ホワイトボード

ホワイトボードは、自宅であったり職場であったり色々な場所で使われている。

 

小さい物でも良いので手元にあると便利だけど、書いた線が消えないとかキレイにならない状態になることも多い。

 

今回は、ホワイトボードをキレイにする方法についてお伝えする。

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ホワイトボードをキレイにする方法!その前に!!

ホワイトボードは、使っているとマーカーのインクがとれなくなってくる。

 

その主な原因は以下の4つのうちどれか。

 

ホワイトボードがキレイにならない原因
  • インクの問題
     ○書いた字を早く消さなかった
     ○古いマーカーを使った
  • ホコリ(埃)
     ○物置などに長く保管していた場合など
  • ホワイトボードの劣化
     ○ホワイトボードのコーティングが劣化している
     ○掃除の時にアルコールを使ったり強くこすると劣化しやすい
  • イレーザーの汚れ
     ○イレーザーとはホワイトボードの文字を消す道具
      →黒板消しみたいなの
     ○汚れが蓄積すると文字を消しにくくなる

 

ホワイトボードがキレイにならないとき、上記のどれが原因かによって対処法が違う。

 

だから、ホワイトボードをキレイにする第一歩は、原因がどれかをハッキリとさせる事が重要だということになる。

ホワイトボードの劣化に注意

ホワイトボード

ホワイトボードに残った消えない線

 

この線を消す場合は、ホワイトボード表面のコーティングの劣化に注意したい。

 

ホワイトボードの表面には、マーカーの顔料がとれやすいようにコーティングが施されている。

 

でも、除光液、ベンジン、アルコールなどを使うと劣化していく。また、メラミンのスポンジで強くこすった場合も劣化が激しい。

 

だから、ホワイトボードに残った消えない線をキレイにする場合は、コーティングの劣化を最小限に抑えるように優しく作業をする必要がある。

キレイにする作業を優しく行うとは?

ホワイトボードに残った消えない線をキレイにする場合は、優しさが大切。

 

例えば──。

  • アルコールを使うのであれば、なるべく薄めた物を使う
  • メラミンスポンジを使う場合は、優しく撫でるように磨く

 

こういったホワイトボードのコーティングに優しい形で作業を行いたい。

ホワイトボードをキレイにする方法は原因で選べ!

ここでは、上記4つの原因に合わせたホワイトボードの汚れを落とす方法について、軽くお伝えさせて頂く。

 

ホワイトボードの文字が消えない時の対策
  • インク汚れ
     ○ホワイトボード専用クリーナーを使う
     ○中性洗剤を使って消す
      →ホワイトボードへの負担が小さいとされる
       →界面活性剤を使っていない物を使う
        →界面活性剤配合だと膜が出来てしまう
     ○アルコールや除光液を使う
      →ホワイトボードへの負担が大きいので避けたい
     ○文字の上をマジックでなぞって消してみる
  • ホコリ(埃)
     ○ほこり取りで簡単に掃除できる
  • ホワイトボードの劣化
     ○ホワイトボードの表面をメンテナンスする
      →コーティング剤を使うなどする
       →スプレータイプが素人でも使いやすい
  • イレーザーの汚れ
     ○徹底的にイレーザーを選択する
      →中の綿を取り出すなどして行う

 

原因を特定した後の注意点

ホワイトボードがキレイにならない原因を特定したら、すぐに対策を講じる──その前に注意したい点があるのでお伝えしておく。

 

先に述べた4つの原因の中でも、インクの問題であった場合は、線を消す作業中にホワイトボードを劣化させる可能性がある点には気を付けたい。

ホワイトボードを劣化させる例

よくインクを落とすのに、除光液やベンジンを使う人がいる。

 

でも、これらは強力な力でインクを落とす代わりに、ホワイトボードのコーティングにも負担をかけて劣化させる可能性が高い。

 

だから、なるべくなら負担の少ないホワイトボード専用クリーナーを使いたい

 

もしもクリーナーが無いのなら、負担が特に少ないとされる界面活性剤の入っていない中性洗剤を使ってもいい。

界面活性剤入りの中性洗剤を避けたい理由

界面活性剤が入っている中性洗剤でホワイトボードを掃除すると、キレイにした後で汚れが落ちにくくなってしまう。

 

確かに界面活性剤入りの中性洗剤は、油と水が馴染みやすくなってインクも落ちやすい。

 

でも、数回の水拭程度では落とせないという特徴もアリ、結果としてホワイトボードの表面に界面活性剤がを作ってしまう。

 

この膜とマーカーのインクが馴染んでしまって、汚れが落ちにくくなる。

 

だから、絶対に界面活性剤入りの中性洗剤は使わないようにしたい。

ホワイトボードの消えない線を消す具体的な方法は?

