疲れ目と眼精疲労の違いを知ることは、目の悩みを解決するためにも大切。
目を酷使する現代人は、悩みの原因を疲れ目と思っている人多い。
でも実は眼精疲労だったなんていうことも……。
今回のリサーチでは疲れ目と眼精疲労の違いについてお伝えする。
区別のつきにくい疲れ目と眼精疲労は、症状に違いがあるからチェックしてみよう。
疲れ目と眼精疲労の前に
まずは基礎知識として疲れ目と眼精疲労の原因になる、目の疲れについてお伝えする。
目が疲れる原因
目の疲れを生む原因の一つは、目を酷使していることに気付きにくいこと。
脳に送られる情報は8割~9割が目からと言われているほど、僕たちは無意識の内に目を酷使しているんだ。
目の酷使は無意識に行っているから、酷使したことに気づきにくい。
このため、いつの間にか目が疲れているということが生じやすい。
実は肝臓の酷使も疲れ目の原因
目の酷使以外にも、肝臓の酷使も疲れ目の原因になる。
肝臓の仕事は、お酒を代謝したり添加物を解毒したり色々。
お酒を飲み過ぎたり加工食品を食べ過ぎると、肝臓に負担を凄くかける。
その結果、肝臓の働きが鈍くなる。
肝臓の働きが鈍くなると栄養の代謝が落ちる。
そして血液中の栄養も、全身に回りにくくなる。
当然、目に回るはずの栄養も回りにくくなって、疲れ目の原因になるよ。
パソコンの前で目を酷使すると
パソコンやスマホを使った作業中とかは、画面をじっと見ているよね。
この、じっと画面を見ている状態って、目にとっては結構負担になる。
何故、じっと画面を見続けるのは負担なのか?
パソコンなどの画面を見続けることが、何故目にとって負担なのかは眼の構造を知る必用がある。
眼の構造の説明では、目のレンズ役である水晶体と毛様体筋っていう周りの筋肉が鍵になる。
毛様体筋が伸縮することで、水晶体が焦点を合わせられるように調整しているんだ。
で、パソコン画面とかをじっと見ていると毛様体筋はずっと同じ伸縮具合を維持するために、緊張し続けなければいけないんだ。
緊張し続けた状態でいると、とうぜん毛様体筋は疲れてくる。
これがパソコンで起こる疲れ目の正体。
疲れ目と眼精疲労の違い
疲れ目と眼精疲労の区別は、単純に疲れ目が悪化すると眼精疲労になるって考えていいよ。
疲れ目は一晩グッスリと眠れば治るんだけど、眼精疲労になると眠っても疲れがとれないんだ。
この症状の残留性が、疲れ目と眼精疲労の大きな違いになるよ。
もう一つの疲れ目と眼精疲労の違いは、眼精疲労の症状が進行すると目以外にも影響が出ること。
眼精疲労 悪化のメカニズム
1日ぐっすり休んでも、目の痛みや頭痛があったりする…
こんな時には、疲れ目が眼精疲労にまで進行したって考えていいかも。
眼精疲労になると、目が一層疲れやすくなるという嫌なオマケもついている。
一層疲れやすくなるのだから眼精疲労になると、疲れ目のときよりも速いスピードで目に疲れがたまりやすい。
だから眼精疲労の症状が悪化するのは、結構スピードが早いんだ。
更に眼精疲労になると、一晩眠っても目の疲れが取れないことが続くから、目の疲れに慣れてしまう問題があるよ。
目の疲れに慣れてしまうと、気づかない間に体調不良が連鎖的に進行することに。
じゃあ眼精疲労は、どんな体調不良を生むのかっていうと…
眼の症状
- 充血
- 痛み
- 乾き
- かすみ
- 視力低下
- まぶたに不快感
- まぶたの痙攣
目以外の症状
- 頭痛
- 肩こり
- 吐き気
- 食欲低下
更に悪化すると
- 自律神経に影響
- 抑うつ
- イライラ
疲れ目と眼精疲労の対策
疲れ目と眼精疲労の違いは、疲れ目の症状が進んだ状態が眼精疲労って書いたよね。
眼精疲労は疲れ目の進行した状態なんだけど、対策方法は大きくは変わらない特徴があるんだ。
対策の基本は目への負担を減らすこと。
特に気をつけたい目の負担が大きい行動は、パソコンやスマホの画面をじっと見続けること。
最近ではスマホやタブレットを、長時間見る機会も増えたよね。
パソコン画面なんかを見続ける時間を、なるべく減らしたいところなんだけど…
減らすのは難しいから別の方法で対処しよう
例えば一定時間見続けたら遠くを眺めたりする。
他にも目の疲れに効くマッサージを本なんかで覚えて、見続けたらマッサージをするのも良いね。
あと疲れ目に役立つ食事もあるから、出来る事なら食事にも気を使いたいところだね。
パソコン画面やスマホ、タブレットの負担を減らす方法として、これらの画面から出る目に悪い光を減らすことも有効。
最近ではJINS PCっていうパソコン用メガネが人気だから、少しチェックしてみてもいいかも。
まとめ
今回は疲れ目と眼精疲労の違いについて。
眼精疲労は疲れ目の症状が進行した状態なんだけど、目の疲れに慣れて疲れていることに気づかなくなっちゃうんだ。
だから眼精疲労になったら、自分の目が疲れていることに気付くのが、とても大切になってくるんだよね。