花火大会

夏になると、関東でも有名な夏祭りが多く開催されるようになります。

ですが数が多過ぎて家族や友人、大切な人とどの夏祭りに行けばよいのか迷ってしまう方も……。今回の記事では、関東で開催される有名な夏祭りを紹介させて頂きます。

今年の夏は、非日常的な空間で日本の伝統文化や活気ある雰囲気に浸り、大切な人と特別な時間を共有しませんか?

関東各地の個性が光る有名夏祭り

関東地方には、地域ごとの個性を活かした夏祭りが多数あります。ここでは、東京の華やかな祭事から、神奈川・埼玉・千葉・北関東まで、多彩な夏の祭りを紹介します。今年の夏の計画作りにお役立てください。

東京の夏祭り

日本の首都・東京では、伝統ある祭事から現代的なイベントまで、夏祭りが豊富に開催されています。アクセスの良さもあり、気軽に夏の風情を楽しむには最適です。

深川八幡祭り(富岡八幡宮例大祭)

江戸三大祭りのひとつとして名高い深川八幡祭り。3年に一度の「本祭り」では、通称「水掛け祭り」として知られ、神輿に水を掛けながら練り歩く様子は迫力満点。観客もずぶ濡れになる覚悟が必要ですが、これは夏の醍醐味です。

開催地富岡八幡宮(東京都江東区)
アクセス東京メトロ東西線・都営大江戸線「門前仲町駅」すぐ
開催時期毎年8月15日前後(本祭りは3年に一度)
見どころ50基以上の神輿による連合渡御、水掛け神輿

阿佐ヶ谷七夕まつり

「流行に敏感な笹飾り」を合言葉に、阿佐ヶ谷駅前の商店街が色鮮やかに彩られる阿佐ヶ谷七夕まつり。時事ネタや人気キャラクターの装飾は、SNS映え間違いなしです。笑える飾りから感動するものまで、飽きることはありません。

開催地阿佐ヶ谷パールセンター商店街(東京都杉並区)
アクセスJR中央線「阿佐ヶ谷駅」南口すぐ
開催時期8月上旬(5日間程度)
見どころ手作りの七夕飾り、個性的な屋台グルメ

麻布十番納涼まつり

セレブな街で昔ながらの縁日を体験!?麻布十番納涼まつりは、老舗の味から高級料理まで味わえるグルメ祭りとしても人気。食いしん坊の胃袋が歓喜する、都内屈指の「おいしい」夏祭りです。

開催地麻布十番商店街(東京都港区)
アクセス東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番駅」すぐ
開催時期8月下旬の土日2日間
見どころ名店の屋台グルメ、幻想的な提灯の光

中目黒夏まつり

阿波踊りとよさこいが融合した“二刀流”の夏まつり!踊ってよし、見てよし、時に参加もよし。目黒川沿いを舞台に、熱気と笑顔が渦巻く一大イベントです。踊りすぎて翌日筋肉痛になるかは、あなた次第。

開催地中目黒駅周辺商店街・目黒川沿い(東京都目黒区)
アクセス東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒駅」すぐ
開催時期8月第1土曜日・日曜日
見どころ阿波踊り・よさこいのパレード、飛び入り参加の可能性もあり

神奈川の夏祭り

神奈川県には、美しい海と歴史ある街並みを舞台にした、魅力的な夏祭りが数多く存在します。東京からのアクセスも良好で、日帰りで楽しめる手軽さもポイント。家族と、友人と、あるいはソロでも、思わず「また来年も来たい!」と叫びたくなるイベントが盛りだくさんです。

湘南ひらつか七夕まつり

関東の七夕といえばココ!「湘南ひらつか七夕まつり」は、日本三大七夕祭りのひとつに数えられる、神奈川県を代表する夏の風物詩。毎年7月上旬、平塚市の中心部が七夕飾りで埋め尽くされ、まるでファンタジーの世界に迷い込んだような景色が広がります。

