文化祭でお化け屋敷を行うときに「企画書の提出が必要だ!」このように言われる事が、最近は増えている。
お化け屋敷の企画書は、計画を立てたあとでまとめる感じで作るのが一般的。
またこの企画書は、お化け屋敷の計画を客観的に見直したり、計画をまとめたりする意味もあるので作るメリットは大きい。
今回は、文化祭のお化け屋敷で必要な企画書の書き方についてお伝えする。
チョット先を行く、企画書のお話さ☆-( ^-゚)v
お化け屋敷の企画書について
最近ではお化け屋敷を行う場合、企画書を学校に提出するように言われる事が増えている。
企画書次第で、お化け屋敷作成の許可が出たり許可が出なかったり──など、けっこう重要な役目がある。
企画書作りについて
お化け屋敷の企画書というのは、計画を誰かに伝えるために書く。
だから計画を立てた自分たち以外の人が、理解できるように工夫をする必要がある。
──などと書くと難しく感じるかもしれない。
だけど企画書というのは型がある程度決まっている。
お化け屋敷の企画書もまた何を盛り込めば良いのかは一つの型が存在する。
企画書制作を有利に進めるために
お化け屋敷の計画書を作成するとき、経験者の意見をもらうと良い。
過去にお化け屋敷作成を行った、先生や先輩がいないか探してみよう。
その時の企画書なんかがあれば、見せてもらえると参考になるよ。
また、自分達の企画書を見せて、アドバイスをもらうのも良いかもしれない。
文化祭のお化け屋敷、企画書の内容は?
文化祭のお化け屋敷のために、企画書を作成する。
このとき盛り込むべき内容はある程度決まっている。
でも何を盛り込めば良いのかの前に、その前に企画書作成の心構えを少しお伝えしておくよ。
企画書作成の心構え
学校は、実行可能な計画で安全性も問題なければ大概は許可を出してくれる。
ただ文化祭で行うお化け屋敷をどのような物にしたいのか、コンセプトを伝えられないと許可を出されない場合もまれにある。
だから自分たちのお化け屋敷のコンセプトをしっかりと伝える必要がある。
また文化祭のスローガンや趣旨に大きく反していない。企画書が読みやすいように丁寧に書かれている。
こういった面も、企画書の評価に影響をするよ。
企画書はパソコンで書こう
企画書を読みやすくするため、パソコンを使って書くようにしよう。
ワードやエクセルを使い書く事で、見やすい企画書が出来るよ。
ワードやエクセルが無い場合は、Open Officeという無料ソフトがあるからそれを使うと良いかもしれない。
でも使い方を覚えるのに時間が掛るから、誰かに任せてしまった方が──。
文化祭のお化け屋敷の企画書に盛り込む内容
文化祭のお化け屋敷の企画書にどのような内容を盛り込めば良いのかを、ここではお伝えしていくよ。
すでに立ててある計画を誰かに説明するつもりで企画書にまとめていこう。
- お化け屋敷のコンセプト
○お化け屋敷は洋風か和風か?
○時代背景は?
○場所の設定は?
例:病院、学校、事件のあった場所など
○ストーリーは?
