祇園祭 山鉾の見学を300%楽しむコツ
祇園祭は蒸し暑さ真っ盛りな時期に行われる。
更に盆地なのため無風で、
その暑さは一層険しいものとなる。
そんな祇園祭は人気での山鉾巡業は、
夏の暑さを経験しても再び訪れる人がいる出し物。
今回は祇園祭の山鉾を楽しむコツをまとめる。
そもそも祇園祭や山鉾 とは?
祇園祭は京都市東山区の八坂神社の祭礼で,
9世紀から続いている。
7月1日から1ヶ月間行われるお祭り。
- 宵山…7月14日~16日
- 山鉾巡行…7月17日
- 神輿渡御…7月17日
祇園祭は屏風祭の異名を持ち、
旧家や老舗が伝来の屏風などの宝物を披露。
屏風祭としての祇園祭も是非楽しみたい。
そして注目度が高い山鉾巡行は、
重要有形民俗文化財である山鉾が主役で、
公道を山鉾が走る姿は祇園祭の象徴といえる。
祇園祭 山鉾の穴場的 楽しみ方
祇園祭は人が凄い。
特に7月17日の山鉾巡行は、
人が凄まじく身動きがとれないほど。
しかし山鉾巡行にこだわらないのなら、
ゆっくりと山鉾を写真を撮ったりすることは可能。
そんな山鉾を楽しめるヒントをご紹介する。
日にちに関しては祇園祭の運営者側の都合で変更することもあるので、
以下の情報に関しては公式サイトと見比べながらご利用いただきたい。
7月10日
鉾建て…鉾建ては分解収納されていた山・鉾を組み上げて懸装を施す作業。
鉾建ては一部の鉾町が行っている。
楽しむヒント…四条烏丸辺りであれば1時~2時ごろを目安に行くと大凡の様子も判る。
祇園祭のHPに日程が掲載されている。
7月13日
稚児社参…お稚児が八坂さんを参拝する日。
同時に13日は各鉾町の鉾が建て組み終わる頃でもある。
楽しむヒント…厄よけ粽等を配布販売し始める時期でもある。
運が良い人であれば鉾に上がれることもある。
7月16日
宵山…祇園祭 山鉾 16日は宵山。
宵山は通りに山や鉾が並び夕方からは歩行者天国となる。
25万人もの人が毎年歩いていて19時頃には大混雑になる。
楽しむヒント…15時頃から山鉾を見物して回ること。
町屋に飾られた旧家や老舗が伝来の屏風などの宝物もチェック。
※一番人気の薙刀鉾は四条烏丸にあるから人混みが凄まじく、
宵山に四条烏丸に向かうのなら色々と諦めたほうが良い。
7月15.16日
宵々々山,宵々山…15.16日は置きっぱなしとなる山鉾。
車道として普段使われている場所に置かれており勝手に見ることが可能。
楽しむヒント…真夜中はライトが消されている。
写真撮影などが目的であれば朝早くに行くのが良い。
宵山・山鉾巡行中
くじ改めのシーン…モニター放送はされていない。
くじ改めは山鉾が来るのを待ち続けてから
楽しむヒント…KBS京都テレビとBSフジ(全国放送)は山鉾巡行の生中継を毎年放送。
くじ改めのシーンは人気が高く多くの山鉾の場面を生中継している。
携帯で見られるかチェックをし携帯+実物の両方を見るのも…
以上が祇園祭の山鉾を300%楽しむヒント。
祇園祭の山鉾を見学するときに考慮すると、
時間を効率的に利用できる…かもしれない。
祇園祭は歴史のある祭りで規模も大きい。
このような歴史と規模が揃った祭りは、
少しでも本を読んでおき現地で友人や家族に知識を披露すると
祇園祭という権威の力も加わり高評価を得やすい。
コツは山鉾を見ている時に山鉾について語るなど、
目の前に実物がある時に語るのがポイント。
祇園祭 山鉾の見学を300%楽しむヒント まとめ
夏になると様々な催し物が開かれる。
祇園祭の山鉾だけでなく、
お祭りや花火など数えきれないほどの催し物があり、
多くの人が思い出を作る時期でもある。
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独り花火は滲んで見えて不思議(´□`。)