風邪のひきはじめに卵酒!
『それって根拠のない民間療法だよね( ´艸`)』
そんな風に考えていた過去の自分に、アイアンクローをかましたい気持ちになる真実があった!
今回は、風邪のひきはじめに飲む卵酒の効き目の秘密についてリサーチしたよ。
卵酒の効き目が凄いっていう話さ☆-( ^-゚)v
風邪と卵酒の効き目
風邪をひくと、悪寒がしたり喉が痛くなったり発熱したりする。
そんなとき卵酒を飲むと体が温まるし、栄養も摂れるとされているよね。
この卵酒はなんだけど、風邪のひきはじめに飲むと良いことが成分分析で判明している。
卵酒とは?
基本的な卵酒は、日本酒+卵+砂糖という形で、作られている。
風邪に効果のある飲み物として、昔から飲まれてきた。
アルコールで体が温まり卵の栄養も摂れるからというのが、昔から言われてきた効果の理由。
でも成分分析の技術が発達した結果、別の効果もあることが判明した。
卵酒の秘密の効果
成分分析によって判明した卵酒の知られざる効果。
それは卵白にある!
卵白には、リゾチームと言う酵素が0.3%~0.4%含まれている。
リゾチームから作られた塩化リゾチームは、市販の風邪薬にも含まれている成分。
リゾチームは、細菌の細胞壁を分解して殺菌をすることが出来る。
そして粘液の排出を促して、痰や鼻汁とともに体外に出す。
殺菌だけでなく、痰を切ったり鼻詰まりも解消してくれるとされている。
もちろん日本酒や卵にも効果はある
卵酒には色々な効果がある。
どんな効果があるのかというと──。
- 日本酒
○体が温まる
○眠りを促す
○アミノ酸を含んでいる
→多くの体の組織に良い効果を与える - 砂糖
○ウイルスを撃退するためのエネルギー源になる - 卵
○リゾチームの効果で殺菌
○良質なたんぱく質がある
卵酒の作り方
ここでは卵酒の作り方を、お伝えするよ。
まずは卵酒の材料から。
- 日本酒:180ml
○アルコールがダメなら牛乳を使う - 卵:1個
- 砂糖:大さじ1杯
次に卵酒の作り方について。
- 準備
1.卵1個をボールに入れてよくかき混ぜる
泡立て機で完全に混ぜる
2.かき混ぜた卵に砂糖を大さじ1杯入れる
砂糖の量は好みで調整
3.日本酒180mlを入れる
必ず卵を先に入れて、日本酒は後に入れる
→日本酒を先に入れると卵が混ざらないため - 温める
4.ボールでかき混ぜた材料を鍋に入れる
5.温度の上がり始めまでは強めの中火で混ぜ続ける
6.1分ほど経ったら弱火~とろ火で混ぜ続ける
7.点火から5分ほどで完成
卵酒を作るとき注意したいことは?
卵酒は、作り方に注意しないと卵が固まってしまうなど色々と問題が生じる。
だから以下のポイントに気をつけながら、卵酒は作ろう。
- 卵と日本酒をボールで混ぜる時
○必ず卵を先に入れて、日本酒は後に入れる
→日本酒を先に入れると卵が混ざらない - 火にかけている最中の混ぜ方
○火にかけている最中は常に混ぜ続ける
○鍋の底から返すように大きく混ぜる - 熱
○温めすぎると卵が固まる
→ゆっくり作る感じで
卵酒を飲む時の注意点
風邪に対して、効果のある栄養が多い卵酒なんだけど、以下の点に気をつけながら飲もう。
- 市販の薬と併用しない
○卵酒のアルコールが薬の作用に影響するから - 卵酒は風邪のひきはじめに飲む
○風邪が本格化したら役に立たない - 子どもやアルコールが苦手な場合
○しっかりとアルコールを煮切る
→もしくは日本酒の代わりに牛乳を使う
終わりに
今回は卵酒についての記事。
卵酒は古くからある民間療法だけど、風邪のひきはじめに良い効果があると栄養面では言われている。
日本酒で体を温めて、卵で栄養を補給するだけでなく、リゾチームの効果もある。
でも卵酒は、風邪のひきはじめにしか効果がないからその点には注意しようね☆-( ^-゚)v