ホワイトボードの線が消えにくい、跡が残るといった悩みを抱えていませんか?
この記事では、ホワイトボードの線をきれいに消す方法を詳しく解説します。
使いやすいマーカーの選び方から、頑固な線の消し方、さらには環境に優しいクリーナーの紹介まで、幅広い情報を提供します。
以下のポイントについて詳しく説明します。
- ホワイトボードマーカーの種類と選び方
- 油性マーカーやマジックの消し方
- 環境に優しい消去方法
- DIYクリーナーの作り方
ホワイトボードを清潔に保ち、効率よく使うためのコツを知りたい方はぜひ読み進めてください。
消えない線を作らないための大前提:使用後のホワイトボードのお手入れ方法
まずは消えない線を作らない大前提についてお伝えさせて頂きます。
それはホワイトボードを使い終わったら、すぐに消す習慣をつけましょうという話です。
インクが乾ききる前に消すことで、簡単に消せるようになり消えない線が出来にくくなります。
また、定期的に専用のクリーナーでホワイトボードを拭くことも重要です。
クリーナーを使うことで、インクの残りやホコリをしっかりと取り除き、ホワイトボードを清潔に保つことができます。
消えない線が出来るのを防ぐために
ホワイトボードを使う上で、消えない線が出来るのを防ぐための予防をすることは重要です。
適切なマーカーを選び、正しい方法で使うことで、ホワイトボードに消えない線が出来る可能性を減らせます。
ホワイトボードマーカーの種類と選び方
ホワイトボードマーカーには、アルコール系と水性系の2種類があります。
アルコール系マーカーは速乾性があり、発色が良いのが特徴です。
一方、水性系マーカーは、環境に優しく、匂いが少ないのがメリットです。
頻繁に使う場合は、水性系マーカーを選ぶことで、ホワイトボードの表面を傷つけにくくなります。
また、品質の良いマーカーを選ぶことも大切です。
安価なマーカーは、インクの流れが悪く、消えにくい線を残す原因となることがあります。
消えない線が出来にくいマーカーの特徴
消えない線が出来にくいマーカーの特徴を以下に箇条書きで示します。
これらの特徴を持つマーカーを選ぶことで、ホワイトボードに消えない線が出来るのを防ぐことができます。
同じマーカーでも書き方によって消えやすさが違ってくる
マーカーの書き方によっても、消えやすさが変わります。
書く際には、一定の力で均一に書くことを心がけましょう。
また、線を重ねて書かないようにすることも重要です。
重ね書きをすると、インクが乾きにくくなり、消えにくい線が残る可能性が高まります。
消えない線の種類と原因別対処法
ホワイトボードに残る線は、主に以下の原因によって発生します。
それぞれの原因に応じた対処法を知っておくことで、効果的に問題を解決できます。
- マーカーの種類によるもの
- 長期間放置されたインク
- ホワイトボードの表面の劣化
マーカーの種類によるもの(油性マーカーやマジック)
油性マーカーやマジックで書かれた線は、通常のホワイトボード用クリーナーでは消えにくいことがあります。
これらのマーカーは、乾燥後にインクが表面にしっかり定着してしまうためです。
対処法:専用クリーナーやアルコールやアセトンの使用
- 専用クリーナーの使用: 油性マーカー用のクリーナーを使用することで、比較的簡単に消すことができます。市販のクリーナーを使うと良いでしょう。
- アルコールやアセトンの使用: 手元に専用クリーナーがない場合、アルコールやアセトンを少量使用することも可能です。これらの溶剤を柔らかい布に含ませ、優しく拭き取るようにします。強く擦ると、表面に傷をつける可能性があるため、注意が必要です。
長期間放置されたインク
インクが長期間ホワイトボードに残ると、乾燥して固まってしまいます。
このため、通常の方法で消すのが難しくなります。
対処法:ホワイトボード専用再生スプレーの使用
再生スプレーを使うことで、固まったインクを柔らかくし、取り除くことができます。
スプレーを吹きかけた後、数分待ち、柔らかい布や消しゴムで拭き取ります。
再生スプレーは、固まったインクを浮かせて取り除くのに効果的です。
ホワイトボードの表面の劣化
ホワイトボードの表面が劣化すると、インクが染み込みやすくなり、消えにくくなります。
