お中元

お中元のマナーは少し複雑。

 

マナーについては色々とあるけど、とりあえずは基本的な部分だけでもしっかりと押さえておきたい。

 

今回の萌え猫リサーチはお中元のマナーについて!

 

ボクと御中元マスターを目指そうゼ(ノ´▽`)ノ

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御中元の由来

まずはお中元について、基本的な部分を知っておこう。

 

とりあえずはジャブ程度の豆知識から。

 

お中元の由来
  • 古代中国の三元が由来
     ○三元は神様に供え物をして身を清める日
       三元とは以下を指す
        1月15日の上元に天神様を祀る
        7月15日の中元に慈悲神様を祀る
        10月15日に水と火の神様を祀る
  • 中元が盂蘭盆会と結びついた
     ○日本では先祖の霊を供養するようになった
  • 現在の、お中元は明治30年台に定着
     ○お世話になった人たちへ感謝の気持を表す日となった

 

お中元 贈る側のマナー

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ここからお中元のマナーについて、無駄に詳しく解説していくよ。

 

まずはお中元を贈る時期から。

 

お中元を贈る時期
  • お中元の意味
     ○1年の上半期の区切りという意味もある
  • 本来の中元は旧暦の7月15日
     ○元々は、お盆の御供え物を送っていた
  • 現在の送る時期
     ○6月下旬~8月上旬が一般的
       大別すると以下のように東西に分かれる
        東日本:7月初旬~7月15日
         →新暦を根拠としている
        西日本:8月初旬~8月15日
         →月遅れの盆を根拠としている
     ○最近では東日本の考え方が広まっている
       集中する7月を避け6月下旬に送る人も増えた

 

御中元の水引き

お中元の水引きは紅白の蝶結びを使う。

 

でも肉類や魚類のような生ものには、のしを付けない点には注意しよう。

送ったら連絡を

お中元を配送する ことが近年は多くなっている。

 

お中元は本来であれば自分で持っていき、日頃の感謝の意を伝えるのが正式な姿。

 

もちろん配送の形は当たり前になっているから、悪いことではないけど日頃の感謝を送った旨の連絡と共に伝えるのをお忘れなく。

 

贈ったら連絡する
  • なるべく手紙やハガキで連絡する
     ○品物が届くよりも早く相手方に出す
     ○具体的には2~3日ほど早く届ける
  • 親しい相手
     ○友人や身内など
     ○電話やメールなどで連絡しても良い

 

送り状の基本

お中元を送ったら連絡をするのがマナー。

 

その時に目上の人に送ったのなら、手紙などの形で送り状を送付しよう。

 

送り状は品物が届く2日前には、先方に届くようにしたい。

 

送り状の基本
  • 送り状は品物よりも早めに届くようにする 
     ○2日~3日前に届くようにしよう
  • 知人や友人、家族など
     ○手紙の内容:感謝の気持や贈った理由
  • 仕事の関係や目上の人
     ○前文や末文など丁型的な書き方にする
     ○時候の挨拶を入れる
     ○感謝の言葉を入れる
     ○文末は健康を祈る形で結ぶ

 

お中元選びに迷うのなら

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お中元選びで迷うことも多いと思う。

 

ここでは過去に行われたお中元に関するアンケートを簡単にまとめておくよ。

 

お中元で何を贈ればいいのか?

 

迷った時の参考にしてね。

 

お中元の情報 色々
  • 多くの贈る人が重視ししているのは
     ○品質
     ○ブランド
     ○使いやすさ
     ○実用性
     ○安全性
  • 金額について
     ○贈る商品の価格帯
       5000円と3000円が多い
     ○平均的な予算額
       18,946円
  • 贈るお中元を毎年変えているか?
     ○変えている人
       23.7%(30代が特に多い)
     ○変えていない人
       76.3%(60代が特に多い)
  • 贈っている相手
     ○上司:32.9%
     ○親戚:49.0%
     ○両親52.1%
  • 何をもらいたいか?
     ○実用性の高いものが多い
       コーヒー
       ビール
       商品券

 

贈るものを変更するかどうか

贈ったものが喜ばれたかは判断が難しい。

 

例えば扱いの難しい食材なんかを贈っても、かえって相手方に迷惑をかけることもある。

 

だから日頃の感謝の念を込めたお中元は、相手の気持ちを考えないといけない。

 