きれいにする方法

ホワイトボードに残った消えない線。

 

先に述べたように、原因は4つ考えられる

 

ここでは、マーカーのインクがホワイトボードに残った場合の、消えない線を消す方法についてお伝えする。

最も簡単な消えない線を消す方法

最初に試してお頂きたいのが、消えない線の上をマーカーでなぞるという方法。

 

ココで使うのは、いつもホワイトボードに文字を書くのに使っているマーカー。

 

消えない線の上をなぞることで、拭きとるだけでインクが落ちることも多い。

次に手軽な消えない線を消す方法

消毒用のウェットティッシュで、消えない線を拭く事で消える事がある。

 

ただし繰り返して使うと、ホワイトボードのコーティングを劣化させる原因になるから注意。

 

でもベンジンなどを使うよりもは、ホワイトボードへの悪影響が少ない。

基本的な消えない線の消し方は水拭き

きれいすにする

何らかの薬品を使うと、たいがいホワイトボードのコーティングを劣化させることになる。

 

だから消えない線を消す作業は、なるべくホワイトボードへの負担の少ない物を選びたい。

 

少し手間はかかるけど、水拭きを行う手もある。

 

汚れは薬品を使った場合よりも落ちにくいけど、ホワイトボードのコーティングに与える悪影響は最小限で済む。

ホワイトボードの水拭き

ホワイトボードの掃除には、以下の道具を用意する。

 

ホワイトボードの水拭きで使う道具
  • 雑巾を2枚
     ○1枚は古くてもいい
     ○1枚はキレイな雑巾を用意
  • キレイにしたイレーザー
     ○普段使っている物ならキレイにする

 

まずは、イレーザーをキレイにすることから始める。

 

イレーザーをキレイにする方法
  1. イレーザーから中の生地を取り出す
  2. 生地を水洗いする
     ○優しく洗う
      →強く洗うと劣化する
  3. 乾かす
     ○イレーザーを完全に乾かす
      →生渇きだと消すときにインクが浸透して劣化

 

イレーザーをキレイに出来たら、次はいよいよホワイトボードの消えない線を消すために水拭きをする。

 

ホワイトボードの水拭き
  1. 文字を消す
     ○イレーザーを使う
  2. 雑巾で水拭きを行う
     ○しっかりと絞った雑巾を使う
  3. 乾拭きをする
     ○キレイな雑巾を使う
     ○完全に水気をとる
      →水気が残っているとホワイトボードが傷む

 

かなり簡単( ̄∇ ̄)

 

先に述べたように、インクを落とす力は弱いけど、ホワイトボードのコーティングへの負担が小さいという特徴がある。

 

だから最も使える消えない線の落とし型と言える。

ホワイトボードクリーナーを使った線の消し方

消えない線

ホワイトボードクリーナーを使う時は、取り扱いの説明がどこかに書かれているので、それを必ずチェックしたい。

 

含まれている成分によって、使い方が違ってくるから説明のチェックは必須。

 

スプレータイプが多いけど、シートタイプもある。

 

シートタイプは、取り出してそのまま拭くだけだからかなり楽。

 

また、帯電防止剤が含まれている物もある。

帯電防止剤について

帯電防止剤が含まれていると、使った後でホワイトボードにホコリがつきにくくなる。

 

ホコリがついたままだと、文字を書きにくくなったりする。

クリーナーが手に入らないなら中性洗剤を

クリーナーが手に入らない場合は、中性洗剤を使う手もある。

 

中性洗剤は、ベンゼンなどよりもホワイトボードへの負担が少ない。

 

だから、使う人が比較的多いアイテム。

中性洗剤でホワイトボードを拭くのなら

中性洗剤でホワイトボードを拭くのなら、力を入れずに優しく拭く点に気を付けたい。

 

そして拭いた後は、しっかりと雑巾で洗剤を拭きとる。

 

この後、仕上げとして上から乾いた雑巾で拭く。

中性洗剤を使う場合の注意点

中性洗剤は、ホワイトボードにかかる負担が低いアイテム。

 

でも擦り過ぎると劣化を招きやすい。

 

だから優しく磨く事が大切。

メガネやマスクの着用も大切

ホワイトボードに洗剤を使う場合は、目や口に入らないように注意をしたい。

 

だからメガネやマスクを着用するようにしよう。

ホワイトボードの線が消えないときアルコールを……?

ホワイトボードの線が消えないとき、アルコールや除光液を使うと良いという方もいる。

 

でも、基本的にはホワイトボードへの負担が大きいので避けたい。

ホワイトボードの消えない線にメラミンスポンジは注意?