火災の起きた家から夜になるとうめき声が……など - オリジナリティ
○他のクラスと違う点を伝える
例
音にこだわっている
心理学を応用しているなど - 完成までの作業手順
○お化け屋敷作成のおおまかな全体の流れ
○セット作成のスケジュール
例
脅かす装置作成の時間配分
道具作成の時間配分
○係の役割分担 - 作業の詳細について
○教室をお化け屋敷にする具体的な方法
○お化け屋敷の見取り図
例
照明や準備方法と配置方法
音響設備の準備方法と配置方法
○必要な道具をリスト化
例
作成に必要な材料
作成に必要な道具
材料や道具の調達方法
○その他、設計図や見取り図 - 予算面について
○予算
セットや小道具の金額など
→お店で下見をして書きたい
○学校側で予算が決まっている場合
→予算以内に収める工夫 - お化け屋敷のルール
○入場を断るお客さん
○お化け屋敷内での禁止事項
○作る時のルール
○スタッフの安全配慮のルール
※次の項で詳しくお伝えします
お化け屋敷の企画書に書きこむべき内容の基本はこんな感じ。
これらに+αという感じで企画書を書くと、許可をもらえる可能性が高いよ。
また企画書が通らなかったとしても、その理由を教えてもらって修正後に再提出すれば合格する事が多い。
だから再提出の可能性を考えて、早めに企画書は作成するようにしよう。
お化け屋敷のルール
お化け屋敷のルールというのは、基本的に安全確保のためのルール。
学校側も責任をとりたくないから、このルールは重視されると考えた方が良い。
- 入場を断るお客さん
○心臓が弱い人
○なんらかの持病がある方
○怪我をしている方
○感染性の病気に掛っている方
○妊婦の方
○小さな子供 - お化け屋敷内でのお客さんの禁止事項
○嫌がらせや乱暴
→スタッフや他のお客さんへの
○コース内に居座る
○コースを逆行する
○コースをわざとゆっくりと歩く
○お化け屋敷内の撮影や録音
○入場していない人へのネタばらし行為
○セットへのいたずら行為 - 作る時のルール
○火は使わない
ロウソクなど
○火災が起きた時の逃げるルートを確保
○危険な場所では驚かせない
階段
屋外
出口近く
入り口近く
滑りやすい場所
○道路は使わない
○道路を横切らない
○お客さんに触れない
○偽物でもナイフやチェーンソーは持ち歩かない
○机は高く積まない(2段まで) - スタッフの安全配慮のルール
○熱中症対策
○係の交代のルール設定
お化け屋敷を盛り上げるアイデア
お化け屋敷を盛り上げるアイデアは色々とある。
その中でも、文化祭などで使える物を以下にまとめてみた。
→文化祭のお化け屋敷!作り方と仕掛けのアイデアで恐怖を振り撒け!!
追加記事:少し難しいけど企画書に盛り込みたい事
ここでは学校でのお化け屋敷だと、少し大変かもしれないけど、企画書に入れておきたい内容をいくつかお伝えさせて頂く。
以下は少し難しい内容なので、先輩や先生などに協力してもらいながら、決めていくことも考えよう。
安全管理計画
お化け屋敷の運営中には、様々な緊急事態が発生する可能性がある。
安全管理計画は、それらの事態に迅速かつ適切に対処するためのものだから、しっかりと企画書に書いておきたい。
- 応急処置キットの配置とスタッフ研修
会場内の複数箇所に応急処置キットを設置し、すべてのスタッフがその位置を把握していることを確認する。また、メンバーには基本的な救急処置の研修を受けてもらい、緊急時には迅速に対応できるように計画をしよう。 - 緊急避難経路と避難訓練
来場者が安全に避難できるよう、明確な緊急避難経路を設定し、適切な表示を行う。また、事前にメンバー全員で避難訓練を実施し、万一の事態に備えよう。
プロモーション計画
お化け屋敷の成功には効果的なプロモーションが欠かせない。
でも予め文化祭の来場者が、お化け屋敷の存在を知っているかどうかで、来場者の数は大きく変わってくる。
だから、可能であれば以下の宣伝戦略を実践したい。
- ポスターとSNSによる情報拡散
校内や周辺地域にポスターを貼り、視覚的に訴求する。さらに、SNSを活用して情報を拡散し、広範囲の学生や地域住民にアプローチする。ハッシュタグを使った投稿やイベントページの作成も有効。 - 当日の案内と看板の設置
文化祭当日には、お化け屋敷の場所が分かるように案内看板を設置する。入口や主要な場所に目立つサインを配置しておこう。
終わりに
今回は文化祭で必要となる、お化け屋敷の企画書についてお伝えしたよ。
お化け屋敷というのは大掛かりな設備が必要。
だから計画に穴があると最終的に未完成のまま──と、いうこともありうる。
企画書を書いて提出する事で計画の穴の有無も確認できるから、最悪の事態を回避する機会になるとも言える。
お化け屋敷の企画書作成は、少し面倒かもしれないけど頑張ろうね☆-( ^-゚)v
めちゃくちゃ役に立ちました❗ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
お役に立てたようで嬉しく思います(´▽`)