相手が喜んだのなら、過去に贈ったものと同じものを贈る。

 

もし相手の好感を感じられなかったら、今回は別の物を贈る形が良い。

 

その判断基準になるのが、相手方に頂いた、お礼の言葉

 

贈る物の変更するかを判断する返信例
  • 今年も同じものを贈ってもいい場合
     ○品物に対して良い感想をもらった場合
       例:毎年楽しみに…
  • 今年の贈り物は変更を考慮する場合
     儀礼的な挨拶を受け取った場合
      例:いつも結構なものを頂き…
       :毎年申し訳ございません…

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受け取った側のマナー

お中元は受け取ってもお返ししないのが普通。

 

これはお中元が目上の人間に、日頃の感謝を伝えるのが本来の目的だから。

 

でも受け取った側は、しっかりとお礼を伝えるのが大切なマナー。

 

だからお中元を受け取った際には、お礼の言葉を忘れないようにしよう。

 

受け取ってからのマナー
  • 贈られてもお返しはしない
     ○でもマナーとしてお礼状を出す
  • 受け取ってからの連絡は早めにする
     ○親しい相手であれば電話で済ませることもある
     ○特に食べ物の場合は早めの連絡が必要
       無事についたことを早めに連絡する
       美味しさなどを手紙などに書いて伝える

 

お中元 こんな時どうする?

ここではお中元で疑問に思う人が多いことを、まとめておくよ。

 

まずはその年に特別お世話になった方に感謝を伝えたい場合について。

 

お中元は今後の変わらないお付き合いを、お願いする意味もあるから一度贈ると毎年の恒例になってしまうんだ。

 

だから感謝の気持を一度伝えたいだけなら、お中元ではなく御礼と書いて贈ると良いよ。

 

今回のみ贈るのなら
  • お中元は1度贈ると恒例となる
     ○今後の変わらぬお付き合いを求める意味があるため
  • その年に1度だけ贈るのなら
     ○のし紙を御礼として贈る

 

お中元の季節がズレた

お中元でよくあるのが、贈るタイミングを逃して渡しそびれるパターン

 

お中元を渡す季節がズレたら、表書きを変えて贈ればOK。

 

お中元の時期がズレたら?
  • 表書きを変えることで贈ることが可能
     ○7月20日辺り~立秋の前日までは暑中見舞い
       立秋:8月7日~8月22日辺り
     ○立秋に入るったら残暑御見舞として贈る
  • 遅くても処暑までには贈る
     ○処暑:8月23日~9月7日辺り
  • 注意
     ○親しい人には暑中御見舞や残暑御見舞と書く
     ○目上の人には暑中御伺いや残暑御伺いと書く

 

喪中の人にはどうする?

お中元で迷うのが、喪中の人に贈るかどうか。

 

喪中の人に贈るとマナー違反になるのは、基本的にお祝いの品なんだ。

 

一方でお中元は、日頃の感謝を表すもの。

 

だから喪中であっても、お中元を贈のはマナー違反にならない。

 

ただ、多少の配慮はした方がいいんだ。

 

喪中の人へは?
  • 贈っても問題はない
     ○お中元はお祝いではなく感謝の証だから問題ない
  • 喪中の人への気配り
     ○気落ちしている、四十九日を過ぎていない場合
      →時期を少しずらし贈る
         例:暑中見舞い、忌中御見舞、無地のし等の形で
     ○紅白の水引きを控える

 

お中元とお歳暮の片方のみにしたい

大人の世界には色々な都合がある。

 

時としてお中元とお歳暮の、どちらか一方のみ贈りたいといういことも…

 

そんな時は一年の感謝という意味で、お歳暮を贈るようにしよう。

配送や通販での注意

お歳暮をお店から配送してもらったり、ネット通販で注文して贈る場合が一般的になっている。

 

配送してもらうときの注意したいのが生もの等の場合。

 

届く期間が不在でないか、相手方に確認しておこう。

 

配送や通販での注意点
  • 賞味期限の近いものや生もの
     ○不在期間でないか事前に連絡をしておく

 

まとめ

今回は、お中元のマナーについて!

 

お中元は日頃の感謝を伝え、今後のお付き合いをお願いする慣習。

 

やっぱりこういう伝統的なことって人格を評価されやすいよね。

 

だからお中元のマナーは、しっかりと押さえて大人の魅力を見せつけよう☆-( ^-゚)v

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