お風呂上りには、異常なまでに身体がかゆくなることがある。
とうぜんながら、爪でかいてしまうのは肌によくない。
だから相応の対処を知っておく必要がある。
今回は、そんなお風呂上りに身体がかゆいときどうすればよいのかについてお伝えする。
お風呂上りに身体がかゆいときの対処法
お風呂上りに身体がかゆいと感じるのには原因がある。
だから、かゆいときの対処方法も違ってくる。
- 水分不足
○お風呂に入ると皮膚の水分が減る
→皮膚が脆くなりヒビ割れ状態に
○クリームを塗って保湿するとよい - 体質にあっていない
〇石鹸、シャンプー、ボディーソープが
○疱疹やただれが出るなどする
○なるべく医師に相談する - 力を入れて体を洗っている
○本来、石鹸などを使わなくても体の大半の汚れは落とせる
→使う必要があるのは脇や足、陰部くらい - 毛細血管が広がる
○入浴すると温まり血行が良くなる
○水を体にかけるなどするとよい - 身体の脂が流れた
○皮膚が乾燥しやすくなる
→乾燥した部分はかゆくなる
○クリームを塗って保湿するといい
これらがお風呂上りに身体がかゆいと感じる主な原因。
お風呂上りに頭皮がかゆい場合
お風呂上りに身体ではなく頭皮がかゆくなる時がある。
このような場合、シャンプーやリンスの問題であることがある。
シャンプーやリンスで頭皮がかゆくなる原因
シャンプーやリンスが、しっかりと洗い流せていない場合は頭皮がかゆくなることが。
それ以前に使ったシャンプーやリンスが体質に合っていない場合もある。
シャンプーなど以外の原因1
シャンプーやリンス以外では、頭皮に細かな傷がついた場合もかゆくなる。
細かな原因がつく場合、頭皮を爪を立てて洗っていることが多い。
シャンプーなど以外の原因2
頭皮の質が乾燥していたり脂性だったりした場合も、お風呂上りに頭がかゆくなる可能性がある。
フケが出やすい場合は肌が乾燥している証拠なので、乾燥肌用のシャンプーを使う。
頭皮を触り油っこい場合は、脂性用のシャンプーを使う。
頭皮が原因の場合は、このように使うシャンプーに気を付けることでかゆみが解消されることがある。
お風呂による肌の乾燥を防ぐ
お風呂が肌を乾燥させることもある。
その要因はいくつかあるけど、とりあえずは乾燥を防ぐために以下の4点は注意するようにしたい。
- お湯の温度を低めに設定する
○湯舟は38度~40度が目安 - 保湿剤はケチらない
○保湿剤は意外と多い量を使うことになる
→もったいないとケチらないようにする - 湯舟に長く浸かりすぎない
- 体を長く洗い続けない
肌の乾燥を防ぐオイル
お風呂上りにオイルを塗ることで肌の乾燥を抑えられる。
そのオイルの中でも特に有名なのが馬油。
でも合う人と合わない人がハッキリ分かれるという特徴もあるので、パッチテストをしっかりと行った方がいい。
そんなオイルは、最近アボガドオイルを使うという方も増えている。
これはアボガドオイルはアレルギーを起こしにくいとされているため。
とはいえ、やはり体質によっては合わないこともあるので事前のパッチテストはしっかりと行っておきたい。
パッチテストの方法
パッチテストは、専用の道具も販売されている。
でも、そういった道具をわざわざ使う人は少ない。
多くの人は、特別な道具をつかわずにパッチテストを行う。
パッチテストを行う場合、皮膚の柔らかい部分にオイルを塗る。
そして拭き取らずに半日~1日放置して、アレルギー反応が出ていないかチェックするという形となる。
なお異常を感じたら、即座に石鹸で洗い落とすなど素早い対応が必要となる。
おわりに
お風呂上りに身体がかゆいと感じるのには、ちゃんと理由が存在している。
今回は、その理由の中でも代表的なものをお伝えした。
これらの中でも、特に毛細血管が広がって血行が良くなることが原因のかゆみは誰もが起こる可能性がある原因。
だから体を冷やすための保冷材などを、常に冷凍庫などの中に用意しておくのも良いかもしれない。