劣化は、長期間の使用や不適切なクリーニングによって進行します。
対処法:表面再生スプレーの使用、表面の研磨、ホワイトボードの交換
- 表面再生スプレーの使用: ホワイトボード専用の再生スプレーを使用することで、劣化した表面を改善することができます。スプレーを均等に吹きかけた後、乾燥させてから使用します。再生スプレーは、表面の状態を回復させ、消えない線を改善するのに役立ちます。
- 表面の研磨: 劣化がひどい場合、研磨剤を使って軽く表面を研磨する方法もあります。研磨剤を使うことで、表面の微細な傷を取り除き、インクが残りにくくします。ただし、過度な研磨は表面をさらに傷める可能性があるため、慎重に行う必要があります。
- ホワイトボードの交換: 表面の劣化が進みすぎて修正が難しい場合は、新しいホワイトボードに交換することも検討しましょう。劣化が進んだホワイトボードは、効果的な修正が難しくなることがあります。
ホワイトボードの種類と特性
ホワイトボードにはさまざまな種類があり、それぞれ特性が異なります。
目的や使用頻度に応じたホワイトボードを選ぶことで、より使いやすく、長持ちさせることができます。
磁性式ホワイトボード特徴
磁性式ホワイトボードは、磁石が使えるため、メモや資料を簡単に貼り付けることができます。
教育現場やオフィスでのプレゼンテーションに非常に便利です。
特徴:
- 磁石でメモや資料を簡単に貼り付けられる便利なタイプです。
教育現場やオフィスで広く使用されます。
消えない線ができる原因:
- 磁性シートの上に書いたインクがしっかりと定着することがあります。
- 高温や湿度の影響で表面が劣化することがあります。
対策:
- 適切なマーカーの使用: 磁性式ホワイトボード専用のマーカーを使用することが重要です。
油性マーカーやマジックは避けましょう。
- 定期的な清掃: こまめに消しゴムで拭き取ることで、インクが定着する前に対処します。
- 保護シートの使用: 磁性シートを保護するために、専用のカバーを使うと劣化を防げます。
消えない線の消し方:
- ホワイトボード専用クリーナー: 専用のクリーナーを使用して、優しく拭き取ります。
- アルコールやアセトン: 手元に専用クリーナーがない場合は、アルコールやアセトンを少量使っても効果的です。
布に含ませて、優しく拭き取ります。
ガラス製ホワイトボードの特徴
ガラス製ホワイトボードは、スタイリッシュな外観と優れた耐久性が特徴です。
インクが染み込みにくく、簡単に清掃できるため、頻繁に使用する場所に適しています。
特徴:
- スタイリッシュな外観と優れた耐久性が特徴です。
インクが染み込みにくく、簡単に清掃できるため、頻繁に使用する場所に適しています。
消えない線ができる原因:
- ガラス表面の傷や劣化が影響することがあります。
- 強力なインクがガラスに残ってしまう場合があります。
対策:
- 定期的な清掃: ガラス製ホワイトボードは定期的に清掃し、インクが残らないようにします。
- スクラッチ防止: ガラス表面を傷つけないように、専用のクリーナーと布を使用します。
消えない線の消し方:
- ガラスクリーナー: ガラス専用のクリーナーで拭き取ります。
乾いた布で仕上げると効果的です。
- 再生スプレーの使用: ホワイトボード専用の再生スプレーを使用して、固まったインクを柔らかくしてから拭き取ります。
樹脂製ホワイトボードの比較
樹脂製ホワイトボードは、軽量で持ち運びがしやすいのが利点です。
価格も比較的手頃で、家庭や小規模なオフィスでの使用に向いています。
特徴:
- 軽量で持ち運びがしやすい。
価格も比較的手頃で、家庭や小規模なオフィスで使用されます。
消えない線ができる原因:
- 長期間の使用による表面の劣化。
- 適切でないマーカーの使用によるインクの定着。
対策:
- 適切なマーカーの使用: 樹脂製ホワイトボード専用のマーカーを使用します。
- 定期的な清掃: インクが残らないように、使用後はすぐに清掃します。
消えない線の消し方:
- ホワイトボード用消しゴム: 通常の消しゴムで消せない場合は、専用の消しゴムを使います。
- 再生スプレー: 表面劣化が進んでいる場合は、再生スプレーを使って柔らかくしてから拭き取ります。
メラミン樹脂製ホワイトボードの特徴
