手荒れをしにくい、口に入れても安心、環境にも優しい。
こういった安全性から愛用する人が増えているのが重曹。
そんな重曹は、赤ちゃんに関連したアイテムを清潔に保つのにも役立つ。
今回の記事では、重曹の赤ちゃん関連アイテムへの使い方についてお伝えする。
おもちゃやぬいぐるみ
赤ちゃんのおもちゃやぬいぐるみ。
色々と赤ちゃんは口に入れたがるので、これらのアイテムは細菌が──。
だから定期的に殺菌を行いたい。
でも、赤ちゃんが口に入れる可能性を考えると、強い洗剤などは使いたくない。
そこで活躍するのが重曹。
重曹で赤ちゃんのおもちゃなどを洗濯する方法
まずはビニール袋などに、おもちゃを入れる。
そしておもちゃに振りかけるように、重曹をタップリとビニール袋の中に入れる。
次にビニール袋を揉むような感じでおもちゃ全体に重曹を広げる。
そのまま15分間放置する。
後はふくろから取り出したオモチャから重曹を取り除く。
このとき掃除機で吸い取ると楽。
これで殺菌を行えるけど、注意点が一つある。
それは電子部品を使っているような、精密なおもちゃに使ってはいけない方法であるという点。
重曹が電子部品に触れて、ショートの原因になりかねないから注意をしよう。
赤ちゃんの紙おむつの臭い対策
赤ちゃんの使用済みの紙おむつに、上から重曹をタップリと振りかける。
これだけで赤ちゃんのオムツの臭いは、多少だけど和らいでくれる。
他にも以下のようなオムツの処理方法があるから、使いやすい物から色々と試してみるといいかもしれない。
布おむつの洗濯にも重曹
布おむつは紙おむつとは違って洗う必要があるけど、ここでも重曹が活躍してくれる。
- 重曹:2分の1カップ
- ぬるま湯:2リットル
- バケツ
- バケツにぬるま湯と重曹を入れて混ぜる
- 布おむつを浸ける
○2時間が目安 - 普通に洗濯をする
オムツを洗うのに使ったバケツには、とうぜん臭いがついてしまう。
だから洗濯が終わったら以下の方法でバケツも洗うようにしたい。
行うことは、布おむつを洗った場合とほとんど同じ。
- バケツにぬるま湯と重曹を入れて混ぜる
- 2時間ほど放置する
- 中の重曹水を捨てる
- 水でしっかりと洗う
- 乾かす
哺乳瓶のお手入れに
哺乳瓶は、赤ちゃんが毎日のように口をつけるアイテムなので、しっかりと清潔に保つようにしたい。
重曹は一般的な洗剤よりも安心感が高いので、この点が魅力だと感じる方は試してみるといいかもしれない。
- 重曹:大さじ3杯
- お湯:適量
- 哺乳瓶に重曹を入れる
- 熱湯を注ぐ
- 哺乳瓶を振る
- しばらく放置
○だいたい2時間ほど - 水で洗い重曹を取り除く
- しっかりと乾かす
よだれかけを重曹でキレイに洗濯
重曹は洗濯に使えることでも有名。
とうぜん赤ちゃんの、よだれかけも洗える。
- 重曹:小さじ1杯
- 石鹸
- 酢
石鹸、酢、水は好みの量で大丈夫。
- 重曹水を作る
- 重曹水によだれかけを浸ける
- 重曹水に石鹸を適量加える
- 別の容器で酢水を作る
○酢水は酢1:水1が理想 - 酢水ですすぐ
- 重曹水を捨てて普通の水を入れる
- 水でよだれかけを洗う
- 日光にあてて干す
赤ちゃんのおねしょで汚れたお布団を洗濯
赤ちゃんがおねしょをするのは、仕方がないこと。
もしもおねしょに気付いたら、酢水(酢1:水1)をスプレーして2時間ほど放置。
その後は、シーツを普段通り洗濯する。
これで臭いが残りにくくなる。
続きは次回!