目を奪われる!圧巻の七夕飾り

この祭りの目玉は、なんといっても約500本にも及ぶ豪華な七夕飾り。地元の商店街や市民団体が一丸となって制作した飾りは、10メートルを超えるものもあり、そのスケールと個性は一見の価値あり。人気キャラクターや時事ネタを取り入れたデザインも多く、子どもから大人まで楽しめます。昼間の鮮やかさと、夜のライトアップによる幻想的な雰囲気のギャップも見逃せません。

見て、食べて、歩いて楽しむ街ぐるみの祭典

飾りだけでは終わりません。祭り期間中は、「ミス七夕」のパレードや地元団体によるダンスや演奏パフォーマンスなど、イベントが盛りだくさん。商店街には屋台がずらりと並び、焼きそば・たこ焼き・かき氷はもちろん、地元グルメまで堪能できます。食べすぎ注意報、発令中です。

歴史ある祭りが、現代でも進化中

この祭りは1951年、戦後の商店街復興を目的に始まりました。仙台の七夕まつりを参考にしながら、平塚らしい創意工夫で進化を遂げ、今では関東屈指の七夕まつりとして国内外から多くの来場者を迎えています。市民の手作り感と、スケールの大きさが両立した奇跡のようなお祭りです。

アクセス情報と開催概要

祭りのメイン会場は、JR東海道線「平塚駅」北口から徒歩すぐの商店街一帯。アクセス抜群で、道に迷う暇もなく七夕気分に突入できます。ちなみに、車で行くと駐車場探しで七夕よりも迷子になる可能性があるので、公共交通機関の利用を強く推奨します。

開催地神奈川県平塚市 平塚駅北口商店街一帯
アクセスJR東海道線「平塚駅」北口より徒歩圏内
開催時期毎年7月上旬の金〜日(3日間)
見どころ500本超の七夕飾り、ミス七夕パレード、多彩な屋台
注意事項詳細なスケジュールは公式サイトで要確認

埼玉・千葉の夏祭り

埼玉県と千葉県では、歴史と文化が息づく伝統行事から、海の幸を楽しめる漁港のお祭りまで、多彩な夏祭りが開催されます。都心からのアクセスも良いため、週末のレジャーにぴったり。電車でサクッと出かけて、日本の夏を全身で感じてみてはいかがでしょうか。

熊谷うちわ祭(埼玉県熊谷市)

関東一の祇園祭と名高い熊谷うちわ祭。熊谷市内が山車と祭囃子で賑わい、文字通り“うちわ”片手に熱気を味わえる、夏の風物詩です。

見どころは「叩き合い」!響き渡る祭囃子

祭りの主役は、笛や太鼓の音色を響かせながら街を練り歩く12台の山車と屋台。「叩き合い」と呼ばれる、囃子のバトルは迫力満点。もはや祭りというより、音の格闘技大会。観ているだけで鼓膜が夏に染まります。

夜の提灯、幻想的なフィナーレ

最終日の「巡行祭」では、山車と屋台が勢揃いし、昼と夜の2つの顔を見せます。提灯が灯ると、あの熱気もどこか風流に。まさに“光と音”の共演です。

開催地埼玉県熊谷市中心市街地(八坂神社周辺)
アクセスJR高崎線「熊谷駅」より徒歩圏内
開催時期毎年7月20日〜22日
見どころ叩き合い、提灯の山車、うちわの配布

佐原の大祭(千葉県香取市)

ユネスコ無形文化遺産に登録された「佐原の大祭」は、歴史ある町並みを背景に、巨大な人形山車が優雅に進む、まさに“動く博物館”。歴史好きも、インスタ映え狙いも満足間違いなしです。

歴史の登場人物が動き出す!巨大人形山車

高さ約4メートルの山車に乗るのは、歴史や神話の英雄たち。繊細に作られた人形は、今にも話しかけてきそうなリアルさです。曳き手たちの力強さと、山車の優雅さのギャップも見応えあり。