メラミン樹脂製ホワイトボードは、耐久性が高く、長期間使用しても劣化しにくいのが特徴です。
頻繁に使用する学校や企業の会議室などに適しています。
特徴:
- 耐久性が高く、長期間使用しても劣化しにくい。
学校や企業の会議室などで頻繁に使用されます。
消えない線ができる原因:
- メラミン樹脂の表面がインクで変色することがあります。
- 長期間の使用による劣化。
対策:
- 定期的なメンテナンス: メラミン樹脂製ホワイトボードも定期的に清掃し、表面を保護します。
- 適切なマーカーの使用: メラミン樹脂専用のマーカーを使用します。
消えない線の消し方:
- メラミンクリーナー: メラミン樹脂専用のクリーナーを使って拭き取ります。
- 軽い研磨: 表面がひどく劣化している場合は、軽く研磨することも考慮します。
ただし、過度な研磨は逆効果となることがあります。
環境に優しい線の消し方
ホワイトボードの線の消し方にも環境に配慮した選択肢があります。
エコな消しゴムやクリーナーを使うことで、環境負荷を軽減しつつ、ホワイトボードを清潔に保つことができます。
エコな消しゴムやクリーナーの選び方
最近では、環境に優しい成分を使用したホワイトボード消しゴムやクリーナーが多く販売されています。
例えば、再生プラスチックを使用した消しゴムや、植物由来の成分を使用したクリーナーなどがあります。
これらの商品は、環境負荷を抑えるだけでなく、人体にも優しい成分で作られているため、安心して使用できます。
水拭きで消せるホワイトボードの活用
一部のホワイトボードは、水拭きで簡単にインクを消すことができます。
これにより、化学薬品を使用せずに清掃できるため、環境に優しいです。
水拭きホワイトボードを選ぶ際は、インクが簡単に水で消せることを確認してください。
また、定期的に水拭きを行うことで、ホワイトボードの表面を清潔に保つことができます。
環境への負荷を減らすための意識
ホワイトボードを使う際には、環境への負荷を減らすための意識を持つことが重要です。
例えば、インクカートリッジを交換可能なマーカーを使用することで、使い捨てを減らすことができます。
また、ホワイトボードを長持ちさせるために、定期的なメンテナンスを行い、不要な買い替えを防ぐことも環境保護につながります。
ホワイトボードの線を消すDIY(Do It Yourself)方法
ホワイトボードの線を消すためのDIY方法もあります。
簡単に手に入る材料を使って、自宅でクリーナーを作ることができます。
手作りクリーナーの材料と作り方
材料:
- 重曹(ベーキングソーダ):1/2カップ
- 酢:1/4カップ
- 水:1/4カップ
- スプレーボトル
作り方:
- スプレーボトルに重曹、酢、水を入れ、よく混ぜます。
- ホワイトボードにスプレーし、数分待ってから乾いた布で拭き取ります。
このDIYクリーナーは、ホワイトボードのインクや汚れを効果的に取り除くことができます。
環境にも優しく、手軽に作ることができるため、試してみる価値があります。
DIY方法の効果と注意点
DIYクリーナーは、市販のものと比較しても十分に効果がありますが、ホワイトボードの種類やインクの状態によっては、完全に消えない場合があります。
使用する際は、ホワイトボードの目立たない部分で試してから使用することをおすすめします。
また、使用後はしっかりと拭き取ることが重要です。
放置すると、残った成分がボードにダメージを与える可能性があります。
まとめ
ホワイトボードの線を消す方法には、さまざまな選択肢があります。
予防策を講じることで、ホワイトボードを長持ちさせることができますし、消えない線ができた場合には、適切な方法で対処することが重要です。
環境に優しい消去方法やDIYクリーナーも活用することで、より効率的にホワイトボードを使い続けることができます。
ぜひ、これらの情報を参考にして、ホワイトボードを清潔に保ち、快適な作業環境を作りましょう。
ここから旧記事
ホワイトボードは、自宅であったり職場であったり色々な場所で使われている。
小さい物でも良いので手元にあると便利だけど、書いた線が消えないとかキレイにならない状態になることも多い。
今回は、ホワイトボードをキレイにする方法についてお伝えする。
ホワイトボードをキレイにする方法!その前に!!
