
口の中を清潔にする道具である歯ブラシ。
その歯ブラシが汚れていると、逆に口の中を汚してしまうことも。
このような事態を防ぐためにも、歯ブラシは清潔さを保ちたい。
でも歯ブラシの汚れは落としにくいから、少し工夫をした方が良い。
今回お伝えするのは、歯ブラシが汚れている場合に試したい汚れを落とす方法。
歯ブラシの汚れの原因
歯ブラシの汚れと一言でいってもいくつか種類がある。
汚れの代表格が食べカス。
食べカスは歯を磨いたときにつく汚れ。
でも馴染み深い汚れとして、他にも黄ばみ、黒くなる、ピンク色になるなどもある。
黄ばみは最近が原因、黒くなるのはカビが原因、ピンク色になるのは水垢が原因となる。
これから、これらの汚れの落とし方についてお伝えしていく。
食べカスの落とし方
食べカスは、物理的な方法を使って手作業で取り除くのが一般的。
つまようじなど先の尖った細い物を使って食べカスは取り除こう。
他の汚れの落とし方について
黄ばみ、黒くなる、ピンク色になるなど、他の汚れについては以下の方法を使うことになる。
これらの方法を実践した後、食べかすが残っている場合も多い。
そういった食べかすについては、つまようじなどを使って取り除く必要がある。
重曹+酢
重曹と酢を使った方法は、化学反応で発生する泡の勢いで汚れを落とす方法。
まず歯ブラシの毛の部分に重曹をかける。
次に重曹の上に酢をかける。
すると化学反応で泡がブクブクと発生するのでしばらく放置。
この泡の勢いで細かな汚れが落ちる。
そして泡が出るのが終わったら、水道水でしっかりと洗い流そう。
この後は水けをしっかりと切って乾燥させて終了。
重曹
重曹を使う方法は、比較的安全な方法。
この重曹にはいくつかの種類があるけど、使うのは食品用か医薬品用を使う。
重曹には掃除用もあるけど、こちらは不純物が多いので歯ブラシへの使用は避けよう。
- 重曹
- ぬるま湯
- 容器
やり方は以下のような感じ。
- 容器に重曹を入れる
- ぬるま湯を入れて十三を溶かす
- 歯ブラシを浸ける
- 黄ばみなどが取れたら取り出す
- 水道水で重曹水を洗い流す
- しっかりと乾燥させる
上記の工程が終えた後、食べカスが残っていた場合は別途つまようじなどで取り除いてから乾燥させよう。
クエン酸
クエン酸も比較的安全な方法。
使うクエン酸にも重曹と同じく、掃除用、食品用、医薬品用がある。
とうぜん歯ブラシに使うのは食品用か医薬品用になる。
- クエン酸
- 水
- 容器
やり方は以下のような感じ。
- 容器に水を入れる
- クエン酸を少し入れて溶かす
- 歯ブラシを中に入れてしばらく置く
- 水洗いをする
- しっかりと乾燥させる
重曹と同じく、食べカスが残っていた場合は別途でつまようじで取り除くことになる。
歯ブラシの基本的な洗い方
歯ブラシには、汚れを落としやすい洗い方がある。
まず植毛部(毛の根本)を揉むようにして洗う。
次に水を溜めたコップの中に歯ブラシの毛の部分を入れて、音が立つくらいの勢いで水をかき混ぜる。
これである程度の汚れが落ちる。
もちろん毛に残った食べかすをつまようじなどで取り除くことも行いたい。
思考の柔軟性も大切
食べカスを取り除く作業というのは時間がかかる。
だから時間が許す場合のみジックリと行いそれ以外は大きな食べカスを対象にする。
このように柔軟に対応するのが現実的だといえる。
そして最後に水を切ってしっかりと乾燥させよう。
歯ブラシを洗った後について
歯ブラシを洗った後は、しっかりと乾燥をさせよう。
乾燥させないと、残った水分によって細菌が繁殖してしまう。
だから洗った後は、清潔な布やキッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取ろう。
そして風通しの良い場所で保管するようにすれば、細菌の繁殖をかなり抑えられる。
歯ブラシに細菌を増やさない方法
歯ブラシの汚れに気を付けるのなら、細菌を増やさない工夫も行いたい。
細菌を増やさないためには、以下のような工夫をするのがオススメ。
- 2本用意をする
○交互に使うことで歯ブラシを乾かす時間を作る
→細菌が繁殖する要因の水分を減らすため - 定期的にコップやスタンドを洗う
○これらの細菌が歯ブラシに移ることがあるため
細菌を増やさないためには、最近を増やす使い方を避けることも大切になる。
だから以下のような細菌を増やす使い方は避けるようにしよう。
- 歯を磨いた後は水で軽く洗うだけ
- 濡れた状態で歯ブラシを補完する
- 複数の歯ブラシを一緒に保管している
○他の歯ブラシと毛先が接触するのが悪い
→細菌が移動してしまう - 湿気のある場所に保管している
○お風呂やトイレなど
歯ブラシ交換のタイミング
歯ブラシの汚れの話とは少しズレるけど、歯ブラシを交換するタイミングについて最後にお伝えしようと思う。
1日に3回使った場合は、およそ30日間で交換するのが目安になる。
一方で電動歯ブラシの場合は、メーカーによっても違うけど60日~90日間が目安になることが多い。
おわりに
今回は、歯ブラシの汚れを取る方法についてお伝えした。
汚れが付きやすく、細菌も繁殖しやすいアイテム。
だから保管方法の見直しを行った後は、使用後の水切りなどをしっかりと行うことを心がけよう。
それでも汚れるのが歯ブラシなので、定期的に汚れを落とすようにもしようね☆-( ^-゚)v