非常食は、イザというときの避難生活に必須のアイテム。

 

最低3日分は必要で、可能であれば7日分を用意した方が良いとされている。

 

好みでない味の非常食を用意した場合、ただでさえストレスの多い避難生活にいっそうのストレスが掛かることになる。

 

だから非常食は、日持ちだけでなく味などの他の面も選び方のポイントとして考えるようにしたい。

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非常食は何日分あればいい?

農林水産省は、非常食を最低3日分を用意するようにと伝えている。

 

また可能であれば1週間分を用意した方が良いとも。

 

ここで考えたいのが、どのような非常食を手元においておけばよいのかという点。

 

避難生活3日までと、4日以降は用意した方がいい非常食の特徴が少し違ってくるので注意が必要。

 

避難生活3日日まで

避難生活3日日までは、すぐに食べられる物を用意したい。

 

これは災害が起きてから3日間は、避難所への物資支援は後回しにされ人命救助が優先されるから。

 

パッケージを開ければ即座に食べられるものが良いとされている。

 

カロリーが高く満腹感も得やすい乾パンやお菓子がオススメ。

 

避難生活4日日以降

避難生活4日日以降は、インフラの復旧が始まるタイミング。

 

だから電気やガスを使ってお湯を用意したり食べ物を温めたりもできる。

 

だから加熱できる物、アルファ米やレトルト食品などを用意すると良い。

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非常食の消費期限

非常食の消費期限は幅が広く、1年の物もあれば10年の物がある

 

これはどのような工夫をして保存期間を延ばしているのかが食品ごとに違うため。

 

それでも比較的短めの非常食でも1~3年保管できる。

 

少し長い物であれば5~10年。

 

サバイバルフーズと言う非常食の場合は、25年間の保存が可能。

 

ただ温かかったり直射日光に当たったりする場所に保存すると、非常食でも傷む可能性があるので注意をしよう。

 

非常食保存のちょっとした工夫

非常食を保管する際、冷蔵庫の使用ローリングストック法を行うのも良い。

 

冷蔵庫を使うことで、梅干しや漬物など元々保存期間の長い物を更に長期にわたって保存できるようになる。

 

ローリングストック法というのは、古くなった非常食は食べて新しい物と入れ替えていくという保存方法。

 

また25年間保存可能なサバイバルフーズという非常食もあるので、一部をコレにすることで保存食にかける経済的な負担を減らすことも可能。

 

ローリングストック法

ローリングストック法とは、古くなった非常食を食べて新しい物と入れ替えるという方法。

 

この方法で非常食を入れ替えていけば、非常食を用意する経済的負担が少し減る。

 

また定期的に消費期限を確認することになるので、イザというとき確認したら消費期限が切れていた!!という事態も回避できる。

 

非常食の置き場所

非常食は玄関に置いてある人も多い。

 

でも災害時には、玄関が使えないなどの場合もある。

 

このためリビングなどに置いておき窓から逃げるパターンを考えた方が役に立つという話もある。

 

だかあら必ずしも玄関に置いておくのがベストとは限らないので、あなたの住居はどこに置いておのがベストなのか1度見直してみるのも良いかもしれない。

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非常食選びで注意したい点は?

非常食は、保存期間を考慮する必要があるのは言うまでもない。

 

でも他にもいくつか注意したい点があるので、それらについてお伝えさせていただく。

 

味の濃さに注意

保存期間の長い非常食は、味付けの濃いものが多い

味付けが濃い物を食べ続けると、塩分が多くて内臓に疲労を溜めて下痢になったり体に悪影響が出やすい。

 

 

だから味付けの濃い保存期間の長い物と、味付けの薄い保存期間が短い物とを用意して交互に食べられるようにしたい。

 

非常食の選び方

非常食を選ぶときは、色々な点を考慮する必要がある。

 

特に以下のようなポイントは避難時にとても大切になるので、非常食の購入時には忘れないようにしよう。

 

非常食の選び方のポイント
  • 消化のいいものを選ぶ
     ○温かい、柔らかい、スープなど
     ○避難時は精神的・肉体的なショックが多い
      →消化の悪い物は一層の負荷をかける
  • 温める道具も用意
     ○ガスコンロ、固形燃料、着火剤など
  • カロリーが多い物を選ぶ
  • 栄養バランスがよい物を選ぶ
  • 簡単に調理ができる物を選ぶ
     ○避難時は調理が難しい場合も多い
  • コンパクトに収納でき物を選ぶ
     ○非常バッグには食料以外にもいれないといけない
      →結構なスペースが取られる
      →非難するときに困る
  • 味に注意をする
     ○災害時はストレスで食欲が減退する
      →食べなれた物や美味しい物も用意したい
  • 二種類のものを用意する
     ○調理不要で食べられる物
     ○加熱して食べられる栄養バランスの良い物
  • 後片付けをしやすい物を選ぶ
     ○避難時はゴミの処理が難しい
     ○避けたい
      →臭いがキツイ物
      →スープや油が残る物
  • ゴミ袋を用意する
     ○食べた非常食のゴミの臭いが漏れにくい物を

 

オススメの非常食

非常食としてオススメとされる食べ物は以下のような物。

 

非常食には色々な物があるので、あくまで参考であると考えて欲しい。

 

オススメの非常食の例
  • 主食
     ○飽きないように数種類を用意
      →白米、カレーライス、炊き込みご飯など
  • おかず
     ○複数の種類を用意したい
      →ハンバーグ、煮魚の缶詰、汁物
  • 甘味
     ○長期間の保存ができる物
      →ドロップスやビスケットなど

 

おわりに

今回は、非常食についてお伝えさせていただいた。

 

非常食は日持ちするものを選ぶ必要がある。

 

でも日持ちする物の中でも色々な種類があるので、色々と考えなければいけない。

 

特に避難時にはストレスが溜まるので、ストレスが溜まらない味の物を選ぶというのは中々大切な要素になったりするよ☆-( ^-゚)v

 

 

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