ホワイトボードは、使っているとマーカーのインクがとれなくなってくる。
その主な原因は以下の4つのうちどれか。
- インクの問題
○書いた字を早く消さなかった
○古いマーカーを使った - ホコリ(埃)
○物置などに長く保管していた場合など - ホワイトボードの劣化
○ホワイトボードのコーティングが劣化している
○掃除の時にアルコールを使ったり強くこすると劣化しやすい - イレーザーの汚れ
○イレーザーとはホワイトボードの文字を消す道具
→黒板消しみたいなの
○汚れが蓄積すると文字を消しにくくなる
ホワイトボードがキレイにならないとき、上記のどれが原因かによって対処法が違う。
だから、ホワイトボードをキレイにする第一歩は、原因がどれかをハッキリとさせる事が重要だということになる。
ホワイトボードの劣化に注意
ホワイトボードに残った消えない線。
この線を消す場合は、ホワイトボード表面のコーティングの劣化に注意したい。
ホワイトボードの表面には、マーカーの顔料がとれやすいようにコーティングが施されている。
でも、除光液、ベンジン、アルコールなどを使うと劣化していく。また、メラミンのスポンジで強くこすった場合も劣化が激しい。
だから、ホワイトボードに残った消えない線をキレイにする場合は、コーティングの劣化を最小限に抑えるように優しく作業をする必要がある。
キレイにする作業を優しく行うとは?
ホワイトボードに残った消えない線をキレイにする場合は、優しさが大切。
例えば──。
- アルコールを使うのであれば、なるべく薄めた物を使う
- メラミンスポンジを使う場合は、優しく撫でるように磨く
こういったホワイトボードのコーティングに優しい形で作業を行いたい。
ホワイトボードをキレイにする方法は原因で選べ!
ここでは、上記4つの原因に合わせたホワイトボードの汚れを落とす方法について、軽くお伝えさせて頂く。
- インク汚れ
○ホワイトボード専用クリーナーを使う
○中性洗剤を使って消す
→ホワイトボードへの負担が小さいとされる
→界面活性剤を使っていない物を使う
→界面活性剤配合だと膜が出来てしまう
○アルコールや除光液を使う
→ホワイトボードへの負担が大きいので避けたい
○文字の上をマジックでなぞって消してみる - ホコリ(埃)
○ほこり取りで簡単に掃除できる - ホワイトボードの劣化
○ホワイトボードの表面をメンテナンスする
→コーティング剤を使うなどする
→スプレータイプが素人でも使いやすい - イレーザーの汚れ
○徹底的にイレーザーを選択する
→中の綿を取り出すなどして行う
原因を特定した後の注意点
ホワイトボードがキレイにならない原因を特定したら、すぐに対策を講じる──その前に注意したい点があるのでお伝えしておく。
先に述べた4つの原因の中でも、インクの問題であった場合は、線を消す作業中にホワイトボードを劣化させる可能性がある点には気を付けたい。
ホワイトボードを劣化させる例
よくインクを落とすのに、除光液やベンジンを使う人がいる。
でも、これらは強力な力でインクを落とす代わりに、ホワイトボードのコーティングにも負担をかけて劣化させる可能性が高い。
だから、なるべくなら負担の少ないホワイトボード専用クリーナーを使いたい
もしもクリーナーが無いのなら、負担が特に少ないとされる界面活性剤の入っていない中性洗剤を使ってもいい。
界面活性剤入りの中性洗剤を避けたい理由
界面活性剤が入っている中性洗剤でホワイトボードを掃除すると、キレイにした後で汚れが落ちにくくなってしまう。
確かに界面活性剤入りの中性洗剤は、油と水が馴染みやすくなってインクも落ちやすい。
でも、数回の水拭程度では落とせないという特徴もアリ、結果としてホワイトボードの表面に界面活性剤が膜を作ってしまう。
この膜とマーカーのインクが馴染んでしまって、汚れが落ちにくくなる。
だから、絶対に界面活性剤入りの中性洗剤は使わないようにしたい。
ホワイトボードの消えない線を消す具体的な方法は?