ホワイトボード

ホワイトボードの消えない線

 

コレを消すのにメラミンスポンジを使う方もいる。

 

このとき注意して欲しいのが、ホワイトボードがホーロータイプスチールタイプのどちらかという点。

 

ホーロータイプであれば、メラミンスポンジにも耐えられるけどスチールタイプだとキツイ。

 

とはいえ、ホーロータイプであっても負担が掛っているのは確かだから、なるべくメラミンスポンジの使用は控えた方がいいのは確か。

メラミンスポンジでの消し方

メラミンスポンジをホワイトボードに使うのなら、スチールタイプには使わないようにしたい。

 

また、ホーロータイプであっても負担が掛るから、強くこすり過ぎないように注意をする必要がある。

 

メラミンスポンジでの消し方
  1. メラミンスポンジ二水を含ませる
  2. 消えない線の上を軽く撫でるように磨く
  3. 乾いた柔らかい布で水分をしっかりと拭き取る

 

ホーロータイプとスチールタイプ

ホワイトボードは、表面を塗装することで完成する。

 

このとそうには大きく分けて2種類があって、それがホーロータイプとスチールタイプ。

 

ホーローボードの方が、耐久性・耐摩耗性にも優れている。

 

だから、スチールタイプよりもホーローボードの方が丈夫な傾向にある。

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ホワイトボードの消えない線にアルコールは注意?

ドラッグストアに行けば、無水エタノールが手に入る。

 

無水エタノールというのはアルコールで、油を溶かすためインク汚れを落とすのに使われる事が多い。

 

このエタノールの濃度が高い程、油を溶かす力が強くなる。

 

でも、濃度が高い程ホワイトボードのコーティングへの負担も高くなる点には注意をしたい。

 

だから、よほど汚れがひどい場合以外はエタノールは希釈して使おう。

 

無水エタノールでの線の消し方
  1. 無水エタノールを適当な濃度に希釈する
  2. 無水エタノールを布に染み込ませる
  3. 汚れた場所を軽く拭く
  4. 自然に乾くのを待つ

 

ホワイトボードの表面が劣化している場合の対処法

消えない線

ホワイトボードの表面が劣化していると、買い替えなくては!!!と、考えがち。

 

でもホワイトボードを再生させるためのコートが売られている。

 

だから、それらを使って意外と安価でホワイトボードを蘇らせることも可能。

ホワイトボードに消えない線を作らない方法

ホワイトボードに消えない線が出来るのを防ぐ方法を、ココではお伝えさせて頂く。

 

強くこすったり、強い洗浄力のあるアイテムを使うと、ホワイトボードの劣化を招く事につながる。

 

だから、普段から消えない線を作らない事を日頃から心がける事はとても大切。

消えない線を作らないポイント

ホワイトボードに消えない線を作らないためには、特にマーカーとイレーザーに気を付けたい。

 

マーカーの注意点
  • 古い物は使わない
     ○インクの成分バランスが崩れている
      →剥離剤の効果が弱くなる※剥離剤はインクが剥がれやすくなる成分
  • ペン先が乾いた物は使わない
     ○インクの成分バランスが崩れている
     ○固いペン先がホワイトボードを傷つける
      →傷にインクが滲み込みとれなくなる
  • ホワイトボードに線を引いて使っているのなら
     ○ホワイトボード用の線引きテープの使用も考慮する

 

次はイレーザーについての注意点。

 

イレーザーの注意点
  • インクが乾いてから線は消す
     ○乾くと剥離剤が顔料との間に入って消しやすい
  • 1日以内に消す
     ○長く放置すると線が消えにくくなる
  • イレーザーは定期的に洗う
     ○来たないとホワイトボードが汚れる原因なる

 

基本的には、上記のポイントに気を付けたい。

ホワイトボードのコーティングにも注意

ホワイトボードに消えない線が出来るのは、マーカーやイレーザーだけが原因ではない。

 

場合によっては、ホワイトボードそのものに原因があることも。

 

ホワイトボードには、丈夫なホーローと少し弱いステンレスがある。

 

だけど、どちらも、長く使っていると垢やヤニなどで消えない線が出来やすくなるという共通点がある。

 

だからメンテナンスとして、定期的にホワイトボードはキレイにする事は必須。

終わりに

ホワイトボードに残る消えない線。

 

それを消そうとするのなら、まずは何が原因で線が残っているのかを推測する。

 

この後で、線を消す作業に入る事になる。

 

原因を特定していないと、効率的に線を消せないので無駄にホワイトボードに負担をかける事になりかねない。

 

そうなるとホワイトボードの寿命を縮める事になるから、原因特定はしっかりと行うようにしたい。

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