町全体が舞台、小野川の風景も必見

祭りのハイライトは忠敬橋の上での曳き廻し。江戸時代の風景がそのまま残る街並みの中で、山車が堂々と進む姿はまさに時空を超えたエンタメ。ちなみにスマホの電池が切れても泣かないでください、記憶にしっかり焼き付けて。

開催地千葉県香取市佐原(小野川沿い)
アクセスJR成田線「佐原駅」より徒歩圏内
開催時期毎年7月第2金〜日
見どころ巨大人形山車、町並みとの調和、忠敬橋での曳き廻し

秩父川瀬祭(埼玉県秩父市)

水に飛び込む神輿!?秩父川瀬祭では、清流に神輿を担ぎ入れる「川瀬渡御」が名物。自然と伝統が融合した、アドレナリン全開の夏祭りです。

川に入る神輿!涼しいを通り越して熱い

担ぎ手たちは、荒川の冷たい水に入りながらも、神輿を高く掲げて進みます。観客も水しぶきを浴びる可能性大なので、観覧場所選びは慎重に。濡れても笑って楽しめるのが夏祭りの醍醐味です。

花火で締める、秩父の熱い2日間

祭りの夜には、花火が打ち上げられ、空と川、そして人々の心を彩ります。夜空に咲く大輪の花火と、神輿の勇ましい姿が織りなすコントラストはまさに絶景。感動のあまり「帰りたくない症候群」になる人も。

開催地埼玉県秩父市(秩父神社周辺)
アクセス秩父鉄道「秩父駅」または西武秩父線「西武秩父駅」より徒歩
開催時期毎年7月19日・20日
見どころ川瀬渡御、神輿、水しぶき、夜の花火

銚子みなとまつり(千葉県銚子市)

漁業の町・銚子が本気を出すとこうなる!銚子みなとまつりは、港町ならではの熱気と、鮮度抜群のグルメ、そして花火まで楽しめる、夏の「全部盛り」です。

漁港の活気、食欲全開!

地元の漁師さんも大集合。威勢のいい掛け声と共に、新鮮な海の幸がその場で焼かれ、蒸され、揚げられます。「食べ歩き選手権」があるなら、ここが決勝会場です。

海と花火、ロマンのダブルパンチ

夜になると、港から打ち上がる花火が海を照らします。風に乗る潮の香りと花火の音に包まれて、五感で夏を味わえます。蚊取り線香を忘れずに。

開催地千葉県銚子市(銚子漁港周辺)
アクセスJR総武本線「銚子駅」より徒歩圏内
開催時期毎年8月上旬の土日(2日間)
見どころ港の屋台グルメ、神輿パレード、夜の花火大会

北関東の夏祭り

関東地方の中でも、北関東は地域の伝統や文化を色濃く残す夏祭りの宝庫です。歴史ある行事や迫力満点のパレードなど、地元の情熱が詰まった夏祭りが盛りだくさん。地域の人々との温かいふれあいや、全身で感じるお祭りの熱気を楽しめます。スーツ姿のまま行くと浮きますので、涼しい格好でどうぞ。

水戸黄門まつり

茨城県水戸市で開催される水戸黄門まつりは、歴史好きも時代劇ファンもワクワクする、有名な夏祭りのひとつです。水戸黄門の名にふさわしく、威厳とにぎやかさを兼ね備えた見どころ満載のイベントです。

主な見どころ

  • 水戸黄門パレード:助さん・格さんもばっちり登場!時代衣装での行進はシャッターチャンス満載。
  • 市民カーニバル:地域の人々が創意工夫を凝らした出し物で参加。見ていると、なぜか参加したくなります。
  • 花火大会:金曜夜の打ち上げが恒例。夜空に映える花火が、まつりの雰囲気を最高潮に!