ホワイトボードに残った消えない線。
先に述べたように、原因は4つ考えられる。
ここでは、マーカーのインクがホワイトボードに残った場合の、消えない線を消す方法についてお伝えする。
最も簡単な消えない線を消す方法
最初に試してお頂きたいのが、消えない線の上をマーカーでなぞるという方法。
ココで使うのは、いつもホワイトボードに文字を書くのに使っているマーカー。
消えない線の上をなぞることで、拭きとるだけでインクが落ちることも多い。
次に手軽な消えない線を消す方法
消毒用のウェットティッシュで、消えない線を拭く事で消える事がある。
ただし繰り返して使うと、ホワイトボードのコーティングを劣化させる原因になるから注意。
でもベンジンなどを使うよりもは、ホワイトボードへの悪影響が少ない。
基本的な消えない線の消し方は水拭き
何らかの薬品を使うと、たいがいホワイトボードのコーティングを劣化させることになる。
だから消えない線を消す作業は、なるべくホワイトボードへの負担の少ない物を選びたい。
少し手間はかかるけど、水拭きを行う手もある。
汚れは薬品を使った場合よりも落ちにくいけど、ホワイトボードのコーティングに与える悪影響は最小限で済む。
ホワイトボードの水拭き
ホワイトボードの掃除には、以下の道具を用意する。
- 雑巾を2枚
○1枚は古くてもいい
○1枚はキレイな雑巾を用意 - キレイにしたイレーザー
○普段使っている物ならキレイにする
まずは、イレーザーをキレイにすることから始める。
- イレーザーから中の生地を取り出す
- 生地を水洗いする
○優しく洗う
→強く洗うと劣化する - 乾かす
○イレーザーを完全に乾かす
→生渇きだと消すときにインクが浸透して劣化
イレーザーをキレイに出来たら、次はいよいよホワイトボードの消えない線を消すために水拭きをする。
- 文字を消す
○イレーザーを使う - 雑巾で水拭きを行う
○しっかりと絞った雑巾を使う - 乾拭きをする
○キレイな雑巾を使う
○完全に水気をとる
→水気が残っているとホワイトボードが傷む
かなり簡単( ̄∇ ̄)
先に述べたように、インクを落とす力は弱いけど、ホワイトボードのコーティングへの負担が小さいという特徴がある。
だから最も使える消えない線の落とし型と言える。
ホワイトボードクリーナーを使った線の消し方
ホワイトボードクリーナーを使う時は、取り扱いの説明がどこかに書かれているので、それを必ずチェックしたい。
含まれている成分によって、使い方が違ってくるから説明のチェックは必須。
スプレータイプが多いけど、シートタイプもある。
シートタイプは、取り出してそのまま拭くだけだからかなり楽。
また、帯電防止剤が含まれている物もある。
帯電防止剤について
帯電防止剤が含まれていると、使った後でホワイトボードにホコリがつきにくくなる。
ホコリがついたままだと、文字を書きにくくなったりする。
クリーナーが手に入らないなら中性洗剤を
クリーナーが手に入らない場合は、中性洗剤を使う手もある。
中性洗剤は、ベンゼンなどよりもホワイトボードへの負担が少ない。
だから、使う人が比較的多いアイテム。
中性洗剤でホワイトボードを拭くのなら
中性洗剤でホワイトボードを拭くのなら、力を入れずに優しく拭く点に気を付けたい。
そして拭いた後は、しっかりと雑巾で洗剤を拭きとる。
この後、仕上げとして上から乾いた雑巾で拭く。
中性洗剤を使う場合の注意点
中性洗剤は、ホワイトボードにかかる負担が低いアイテム。
でも擦り過ぎると劣化を招きやすい。
だから優しく磨く事が大切。
メガネやマスクの着用も大切
ホワイトボードに洗剤を使う場合は、目や口に入らないように注意をしたい。
だからメガネやマスクを着用するようにしよう。
ホワイトボードの線が消えないときアルコールを……?
ホワイトボードの線が消えないとき、アルコールや除光液を使うと良いという方もいる。
でも、基本的にはホワイトボードへの負担が大きいので避けたい。
ホワイトボードの消えない線にメラミンスポンジは注意?
