エナメル財布に、レシートの文字が!!
雑誌の表紙が!! 鞄の色が!! と、いう感じでエナメルという素材は色移りがしやすい。
今回のリサーチではエナメル財布に色移りしたとき、どのような落し方を実戦すればいいのかをお伝えする。
エナメル財布のケア情報さ☆-( ^-゚)v
エナメル財布の色移りについて
エナメル財布は乾燥や湿気に弱い。
だからエナメル財布を長く使いたい場合は保管する環境に気を付けたい。
また色移りに関して言えば高温な場所は避ける方が良い。
真夏の車の中に置きっぱなしにするなどすると、エナメルの表面が柔らかくなり色移りをしやすくなる。
色移りしやすいエナメル財布がある
一言でエナメル財布と言っても、色移りしやすい物とそうでない物とがある。
色移りしやすいエナメル財布の代表格は、ファッション性重視の財布。
特にヴェルニの財布は、色移りしやすいと有名。
鞄に入れる時には、無地のハンカチに包む等一手間を掛けている人がいるほど。
ファッション性重視のエナメル財布の耐久性
ファッション性重視のエナメル財布は、他のエナメル製品に比べて変色やシミができやすい。
雑誌の上にしばらく置いただけで本の記事がクッキリと移ったりとトラブルが絶えない。
だからファッション性重視のエナメル財布の取り扱いには細心の注意が必要になる。
エナメル財布の色移りの落とし方
エナメルという素材は革などの表面を樹脂で覆っている。
この樹脂が色移りを落すときに薬品により溶けたり変質することがあるので色移りを何とかしたい場合は注意が必要。
またエナメルと一言でいっても素材や加工方法に違いがあるので、全てのエナメル素材に通じる色移りの落とし方というのは存在しない。
でも財布の場合は、多くがポリウレタンコーティングやPVC。
だから財布の色移りの場合は、大概はこれらに対応する色移りの落とし方を実践することになる。
エナメル財布の色移りを落とし方を実践する前に
エナメル財布の色移りを落とす前に、使う薬品などの悪影響を調べよう。
目立たない場所に、薬品を使って影響を確認。
また色移りを落とすときに強くこするのも薬品の付けすぎも絶対に行わないようにしよう。
ではエナメル財布の色移りの落とし方はどのような方法なのかというと以下のような感じにまとめられるよ。
- チラシの印刷が色移りした場合
○柔らかい消しゴムで優しくこする
僅かな色移りなら改善することがある
○薄めた食器用洗剤を雑巾に付けて拭く
消しゴムでダメな場合に使用 - 鞄の裏地の色が色移りした場合
○消しゴムでこするかエナメル専用クリーナーを使う - 手帳が色移りした場合
○症状が軽ければエナメル専用クリーナー
○中性洗剤を薄めて布でこする - レシートの印字が色移りした場合
○付いてすぐなら消しゴムでこする
○お湯で薄めた台所用洗剤を布に吸わせてこする
このようにまとめると、消しゴムか台所用洗剤を使う場合が多いのが分かる。
また、無水エタノールを使うのも一つの手。
無水エタノールというのは高純度のアルコール。
使い方は無水エタノールを脱脂綿に付けたら半乾き状態にして軽く色移りを擦る。
効果は高いけど火気厳禁で、使用時は室内の換気に気を付けるなどの注意点があるから気を付けよう。
もちろん無水エタノールなどを使う場合にも、まずは目立たない場所に使ってみて問題が生じないか確認する必要がある。
この方法は財布が残念なことになる可能性が高い方法なので、失敗したら捨ててもいいという気持ちでない限り使わない方がいいかもしれない。
革製品専門のクリーニングを受ける
色移りが直らなかった場合、革製品専門のクリーニングを、受けることになる。
このとき色移りが落ちるかどうかと値段の確認を行う。
表面の総張替とか繊維に染み込んだ色素を取ったりと色々なことが専門店では行われる。
色々な技術が使われるため、専門店に依頼した場合は値段の幅が広くなってしまう。
だから値段のチェックは必須だといえる。
財布のお手入れも
財布で問題となるのは、色移りだけじゃない。
でも多くの問題は、日ごろのお手入れで防げるので定期的な財布のメンテナンスを行うようにしたいところ。
おわりに
エナメル財布は、少しの油断で色移りをしてしまう。
今回は色移りの落とし方をまとめたけど、慎重に行わなければエナメルを傷めることになる。
エナメル財布の色移りは、慎重に対処していこうね☆-( ^-゚)v