開催概要

開催地茨城県水戸市・水戸駅周辺
アクセスJR水戸駅から徒歩圏内
開催時期8月第1金曜〜日曜(3日間)

水戸黄門まつりは1961年に始まり、今では県内外からの観光客にも親しまれる大イベントです。最新情報は水戸観光協会の公式サイトでチェックを。黄門さまが出迎えてくれるかも?(※出迎えてはくれません)

桐生八木節まつり

群馬県桐生市で開催される桐生八木節まつりは、全国的にも有名な「八木節おどり」が主役の熱気あふれる夏祭り。踊って良し、見て良し、迷ってる暇があったら踊りましょう。

主な見どころ

  • 八木節おどり:やぐらを囲んで老若男女が大集合。知らない人とでもすぐ仲良くなれる不思議な一体感。
  • 神輿の巡行:威勢のいい掛け声とともに街を練り歩く神輿は、まさに夏の風物詩。
  • パレード:地元ならではの趣向を凝らしたパフォーマンスが盛りだくさん。

開催概要

開催地群馬県桐生市・中心市街地(本町通りなど)
アクセスJR桐生駅から徒歩圏内
開催時期8月第1金曜〜日曜(3日間)

この祭りは1965年に始まり、地域文化を生かした市民参加型イベントとして定着しています。やぐらを見つけたら、それはもう踊るサイン。詳細情報は桐生市観光協会の公式サイトでどうぞ。見てるだけでもOKですが、やっぱり踊ったほうが楽しいです。

関東の有名夏祭りを最大限に楽しむためのポイント

関東には魅力的な夏祭りがたくさんありますが、せっかく訪れるなら、暑さや混雑も含めて快適に楽しみたいですよね。ここでは、服装・持ち物・アクセス方法など、関東の有名夏祭りをとことん満喫するための実践的なヒントをご紹介します。「準備8割、楽しさ120%」が合言葉です。

祭りをもっと快適に!服装と持ち物チェックリスト

祭りに出かける日は、楽しさと同じくらい暑さとの戦いでもあります。そこでまずは、快適に過ごすための服装と持ち物のポイントをチェックしましょう。浴衣もいいけど、熱中症になったら元も子もありませんよ。

おすすめの服装

  • 通気性が良く、吸汗速乾素材のシャツやトップス
  • 締め付けの少ない動きやすいパンツやスカート
  • 浴衣を着る場合は、着崩れしにくい着付けを
  • 履き慣れた下駄、草履、またはサンダルやスニーカー
  • 日中は帽子やサングラス、日傘で紫外線対策
  • 夜は冷え込むこともあるので、薄手の羽織ものを用意

あると便利な持ち物

  • ハンカチやタオル(汗ふき用)
  • 飲み物(保冷バッグに入れると冷たさキープ)
  • 千円札や小銭(屋台はキャッシュレス非対応も多し)
  • 折りたたみ傘やレインコート(突然の雨に備えて)
  • スマホとモバイルバッテリー(写真も連絡も命綱)
  • レジャーシートや携帯イス(花火観覧時に重宝)
  • 虫よけスプレー&かゆみ止め(夏の必需品)

子連れ参加の注意点

  • 着替え、ウェットティッシュ、お気に入りのおもちゃ
  • 迷子対策として連絡先入りの名札やシール
  • おやつや飲み物で「ぐずり」を回避

ちなみに、スマホで夢中になりすぎてレジャーシートを風で飛ばされた人もいます(編集部調べ)。荷物はしっかり固定しましょう。

混雑を避けてスムーズに!アクセス方法と快適に過ごすヒント

関東の有名夏祭りには、全国からたくさんの人が訪れます。人混みに埋もれたくない!という方のために、アクセスの工夫や、混雑を上手に回避するコツをまとめました。知ってるだけで快適度が段違いです。