ホワイトボードの消えない線。
コレを消すのにメラミンスポンジを使う方もいる。
このとき注意して欲しいのが、ホワイトボードがホーロータイプとスチールタイプのどちらかという点。
ホーロータイプであれば、メラミンスポンジにも耐えられるけどスチールタイプだとキツイ。
とはいえ、ホーロータイプであっても負担が掛っているのは確かだから、なるべくメラミンスポンジの使用は控えた方がいいのは確か。
メラミンスポンジでの消し方
メラミンスポンジをホワイトボードに使うのなら、スチールタイプには使わないようにしたい。
また、ホーロータイプであっても負担が掛るから、強くこすり過ぎないように注意をする必要がある。
- メラミンスポンジ二水を含ませる
- 消えない線の上を軽く撫でるように磨く
- 乾いた柔らかい布で水分をしっかりと拭き取る
ホーロータイプとスチールタイプ
ホワイトボードは、表面を塗装することで完成する。
このとそうには大きく分けて2種類があって、それがホーロータイプとスチールタイプ。
ホーローボードの方が、耐久性・耐摩耗性にも優れている。
だから、スチールタイプよりもホーローボードの方が丈夫な傾向にある。
ホワイトボードの消えない線にアルコールは注意?
ドラッグストアに行けば、無水エタノールが手に入る。
無水エタノールというのはアルコールで、油を溶かすためインク汚れを落とすのに使われる事が多い。
このエタノールの濃度が高い程、油を溶かす力が強くなる。
でも、濃度が高い程ホワイトボードのコーティングへの負担も高くなる点には注意をしたい。
だから、よほど汚れがひどい場合以外はエタノールは希釈して使おう。
- 無水エタノールを適当な濃度に希釈する
- 無水エタノールを布に染み込ませる
- 汚れた場所を軽く拭く
- 自然に乾くのを待つ
ホワイトボードの表面が劣化している場合の対処法
ホワイトボードの表面が劣化していると、買い替えなくては!!!と、考えがち。
でもホワイトボードを再生させるためのコートが売られている。
だから、それらを使って意外と安価でホワイトボードを蘇らせることも可能。
ホワイトボードに消えない線を作らない方法
ホワイトボードに消えない線が出来るのを防ぐ方法を、ココではお伝えさせて頂く。
強くこすったり、強い洗浄力のあるアイテムを使うと、ホワイトボードの劣化を招く事につながる。
だから、普段から消えない線を作らない事を日頃から心がける事はとても大切。
消えない線を作らないポイント
ホワイトボードに消えない線を作らないためには、特にマーカーとイレーザーに気を付けたい。
- 古い物は使わない
○インクの成分バランスが崩れている
→剥離剤の効果が弱くなる※剥離剤はインクが剥がれやすくなる成分 - ペン先が乾いた物は使わない
○インクの成分バランスが崩れている
○固いペン先がホワイトボードを傷つける
→傷にインクが滲み込みとれなくなる - ホワイトボードに線を引いて使っているのなら
○ホワイトボード用の線引きテープの使用も考慮する
次はイレーザーについての注意点。
- インクが乾いてから線は消す
○乾くと剥離剤が顔料との間に入って消しやすい - 1日以内に消す
○長く放置すると線が消えにくくなる - イレーザーは定期的に洗う
○来たないとホワイトボードが汚れる原因なる
基本的には、上記のポイントに気を付けたい。
ホワイトボードのコーティングにも注意
ホワイトボードに消えない線が出来るのは、マーカーやイレーザーだけが原因ではない。
場合によっては、ホワイトボードそのものに原因があることも。
ホワイトボードには、丈夫なホーローと少し弱いステンレスがある。
だけど、どちらも、長く使っていると垢やヤニなどで消えない線が出来やすくなるという共通点がある。
だからメンテナンスとして、定期的にホワイトボードはキレイにする事は必須。
終わりに
ホワイトボードに残る消えない線。
それを消そうとするのなら、まずは何が原因で線が残っているのかを推測する。
この後で、線を消す作業に入る事になる。
原因を特定していないと、効率的に線を消せないので無駄にホワイトボードに負担をかける事になりかねない。
そうなるとホワイトボードの寿命を縮める事になるから、原因特定はしっかりと行うようにしたい。