使い道のない土地

暑さ対策の1つに、ペットボトルに水を入れて凍らせるというものがある。

 

この凍ったペットボトルは、部屋に置いておくだけで湿度を下げる効果を期待できるl。

 

その原理は……

凍ったペットボトルに空気中の水分が冷やされる→結露となる→ペットボトルの表面に付着する

 

凍ったペットボトルを利用した湿度調整は手軽に使えるので、寝苦しい夏の夜などにも活躍してくれるはず。

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暑さ対策に使うペットボトルについて

湿度調整に使うペットボトルは、1.5L~2Lのものがおすすめ。

 

ペットボトルのサイズが大きいほど、除湿できる量が増える。

 

なお中の水を凍らせたペットボトルを部屋に置いておくだけで、平均で4%~10%の湿度をとってくれる。

 

注意点

ペットボトルを凍らせる場合、いくつか注意点が存在する。

 

とりあえず以下の3点に気を付けることから始めよう。

 

注意点
  • ペットボトルに入れる水は7~8分目
     ○満タンまで入れると
      →凍ったときにペットボトルが破裂することが
  • 完全に凍らせる
     ○凍っていない状態だと
      →除湿効果は期待できない
  • 置くときは結露に注意
     ○部屋に置くと結露で濡れる
      →ペットボトルは器の上かタオルで包むかする
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暑さ対策にペットボトル氷と扇風機の併用を!

凍らせたペットボトル(ペットボトル氷とも呼ばれる)を扇風機と組み合わせると、さらに暑さ対策としての活躍度をあげられる。

 

このときの扇風機に加わる効果は以下の3つ。

 

ペットボトル氷と扇風機を合わせる効果
  • 扇風機の風が冷える
     ○凍ったペットボトルの温度によって
  • 気化熱
     ○水分が気化するときに熱を奪う効果が加わる
      →扇風機の風が冷える
  • 除湿
     ○室内の湿気がペットボトルの結露となる
      →湿度が下がる

 

また電気代がエアコンよりも安くて済むので、節電目的で利用する方も多い。

 

扇風機との併用方法

ペットボトルと扇風機の併用は、ペットボトルを扇風機の近くに置くだけでOK。

 

でもペットボトルを扇風機の前と後ろのどちらに置くのかによって、その効果に多少の違いが生じるので注意をした方が良いかもしれない。

 

前(風の当たる場所)に置くと、部屋全体を少しだけ涼しくしてくれる。

 

扇風機の後ろに置くと、風がより冷たく感じられる。

 

ペパーミントで効果アップ!

扇風機

扇風機ペットボトル氷を併用するとき、ペパーミントの香りを加えるとさらに効果アップ!

 

ペパーミントの香りが加わるだけで、体感温度が4度ほど下がるとされている。

 

もしもペパーミントを使うのなら、アロマスプレーの形で使うと手軽でよいかもしれない。

 

アロマスプレーを使う場合

まずアルコールに対応したスプレーボトルを用意する。

 

そうしたらスプレーボトルの中で、精製水(45ml)、エタノール(5ml)、ペパーミント精油(5~10滴)を混ぜる。

 

これでペパーミントのアロマスプレーが完成する。

 

なおペパーミント精油の代わりにハッカ油を使ってもOK。

 

扇風機とペットボトル氷を併用するメリット

扇風機とペットボトル氷を併用するメリットとデメリットをまとめると以下のような感じになる。

 

扇風機とペットボトル氷を併用するメリット
  • 電気代をエアコンよりも節約できる
  • 部屋の空気をエアコンよりも循環できる
  • エアコンと比べ乾燥しすぎることが少ない
  • エアコンが苦手な方でも合う人が多い

 

扇風機とペットボトル氷を併用するデメリット
  • エアコンよりも効果が出るのがゆっくり
     ○温度も湿度も変化が緩やか
  • エアコンよりも準備が必要
     ○エアコンはボタン1つでOK

 

おわりに

今回は暑さ対策にペットボトルを使おうというお話をさせていただいた。

 

ペットボトルを凍らせて使うことは、エアコンの無い場所でも使えるというメリットもある。

 

またエアコンが苦手な方の熱中症対策にも使える。

 

だから知っておいて損のない知識かなって思うよ☆-( ^-゚)v

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