アクセスの基本は公共交通機関

  • 電車・バスの利用が基本。会場周辺は交通規制が多く、車での乗り入れは非推奨。
  • 事前に時刻表やバス路線を調べて、ゆとりある移動を。
  • ICカード(Suica・PASMOなど)にチャージしておくと、券売機の列に並ばずに済みます。

混雑を避けるためのワザ

  • 祭り開始の1〜2時間前に到着すると、屋台もゆっくり楽しめます。
  • メイン通りは混雑必至。裏道や裏会場は意外と空いています。
  • 地図で事前にトイレや休憩場所をチェック。トイレ難民にならないために。
  • 帰宅ラッシュは終電前がピーク。早めに帰るか、少し離れた駅を使うのもアリ。

アクセス情報のまとめ

おすすめ交通手段電車・バス(ICカード利用推奨)
注意点交通規制、満車、渋滞に注意
帰宅時のコツ早めの移動 or 遠めの駅を使う

ちなみに、駅で迷ってる人に道を聞かれがちな人は、地図アプリを事前に開いておくと「できる人」っぽく見えて好感度アップです(たぶん)。

最高の思い出を写真に!撮影スポットと撮影のコツ

関東の有名な夏祭りを訪れるなら、素敵な写真を残したいと思いませんか?SNS映えを狙いたい方も、思い出を形にしたい方も、撮影のポイントを押さえれば「#夏祭り映え」間違いなしです。ここでは、撮影にぴったりのスポットと、誰でもできる撮影テクニックをご紹介します。

おすすめの撮影スポット

夏祭りらしい一枚を撮るためには、雰囲気のある背景選びが重要です。背景が”映え”れば、モデルは誰でも七割増し(※当社比)です。

  • 提灯がずらりと並ぶエリアは定番の映えスポット
  • 湘南ひらつか七夕まつりの巨大な飾りは圧巻
  • 佐原の大祭では、山車に載った大人形と一緒に撮影を
  • 屋台の通りは活気あふれる雰囲気が出せて◎
  • 浴衣姿を撮るなら、後ろ姿や歩いている自然なシーンがおすすめ
  • 花火大会がある場合は、打ち上げ花火を背景に人物を入れてドラマチックに

撮影のコツ

「写真は光が命」と言われるように、撮影テクニック次第で仕上がりが劇的に変わります。ちょっとした工夫でプロっぽい写真に近づけますよ。

  • 明るい時間帯は順光で撮影(被写体の顔に光が当たるように)
  • 夜はスマホのフラッシュや、ISO感度を上げて明るさを確保
  • 背景を適度にぼかすと、被写体がグッと引き立ちます
  • 屋台グルメは上からの俯瞰や、手元のアップで美味しそうに
  • 花火の撮影は三脚+長時間露光で芸術的に(スマホでもOK)
  • 撮影中は周囲への配慮も忘れずに。後ろに山車が迫ってきても「シャッターチャンス!」とは言わないでください
時間帯撮影のポイント
昼間順光を意識して明るく撮影
夕方~夜フラッシュやISO感度を調整
花火三脚と低速シャッターで幻想的に

夏祭りを安全に満喫するために知っておきたいこと

関東の夏祭りは人出も多く、熱気もすごいぶん、安全対策がとても重要です。「楽しかったけど大変だった…」とならないために、最低限のポイントをしっかり押さえておきましょう。焦らず慌てず、夏を満喫しましょう。

暑さ対策をしっかりと

関東の夏は侮れません。特に昼間の屋外イベントは「溶けるんじゃないか」と思うほどの暑さになることも。熱中症対策は自己責任です。

  • こまめに水分補給(「喉が渇いた」では遅い!)
  • 日陰や冷房の効いた場所で適度に休憩
  • 冷たい飲食物で体温調整
  • 体調に異変を感じたら、すぐに休む・救護所へ

