秋と言えば、新鮮な果物や野菜を収穫して食べる味覚狩りが最も楽しみやすい時期となる。
新鮮な果物などを採ってその場で食べる体験は、とても魅力的。
でも味覚狩りが初めてという方は、予約をするのが少しハードルが高いかもしれない。
そこで今回は、味覚狩りの予約方法と注意点、さらに味覚狩りの種類や楽しみ方も紹介させて頂こうと思う。
味覚狩り体験とは?
まずは、そもそも味覚狩りとは何かという基本的な部分からお伝えしていこうと思う。
味覚狩り体験とは、農園や果樹園などで、旬の果物や野菜を自分で収穫して食べることができる体験のこと。
味覚狩りには、主に以下の2種類がある。
- 収穫体験
収穫した果物や野菜を持ち帰ることができる味覚狩り。料金は、収穫した量や重さに応じて決まる。持ち帰った果物や野菜は、自宅で保存したり、料理したり、加工したりすることができる。 - 食べ放題体験
収穫した果物や野菜をその場で食べることができる味覚狩り。料金は、時間制や人数制などによって決まる。食べ放題の場合は、持ち帰ることはできない場合が多い。
味覚狩りの種類は、農園や果樹園によって異なるので、ホームページなどで事前に確認しておこう。
味覚狩りは時期も大切
味覚狩りの対象となる果物や野菜は、季節や地域によっても変わる。
だから季節によっては、味覚狩りを行っていない農園も多い。
このため、味覚狩りに行く場合は、事前に今の季節はどの果物や野菜が採れるのかを確認しておくと良い。
例えば、以下のようなものがある。
- 春
いちご、さくらんぼ、アスパラガス、たけのこなど - 夏
ぶどう、桃、スイカ、トマト、とうもろこしなど - 秋
りんご、梨、柿、ぶどう、栗、さつまいもなど - 冬
みかん、いよかん、キウイ、大根、白菜など
味覚狩り体験の予約方法
味覚狩り体験の予約方法は、主に以下の2つがある。
- インターネット予約
- 電話予約
インターネット予約と電話予約以外にも、農場など味覚狩りを行っている場所に直接行って、現地で予約を入れるという方法もある。
でも、これを行う人は近所でない限り少数派となっている。
インターネット予約
インターネット予約は、農園や果樹園の公式サイトや、味覚狩り体験を紹介するポータルサイトなどで行うことができる。
インターネット予約のメリットは、以下のようなものがある。
- 24時間いつでも予約できる
- 空き状況や料金などを確認できる
- クレジットカードや電子マネーなどで事前に支払いできる
- キャンセルや変更も簡単にできる
インターネット予約のデメリットは、以下のようなものがある。
- インターネット環境が必要だ
- 予約可能な日時や人数に制限がある場合がある
- 予約の際に登録やログインが必要な場合がある
電話予約
電話予約は、農園や果樹園の電話番号に直接電話して予約する方法。
電話予約のメリットは、以下のようなものがある。
- インターネット環境が不要
- 予約したい日時や人数に柔軟に対応できる場合がある
- 農園や果樹園のスタッフさんと直接話せるので、質問や相談ができる
電話予約のデメリットは、以下のようなものがある。
- 営業時間内に電話しなければならない
- 繁忙期や休日は電話が繋がりにくい場合がある
- 当日払いになる場合が多い
- キャンセルや変更が難しい場合がある
味覚狩り体験の予約方法は、インターネット予約と電話予約のどちらが良いかは、個人の好みや状況によって異なる。
どちらの方法もメリットとデメリットがあるので、自分に合った方法を選ぶようにしよう。
予約するときの注意点
予約する際には、以下の点に注意してほしい。
- 予約する日時や人数は、できるだけ正確に決めておく
- 予約の際に、味覚狩りの種類や料金、支払い方法、キャンセルポリシーなどを確認する
- 予約の確認メールや電話番号などを保存しておく
- 予約の変更やキャンセルが必要な場合は、早めに連絡する
味覚狩り体験の予約方法については以上。
味覚狩り体験の注意点
味覚狩り体験は、自然と触れ合いながら、美味しい果物や野菜を堪能することができる素晴らしい体験。
でも日射病や虫刺されへの対策を忘れてはいけない。
また農園や果樹園で働く方や、他のお客さんに迷惑をかけないためにもルールやマナーを守るという一般的なモラルも大切にする必要もある。
ここでは、そういった注意点の基本的な部分をお伝えしようと思う。
詳細な注意点については、農園で採れる果物などに合わせた物なども多いので、行く予定の農園のホームページなどを確認するようにしよう。
- 味覚狩りの服装は、動きやすく汚れてもいいものを選ぶ
- 帽子や日焼け止めなどで、日差しや虫から身を守る
- 靴は、滑りにくく歩きやすいものを履く
- 水分やおやつなどを持参する
- ゴミは持ち帰る
- 農園や果樹園のルールやマナーを守る
- 収穫するときは、果物や野菜に傷をつけないように優しく扱う
- 食べ放題の場合は、無理に食べ過ぎない
服装の注意点
味覚狩り時の服装については、以下のような物がおすすめになる事が多い。
- 長袖や長ズボンなどで、肌の露出を少なくする
- 動きやすく汚れてもいい服を着る
- 帽子やサングラスなどで、日差しや虫から身を守る
- 汗拭き用のタオルや着替えを持つ
持ち物
味覚狩りに行く場合、以下のような物を持っていくと良い場合が多い。
- 水分やおやつなどを持参する
- 日焼け止めや虫除けスプレーなどを持つ
- カメラやスマホなどで、思い出を撮影する
- ゴミ袋やティッシュなどを持つ
- 収穫した果物や野菜を入れる袋やカゴなどを持つ
(農園や果樹園によっては、貸し出しや販売している場合もある)
味覚狩り体験の後には観光スポットやグルメに!
味覚狩り体験の後には、周辺の観光スポットやグルメを楽しむのもおすすめ。
味覚狩り体験をする農園や果樹園は、自然豊かな地域に多くあるので、景色や歴史、文化などを堪能することができる。
また農園や果樹園事態に、地元の料理を食べたり、特別な体験を行える施設がある場合も多い。
だから味覚狩りのために遠出をする場合は、そういった味覚狩り以外の楽しみも予定しておくことをお勧めしたい。
……とはいえ味覚狩りは意外と体力を使うので、休憩時間を入れることもお忘れなく。
味覚狩りの農園など内部での楽しみ
味覚狩りに行った農園や果樹園。
その中で、特別な施設があったり特別なサービスを行っている場合も多い。
例を挙げると以下のような物がある。
- 農家さんやスタッフさんに、果物や野菜の育て方や収穫のコツを教えてもらう
- 収穫した果物や野菜を、その場で食べるだけでなく、ジュースやジャムなどに加工してみる
- 収穫した果物や野菜を、持ち帰って自分で料理してみる
上記以外にも農園によって色々なサービスがあるので、予約を入れる際には、特別なイベントが行われていないのかをチェックしておくと良いかもしれない。