後の眠気について
食事をすると、胃腸を活発に働かせる必要が出てくる。
そのため胃腸に血液が集中して、脳への血液が減ってしまう。
この生理的な原因によって、食後の眠気が生じることがほとんど。
よって食後の眠気への対策は、生理的な原因への対策となる。
生理的な食後の眠気への対策について
生理的な食後の眠気への対策は、食事内容の見直しと仮眠をとることの2つが中心となる。
また夜の本格的な睡眠をしっかりと取れるように、睡眠の質と量の両方を見直す必要もある。
睡眠の質について
睡眠の質を上げるには、眠りを妨げる光や音に気を付けることが必要。
寝るときだけでなく、寝る3時間前にはパソコンやスマホなどの画面の光を浴びないことも大切。
パソコンやスマホなどの画面からは、ブルーライトという強い波長の光が出ている。
この光が目から入って脳を覚醒状態にしてしまうので、寝る前に画面を見ると眠りの質が下がってしまう。
とはいえ3時間前からスマホを見ないというのは難しいのではと思う。
だから、まずは1時間前などからスマホなどを見ないのは始めることをおススメする。
眠気の基本的な対策
食後の眠気への対策は、基本としては以下を心がけるようにしたい。
- ゆっくりと食べる
- 食べる炭水化物の量を減らす
○炭水化物(米やパン)を減らす
→眠気を誘引するため
この2点に気を付けると、食事の眠気を呼ぶ効果を減らすことができる。
食事以外に行いたい眠気対策
食事以外にも、以下のようなポイントに気を付けると良い眠気への対策となる。
- 眠気を感じたら軽い運動をする
○ストレッチなどを行う
○血液が胃腸だけでなく脳にもいく
○激しい運動は行わない - 朝はコーヒーを飲む
○コーヒーの効果は飲んでから30分後
○カフェインが眠気に効く - 昼食の前後どちらかにコーヒーを飲む
- コーヒーを飲んで昼寝をする
○カフェイン効果で20分後に目が覚める
○30分以上眠らないように注意
→夜の睡眠に悪影響が出る
○スマホのアラームやタイマーも併用したい
→20分程度に設定 - 昼寝後は洗顔
おわりに
今回は、昼食後の眠気についてお伝えした。
対策としては、昼寝をすることとコーヒーを飲むことがオススメ。
また食事内容の見直しも並行して行いたい。
これらを行っても眠気が改善しない場合、病気の可能性もあるので医療機関で診察をしてもらうことも考えるようにしよう。