物足りない食事で過ごすことになる事の多いダイエット。
この食事の物足りなさは大きなストレスになるので、食事に関しては色々な工夫が考案されている。
そんなダイエット中の食事の工夫の一つが冷や飯ダイエット。
今回は、そんな冷や飯ダイエットポイントについてお伝えする。
冷や飯ダイエットの効果を得るポイント
冷や飯は、ダイエットに役立つ食べ物。
なぜダイエットに役立つのか知るには、レジスタントスターチという言葉の理解が大切になる。
レジスタントスターチとは?
レジスタントスターチは、太りにくい糖質。
温かいご飯を冷やすことで、デンプンがこのレジスタントスターチになる。
冷や飯ダイエットの効果というのは、このレジスタントスターチによるもの。
だから冷や飯ダイエットが成功するかどうかは、レジスタントスターチがキーポイントとなる。
レジスタントスターチでダイエットできる理由
レジスタントスターチは、食物繊維のような働きをする。
でも食物繊維がミネラルの吸収を妨げる一方で、レジスタントスターチはミネラルの吸収を妨げないという長所を持っている。
このためレジスタントスターチを意識して摂取することで、ダイエット中に多いミネラル不足による貧血やイライラを避けることが可能。
またレジスタントスターチは小腸に届くため、食後の急激に血糖値が上昇するという事態を防げるという特徴がある。
さらにレジスタントスターチは大腸にも届くので、腸内細菌の餌となり腸内環境を整えるのにも一役買ってくれる。
冷や飯をダイエットに活かす3つのポイント
冷や飯は、ただご飯を冷やすだけで作れる。
でも以下のの点に注意をしないと、レジスタントスターチの効果を活かすことができないので注意をしよう。
- 冷や飯は温め直さない
- 冷や飯を作る時はゆっくりと冷やす
- お米の品種に注意
冷や飯の注意点1:冷や飯は温め直さない
温かいご飯を冷やすと、デンプンがレジスタントスターチに変わる。
でも冷や飯を温め直してしまうと、レジスタントスターチはデンプンに戻ってしまう。
だから冷や飯は、絶対に温め直してはいけない。
冷や飯の注意点2:冷や飯を作る時はゆっくりと冷やす
ご飯の冷やし方にも注意が必要。
ダイエットに役立つ冷やし飯を作る時は、冷蔵庫に入れてゆっくりと4℃位にまで冷やすようにすることが大切。
急に冷やすと、デンプンがレジスタントスターチに変わらないのでダイエット効果は期待できないので注意をしよう。
冷や飯の注意点3:お米の品種に注意
冷や飯にするお米の種類にも注意が必要。
冷めてもモチモチした食感の残るお米は、冷や飯にしてもレジスタントスターチができにくい。
だからササニシキのような、食べた感じがサッパリとした品種のお米を選んだ方がいい。
冷や飯をおにぎりで
冷や飯は、温め直すとダイエット効果が失われる。
だから冷たいまま食べることになるけど、あまり美味しくない。
そこでおススメしたいのが、冷や飯をおにぎりやおむすびにして食べること。
おにぎりであれば、冷めた状態で食べるのが普通だから美味しくないと感じることは無いハズ。
さらに中に入れる具材をダイエットに良い物にすることで、さらなるダイエット効果も期待できる。
冷や飯おにぎりに入れたい具材
冷や飯で作ったおにぎりには、腸内をキレイにできる植物繊維の多い具材、腸内の善玉菌を増やせる発酵食品などを入れるといい。
発酵食品については、キムチのように酸味のあるものも多いので好みが分かれるかもしれない。
でも食物繊維の多い具材であれば、キンピラゴボウ、ワカメ、昆布なども選択肢に入るので合わせやすいのではと思う。
おわりに
今回は、冷や飯がダイエットに良いという話をお伝えした。
ダイエットにありがちな食後の物足りなさを最小限に抑えられるのが、冷や飯をダイエットで食べる場合の利点。
だからダイエットによるストレスが少なくて済む。
もちろん食べ過ぎれば太るので、その点には気を付ける必要があるので注意をしよう。
女性であれば、冷や飯は1日にお茶碗3杯ほどまでにした方が良いと言われているよ☆-( ^-゚)v