臭い玉というのは、口臭の原因になったりもする。
この臭い玉というのは、喉にできる白い粒で膿栓(のうせんという名前もある。
臭い玉その物は口臭の原因に名はなるけど、それ以外の害はないけど、病気のサインである事がある点には注意が必要。
今回は、臭い玉の取り方と正体についてお伝えする。
臭い玉の取り方は簡単!
臭い玉の取り方は、コツさえ掴んでしまえば簡単。
綿棒を使って取る方法もあるけど、オススメはうがいをして臭い玉を取る方法。
なぜなら、綿棒を使った取り方は大変だし粘膜を傷つける可能性があるから。
臭い玉のうがいによる簡単な取り方
臭い玉の簡単な取り方であるうがい。
このとき有効なうがいの方法は2種類が存在する。
うがいによる臭い玉の取り方:1
臭い玉は、喉の奥に付着している。
だから、うがいで臭い玉を取る場合は喉の奥まで水を届ける必要があるということ。
この点さえ気を付ければ、通常のうがいと変わらない。
何度かうがいを繰り返すと、唾液と一緒に臭い玉が出てくる。
うがいによる臭い玉の取り方:2
オススメのうがいによる臭い玉の取り方はコチラ。
オハうがいっていう方法で、「オーハー、オーハー」とうがいの最中に言い続けるという方法。
- 多めに水を含むという点
- うがいの最中はオーハーと言い続ける点
- 水を吐きだすときは、タンを吐きだすように喉に力を入れて水を吐く点
この3点に気を付けることになる。
綿棒で取る位なら病院に行こう
綿棒を使う方法はオススメしていないから、ここではご紹介しない。
失敗して粘膜を傷つけると、細菌が入ったりするから面倒。
だから綿棒を使う位なら、病院に行く事をオススメする。
病院での臭い玉の取り方
病院で臭い玉を取るって聞くと、「ちょっとお高いんじゃなくて?」なんて感じるかもしれないけど120円程度。
この120円というのは、保険点数40点で3割負担の場合。
膿栓処置と呼ばれる方法で、内視鏡を使いながら専用の器具で臭い玉を吸引して更に腺窩の洗浄もしてくれる。
ちなみにこの施術は、耳鼻咽喉科で行ってもらえる。
臭い玉が出来る原因は?
臭い玉は、リンパ球、白血球、細菌、食べカスなどが固まって生じる。
細菌の死骸が大半であるため、細菌の死骸の塊と称される事が多い。
なぜ細菌の塊が口の中にできるのか?
空気中に存在する細菌。
この細菌が口の中に入ると、喉にある免疫器官の扁桃(へんとう)で捕まる。
細菌が捕まり続けると、扁桃の表面に損じする小さな穴(腺窩)に細菌の死骸が溜まっていき臭い玉となる。
臭い玉は病気発生の合図かも
臭い玉そのものには害はない。
せいぜい口臭の原因になる程度。
でも、臭い玉が長い期間で続けるのなら、それは病気になっている合図かもしれない。
臭い玉が教える病気
臭い玉が長い期間で続けるのなら、それは免疫系の異常が原因の可能性がある。
免疫系に異常が生じると、細菌がいなくても活発に活動をしてしまい肌荒れなどの原因に。
さらには、腎臓病を引き起こすことすらある。
病気の可能性のある臭い玉発生の頻度
臭い玉が月に3回以上出る。そして3ヶ月以上それが続くのなら、慢性扁桃炎になっている可能性がある。
この慢性扁桃炎を放っておくと、免疫系の異常が起こりやすくなり、腎臓病などに発展していく可能性があるので注意。
とうぜん対処は早い方がいいので、臭い玉が月に3回以上出るのが2ヶ月間続いたら、病院に行く事を考えた方が良いかもしれない。
臭い玉の特徴とは?
臭い玉の見た目は、乳白色、黄緑色、薄黄のいずれかである事が多い。
触るとブヨブヨしていて、大きさは米粒程度。
潰すと細菌の死骸だけあって、酷い臭いを放つ。
その臭いは、大きく穴のあいた虫歯や下水道に例えられるほど。
臭い玉の発生を自己チェック!
あなたの口の中に、臭い玉が発生していないか以下をチェックしてみよう。
特に4つ目は、臭い玉が生じている可能性が高いから要注意。
- 口臭が消えない
- 上を向いてうがいをすると変な臭いがする
- 歯磨き後も変な臭いがする
- 喉の奥にある小さい穴に左右に白っぽい塊がある
終わりに
口臭の原因にもなる臭い玉。
動画を探した場合、汚い映像が一緒についてくるので今回は掲載しなかった。
臭い玉の取り方を探すと、もっとも多く発見できる動画が綿棒を使った方法。
でも綿棒を使った方法は、粘膜を傷つける可能性があるのでオススメ出来ない。
個人的にはオハうがいの方が良いと思うので、綿棒ではなくそちらを推奨させて頂く。
なお、youtubeで、オハうがいと入力すれば動画が少しだけ見つかるので、興味のある方はそちらでね☆-( ^-゚)v