人混みでの事故防止

混雑する場面では、一瞬の油断がトラブルの元です。特に子連れの方は、「迷子あるある」に要注意です。

  • お子様とは必ず手をつなぐ or ハーネスを使用
  • 万が一に備えて、集合場所を事前に決めておく
  • 連絡先を記したメモや名札を持たせる
  • 人の流れに逆らわず、ゆっくり行動する

貴重品の管理

「お祭り=財布スリスリ危険地帯」なんて言い過ぎですが、油断は禁物。楽しい雰囲気の中でも、しっかりガードを。

  • 財布やスマホは前ポケット or チャック付きのカバンに
  • リュックの場合は前に抱えると安心
  • 家族・友人の連絡先は紙でもメモして携帯

会場での行動マナー

会場周辺では普段と違う交通ルールが適用されます。安全に楽しむためにも、ちょっとした配慮が大切です。

  • 交通規制区域では警備員の指示に従う
  • 山車・神輿の通過時は、ロープの内側で見物
  • 道路を横断する際は歩行者用の通路を利用
リスク対策
熱中症水分・休憩・冷却を忘れずに
迷子手つなぎ+連絡先メモで備える
盗難体の前で持ち物を管理
事故人の流れに逆らわず、案内に従う

ちなみに「神輿に夢中で道に迷った」という武勇伝をお持ちの方は、今年こそ冷静に祭りを楽しんでくださいね。

関東の夏祭りに関する豆知識

関東の有名な夏祭りへ行くとき、疑問や不安を感じることもあるかと思います。ここでは、よくある質問への回答を通じて、祭りをもっと快適に楽しむための情報をお届けします。

子連れで夏祭りに参加するときのポイント

小さなお子さん連れでも、事前の準備と情報収集で安心して楽しめます。おむつ替えや授乳、休憩場所などの確認が重要です。

  • 会場周辺や商業施設に臨時の授乳室・おむつ替えスペースが設置されている場合あり
  • 公式サイトや観光案内所で事前情報を確認しておくのが安心
  • ベビーカー貸し出しや荷物預かりなど、子連れに配慮したサービスも提供される祭りあり
  • 射的・金魚すくいなど、お子さまも楽しめるイベントをチェックしておくと◎

授乳ケープを持参すると、急な授乳にもスマートに対応できます。

車で夏祭りに行く場合の駐車場と交通規制の注意点

車で参加を検討している場合は、交通規制や駐車場情報を事前に把握しておくことが快適な参加のカギです。

  • 多くの会場で交通規制があり、駐車場が使えない場合や混雑が予想されます
  • 可能なら公共交通機関の利用を強くおすすめします
  • どうしても車なら、会場から離れた提携駐車場+徒歩やバスの組み合わせを検討
  • 駐車場の事前予約が可能な祭りでは、早めの確保が安心
  • 交通規制の範囲や時間帯は公式サイトなどで必ずチェック

カーナビ任せではなく、交通規制情報に基づいた迂回ルートの計画も忘れずに!

浴衣を着て夏祭りに参加したい方へ

浴衣で参加すると、日本の夏らしい風情や一体感を楽しめます。着付けやレンタル方法も事前に調べておくと安心です。

  • 祭り会場や駅近くに浴衣レンタル・着付け店があることが多く、手ぶらで参加できる場合も
  • レンタルプランには浴衣、帯、下駄、巾着など小物がセットになっていることが多く便利
  • 人気柄や希望サイズはすぐ予約で埋まるため、できるだけ早めの予約がベター
  • 宿泊施設や美容院で着付けサービスを提供していることもあるため、事前確認を

浴衣を着るときは、着崩れ対策としてしっかり締めてもらい、歩きやすい下駄や草履を選ぶのが吉です。

まとめ

関東の有名夏祭りを安心して楽しむためには、事前に必要な情報を調べて備えることが大切です。子連れ参加、車でのアクセス、浴衣の着用、それぞれに適した準備と確認があれば、当日は心地よく祭りを満喫できます。この記事があなたの夏祭り計画の一助となり、最高の思い出づくりにつながれば幸いです。

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